母の日を、スタバグッズで祝う。

　こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、スーパーマーケットやコンビニグルメ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

　さて、スターバックスではすでに夏がはじまっています。2023年4月12日から第一弾として発売になったサマーシーズンのグッズは、店頭で1週間も経たぬうちに完売状態に。

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　第一弾のコンセプトは、「PLAY▷ VIVID SUMMER　自分色、もっと鮮やかに。」。制限されていた生活に活気が戻りつつあるタイミングに合わせ、フレッシュな日常を再生（＝PLAY▷）するように、一人ひとり自分らしさ（自分色）を大切にしてもっと自分らしくこの夏をはじめようという想いが込められています。グッズはどれもインパクトあるデザインで、生命力あふれる動物や植物が鮮やかに描かれています。


　そんな超人気なサマーシーズンの流れの中で4月19日から発売になったのが、“母の日向け”のマグカップ。これが心ときめくかわいい世界観で、さっそく店頭でリサーチしてまいりました。

　今回は2種類のみで、いずれも2000円台と比較的リーズナブルな価格。しかも一昨年、昨年の母の日グッズとは雰囲気がガラリと変わっています。これまでは優しい色合いや穏やかなフラワーブーケがモチーフでしたが、今年は遊び心あるデザインで、動物も登場。モダンに描かれたカーネーションがとってもかわいいのです。

　ここでは、マグ2種の特徴をご紹介しながら、私自身が母の意見を聞きながら最終的にどちらを選んだかについてのエピソードをお届けしたいと思います。少しでも母の日プレゼント選びをする際の参考になれば幸いです（価格はすべて税込です）。


●耐熱グラスマグフラワー296ml／2600円
●マグフラワー355ml／2750円

　まずはマグ2種の紹介から。これからの季節にアイスドリンクの色合いも堪能できる「耐熱グラスマグフラワー296ml」（2600円）は、軽やかさとクリア感が魅力です。

　母の日の花であるカーネーションがリズミカルにマグ側面にぐるりと描かれていて、ハチドリ親子の仲良く集まる様子が見事に描かれています。花のピンクと赤、ハチドリの青色や黄色の組み合わせは現代アートから飛び出てきたような存在感。

　そしてもう一つの特徴は、持ち手にぎゅっと詰まった2色のビーズです。持ち手ビーズの耐熱グラスは最近スタバが積極的に作っているスタイルで、キラキラ感が好きな人にはたまらないポイントでしょう。

　そしてもう一つは、セラミック製の「マグフラワー355ml」（2750円）です。耐熱グラスと同様、カーネーションとハチドリ親子があしらわれたデザインなのですが、特筆すべきはシリコンリッド部分の立体感。マグからつながるように設計されたフタの立体感が粋で、ハチドリ親子のワンシーンが保温機能を持つフタで表現されていることに、とにかく心つかまれました……。お母さんへの感謝の気持ちとリンクしてくるようで、なんとも素敵です。


　最後に、私がどちらを購入したか？ という話。今回は母と一緒にスタバ店舗に行って二人で相談しながら選んでいたのですが、母からは意外な答えが返ってきました。私は自分の好みは二の次で、母が好きなほうを選んで欲しいと思っていた時に、母がポツリと言いました。

「どちらがいいか聞いてくれたことが嬉しいわ。でも母の日だから、娘が心から気に入ったほうを選んでプレゼントしてもらえることが一番なの」

　とのことでした。そして私はセラミックマグのほうを迷わず選んで購入しました。さあ、みなさんはどちらを選びますか？

　お母さんとの関係性、自分の好み、お母さんの好みなどを想像しながら、自信を持ってチョイスしてみてくださいね。母の日が素敵な一日になりますように。

＜文・撮影／食文化研究家　スギアカツキ＞