2023年も横浜にホテルや商業施設が続々と開業!
ウェスティンホテル横浜の開業をはじめ、横浜赤レンガ倉庫、横浜マリンタワーなど主要観光施設の大規模リニューアルオープンに注目が集まった2022年。2023年も横浜初出店となるヒルトン横浜などラグジュアリーなホテル、建設中だった商業施設が続々とオープン予定です。
横浜にオープンする施設やホテルを開業順に紹介します(画像はイメージ、すべてリリースより)。
【2月~春ごろ】星天qlay Bゾーン、Dゾーン開業

相鉄線・星川駅から天王町駅間の全長1.4kmの高架下に位置する複合施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」。5つのゾーンに分かれており、ショッフ・レストラン・住居・コワーキンクスペースなと多彩な空間を展開します。
2月にはBゾーン(星川駅部)にイタリアンレストランやカフェ、食品スーパーなど13店舗がオープン。春ごろには、Dゾーン(天王町駅西側エリア)にレジデンス「生き方を、遊ぶ住まいYADORESI(ヤドレジ)」がオープン予定です。
【3月18日】相鉄・東急新横浜線 開業

相鉄本線と東急線が3月18日に相互直通運転を開始し、相鉄・東急新横浜線が開業。相鉄新横浜線「羽沢横浜国大駅」から新たに設置される「新横浜駅」「新綱島駅」、東急東横線・目黒線「日吉駅」を経由して、渋谷・目黒方面へ直通します。
東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線との直通運転により、東京・埼玉につながる広域的な鉄道ネットワークが形成されることに。都心へのアクセス向上と合わせて、横浜への観光客流入も期待されます。
【4月】関東学院大学 関内キャンパス開業

社会とつながるキャンパスとして、関内駅前に4月に開業。学生だけでなく企業・自治体・市民などに開かれた教育プログラムを設置し、イノベーション拠点を目指します。
あわせて、社会に開かれたキャンパスとして、ホール、ギャラリー、ラウンジ、コワーキングスペース、ブックカフェなどの施設の市民開放も。1階カフェ「Nathan-Coffee 1884」は昨年12月に先行オープンしており、3月にはコワーキングスペース・シェアオフィス「AGORA KGU KANNAI」、地下1階ブックカフェ「BACON Books & Caf」も開業。
【春先行オープン、夏開業予定】LIVINGTOWN みなとみらい

みなとみらい21地区 44街区に開業予定の「LIVINGTOWN みなとみらい」は、先進テクノロジーを活用した5G/web3時代の新たな住まいや暮らし方を提案するコミュニティタウン。
3つの異なるテーマの区画(LIFE CREATION区画、 LIFE STYLE区画、LIFE RESIDENCE区画)と人々が集う芝生公園エリア「Center Court」で構成されています。
春にレストランとコワーキングスペースエリア「LIFE CREATION区画」が先行オープン、2023年夏に住宅展示場エリア「LIFE STYLE区画」と自動車ディーラーのショールームエリア「LIFE RESIDENCE区画」がグランドオープン予定です。
【5月16日開業予定】三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア

三井ガーデンホテルズの神奈川県における初出店となる「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」は5月16日に開業予定。予約受付はすでにスタートしています。
場所は、みなとみらい37街区「横浜コネクトスクエア」の上層階で全室が21階以上。20階にあるロビーをクルーザーのデッキに見立て、船が持つ柔らかい曲線をデザインに取り入れているとのこと。
客室は平均約30平方メートルとゆったりとした設えで、364室すべての部屋から開放的な景色を楽しめるのが特長です。連泊滞在に便利な電子レンジ・洗濯機付きの客室(20室)、女子旅・ファミリー層におすすめの常設トリプル部屋(30室)、プロジェクター付きのシアタールーム(14室)など、豊富なラインナップから選べます。
【6月14日開業予定】シタディーンハーバーフロント横浜

都市と自然が融合する日本大通りに、ビジネス&レジャーに最適なサービスアパートメント「シタディーンハーバーフロント横浜」が6月14日にオープン予定。全242室のうち、約半数の客室にキッチンや洗濯乾燥機が備えられており、長期滞在に便利です。ミーティングルームやジムも完備。

街のインサイダーであるスタッフ「Citazens(シタズン)」が、最新のローカルスポットや施設周辺のヒントを共有し、都市生活をナビゲートしてくれます。
【7月グランドオープン予定】横浜コネクトスクエア

上層部に「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」が開業する複合施設「横浜コネクトスクエア」は、7月にグランドオープン予定。場所は、みなとみらい21地区37街区で、JR桜木町駅からペディストリアンデッキでつながります。
低層部には商業施設や緑豊かな屋外空間、中間フロアにはコワーキングスペースや貸会議室などを備えるラウンジスペースが開業予定です。
【秋開業】(仮称)イオンモール横浜西口

2019年2月に閉店した「ダイエー横浜西口店」跡地に「(仮称)イオンモール横浜西口」が秋に開業予定。
「YOKOHAMA LIFE BASE」をコンセプトに、隣接する「横浜ビブレ」とあわせて、横浜駅西口エリアの商業環境の賑わいを創造。地域の方々の日々の暮らしを支え、新たなニーズにも応える商業施設となる予定です。
【9月24日開業予定】ヒルトン横浜

横浜初出店となる高級ホテルブランド「ヒルトン」が9月24日開業予定。横浜駅から徒歩圏内、ウォーターフロントに開発中の「Kアリーナプロジェクト」の一環として、世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接するホテル棟として誕生します。

デザインコンセプトは、“YOKOHAMA Dco”。横浜の街並みを印象付けている建築様式「アール・デコ」を現代の横浜に再構築したデザインで、横浜の新たな大人の社交場となることを目指します。

横浜の景色が全面に広がる全339室の客室、イノベーティブな2つのレストランとボトルタワーがそびえるカフェ・バーラウンジ、宴会・会議室、フィットネス、ショップなど多彩な施設を備え、ゲストのさまざまなニーズに対応します。宿泊予約の受付は4月以降を予定。
【9月29日開業予定】Kアリーナ横浜

「すべては『音楽』を楽しむために」をキーワードに、音楽に特化した世界最大級のアリーナ「Kアリーナ横浜」が9月29日にオープン。
座席数は約2万で、長時間快適に過ごせるファブリックシートを導入。三層構造となるスタンドの全席がステージ正面を向いた扇型の形状で、アーティストの表現が真正面からまっすぐに届き、迫力と一体感を生み出します。
ここでしか聴けない・観ることのできない「生涯、心に鳴り響く」ライブ・コンサート体験をお楽しみあれ。
相鉄・東急新横浜線の開業で、利便性が向上する横浜。2023年は横浜中心部はもちろん、周辺エリアの動向にも注目です。
執筆者:田辺 紫(横浜ガイド)