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「持ち歩きコーヒー=マズい」からの卒業。味を劣化させないための3つのポイント « ビュー

時刻(time):2023-04-24 08:17源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
コーヒーって時間が経つと、どうしても味が劣化しているように感じませんか? 特に自宅で淹れたコーヒーをマイボトルで持ち歩くなら、なおさら。 そこで、できるだけ朝自宅で淹れたコーヒーをマイボトルで職場に持参する方法はないのか、プロに聞きました! 持ち歩きホットコーヒーのおいしさを持続させるポイントは? ※写真はイメージです 今回、「マイボトルで
コーヒーって時間が経つと、どうしても味が劣化しているように感じませんか?

特に自宅で淹れたコーヒーをマイボトルで持ち歩くなら、なおさら。

そこで、できるだけ朝自宅で淹れたコーヒーをマイボトルで職場に持参する方法はないのか、プロに聞きました!








持ち歩きホットコーヒーのおいしさを持続させるポイントは?


カフェ コーヒー 珈琲 淹れる ドリップ 

※写真はイメージです

今回、「マイボトルでもコーヒーをおいしくするコツ」を教えてくれたのは「UCC コーヒーアカデミー」の村田果穂講師。

まず、村田さんによると、コーヒーのおいしさを損なう大敵は酸素、湿気、高温、紫外線の4つだそう。そもそもコーヒーの劣化は、油脂成分が酸化することによって起こるもので、酸味が強くなったり香りがなくなったりしてしまうのだとか。

また、劣化スピードは温度が高いほど早くなり、逆に保存温度が10℃下がると半分に。アイスコーヒーの方が味わいを保ちやすいのは、抽出後に急冷することで劣化スピードが遅いためと考えられています。

では、持ち歩きホットコーヒーのおいしさを持続させるポイントはなにか。村田さんは3つのポイントを教えてくれました。





1:フィルターはステンレスよりもペーパー


まず1つが、コーヒーを淹れる際に使用するフィルターはステンレス(金属)よりもペーパーの方が、味わいを保ちやすいということ。

というのも、ステンレスフィルターは目が粗いため、コーヒー豆に含まれる油分が多く抽出されてしまい、さらに抽出時に一緒にコーヒーの微粉が混ざってしまうと村田さん。

一方、ペーパーフィルターで抽出した場合、目が細かいため油分が少なくコーヒーの微粉もほとんど含まれないため、時間の経過による雑味が目立ちにくくなるのでおすすめだそうです。












2:使う豆はスペシャルティ、焙煎度合いは中炒り程度


疲れないダイエット 緑茶コーヒー使う豆の種類は、スペシャルティコーヒーなどの雑味が出にくいもので、焙煎度合いは「中炒り程度」がおすすめ。

理由については「スペシャルティコーヒーはコーヒーの中でも生産段階から品質管理が適正にされており、風味や味わいが良いとされる」とのこと。また、一般的には浅炒りの方が油分は少なく、比較的酸味が強く感じられ、深炒りは油分を含んだコクや苦みを感じられるのが特徴であることから、中煎りが良いということでした。






3:4時間以内に飲み切るのがおすすめ


1時間、4時間、8時間経過後のコーヒーについてそれぞれ試飲し、風味・味わい・酸味・全体のバランスなどをチェックしたところ、4時間経過時点で劣化を感じることが分かったそうです。

そのため、それまでに飲み切るのがおすすめということでした。

また、それ以降になると、かなり温度が下がることからも4時間をめどに早めに飲み切った方が良いとのことでした。













実際にステンレスフィルターとペーパーフィルターで比べてみた


それでは村田さんの教えをもとに、実際にステンレスフィルターとペーパーフィルターで淹れたコーヒーをマイボトルに入れ、比べてみましょう。

コーヒー
左のマイボトルにはペーパーフィルターで、右のマイボトルにはステンレスフィルターでコーヒーを淹れていきます。使用するコーヒー豆は中煎りのものを使用しました。

コーヒー
コーヒー豆は同量入れたのですが、広がり方にも差が出ます。この差も味に影響するのでしょうか……。

まずはお湯を沸かします。お湯は沸騰後1~2分待ってからコーヒーに注ぐのがポイントとのこと。

沸騰したての熱すぎるお湯は、苦み、渋み、雑味のもととなる成分が抽出されやすくなり、おいしさが半減してしまい、92℃~96℃程度の少し落ち着いた温度がコーヒー抽出には最適だそう。こんな細かいことでも味が変わってくることに驚きです!

コーヒー
さらに、コーヒーとお湯の量も、とても重要。少し面倒でも、きちんと正しい分量を測ることで味が変わってきます。160ccのお湯にコーヒー12gが推奨レシピだと教えてもらいました。






実際の味は?


コーヒー
まずは淹れたてを飲んでみました。淹れたては正直、味の差はほとんどわかりませんでした。同じコーヒーなので当たり前といえばそうかもしれませんが、全く同じ味です。

コーヒー
1時間後飲んでみると、ペーパーフィルターの方は程よい苦みとコクが続いています。一方でステンレスフィルターの方は少し間延びしたようなだらっとした味に感じられました。

さらに、2時間後はペーパーフィルターは1時間後とほぼ同じ、そしてステンレスフィルターの方はさらに苦みと渋みが増した感じがします。もうこの時点であまり飲む気はなくなってしまいました。

そして4時間後は、それぞれの傾向はさらに増し、ステンレスフィルターの方は「飲めなくはないけれど美味しくはない」という感じに。

まさに村田さんの教え通りで、こんなにもフィルターだけで味が変わるというのはびっくりしました。これからマイボトルでコーヒーを飲む方はぜひ3つのポイントを参考にしてみてください!

<取材・文・撮影/松本果歩>
松本果歩
インタビュー記事から食レポ記事までジャンル問わず執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。

Twitter:@KA_HO_MA




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