レモンに期待できるダイエット効果
ポイント食後の血糖値の上昇を抑える
むくみ対策
便秘対策
食後の血糖値の上昇を抑える
食事の前にレモンを取り入れることで、食後の血糖値の上昇を抑えることができると言われています。これは、レモンの栄養素である、クエン酸を含む有機酸や、ポリフェノールのはたらきだと考えられています。食後の血糖値上昇を抑えることは、老化を促進させる要因である「糖化ストレス」を低減させ、若々しさを保つことにつながります。(※1,2)
むくみ対策
レモンの酸っぱさのもとであるクエン酸は、塩味を感じやすくしてくれます。レモンのクエン酸はみかんの約6倍と言われており、果物の中でもトップクラス。減塩の物足りなさをレモンの酸味が補うので、料理に使う塩分量を減らすことができます。その結果、塩分の取りすぎによるむくみを対策することが可能です。(※3,4,5)
便秘対策
レモンなどの果物に含まれる食物繊維や有機酸には、腸を刺激してくれるはたらきがあります。レモンには100gあたり4.9gの食物繊維、3.2gの有機酸が含まれています。便秘のときは、果物などで食物繊維を摂るほか、水分を積極的に取り入れることも重要です。朝、コップ1杯の水を飲むことで、腸を目覚めさせ、動きを活発にさせるのもおすすめ。(※6,7)
レモン水・白湯にもダイエット効果がある?
※画像はイメージです
レモン水・白湯は、ダイエット中におすすめの飲み物です。「レモン水」は水にレモン汁を加えたもの、「レモン白湯」は一度沸騰させたお湯を50℃程度に冷まし、レモン汁を加えたものです。レモン水・白湯は水分を摂れるので、便秘対策につながります。また、レモン白湯は内臓を温め基礎代謝が上がるので、脂肪燃焼が期待できます。(※8)
レモン水はデトックスに効果的?得られる作用を管理栄養士が解説! - macaroni
朝の1杯から始める。「レモン白湯」で体に元気をチャージ - macaroni
ダイエット中に!効果的なレモンの食べ方3選
ポイント食前にレモン水・白湯を飲む
食事にレモン果汁をプラス
レモン酢を取り入れる
食前にレモン水・白湯を飲む
上記で述べたレモン水・レモン白湯は、手軽にできるのが嬉しいポイント。特におすすめなのは、食前に取り入れることです。ごはんを食べる前にレモン水やレモン白湯を飲むことで、食後に血糖値が上昇するのを抑えてくれます。(※1)食事にレモン果汁をプラス
食事の味付けにレモン果汁を活用すれば、塩分を抑えながらも酸味の効いた満足感のある味わいを楽しめます。塩分を抑えた食事はむくみ対策につながるため、ダイエット中の方にピッタリです。いつものサラダの味付けを、レモンを使う減塩ドレッシングに変えるなど、簡単に取り入れることができますよ。(※4.5)レモン酢を取り入れる
研究により、酢を毎日続けて摂ると、内臓脂肪を減らすのに役立つことが明らかになっています。酢のはたらきと、ダイエットに嬉しいレモンの作用を一度に摂り入れられるレモン酢は、ぜひ活用していきたい調味料です。(※9)「はちみつ白湯」の効果がすごい…!上手な作り方や飲み方を解説【管理栄養士執筆】
レモンでおいしく健康にダイエット♪
レモンは、食後の血糖値上昇を抑えるほか、むくみや便秘の対策に役立ちます。また、レモン水・白湯は、ダイエット中に摂りたい水分も同時に摂れるのでおすすめです。ただ、レモンを食べるだけで痩せるわけではありません。運動やバランスの良い食事を心がけながら、レモンをダイエットに役立ててみてくださいね。【参考文献】
※1 食前のレモン果汁摂取による食後血糖値抑制効果を確認 糖化ストレス研究会「Glycative Stress Research誌」に掲載|ニュースリリース | 企業情報|ポッカサッポロフード&ビバレッジ
※2 糖化ストレス研究センター|同志社大学 生命医科学部 アンチエイジングリサーチセンター|糖化ストレス研究センター
※3 レモンのクエン酸で毎日を元気に! - レモンのチカラ|レモンを知る|ポッカサッポロ
※4 知られざるレモンの減塩効果 - レモンのチカラ|レモンを知る|ポッカサッポロ
※5 ナトリウム|e-ヘルスネット(厚生労働省)
※6 便秘の相談・治療について|目黒区 都立大学駅
※7 八訂食品成分表2021|女子栄養大学出版部※8 美容に効く白湯(さゆ)の飲み方|水道直結ウォーターサーバー ウォータースタンド
※9 肥満気味の方の内臓脂肪の減少│おいしさと健康への取り組み│ミツカングループ
(2023/03/22参照)本当に痩せる?「バナナダイエット」のやり方・効果を徹底解説!
ダイエッター必見。止まらない食欲を抑える8つの方法【管理栄養士執筆】
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