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新婚旅行前に妊娠発覚!つわりに苦しむ妻に信じられない冷酷夫のひと言… | ビューティー

時刻(time):2023-02-20 08:04源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
妊娠・出産は、その後の人生に大きな影響を及ぼすビッグイベントです。しかし、母となる女性にとっては命がけの事であるにも関わらず、当事者になりきれない父親もいるようです。 写真はイメージ(以下同じ) 婚活に励むも難航 井上小百合さん(32歳/仮名)は都内の企業に勤めながら、婚活に励んでいました。数年前に長くお付き合いした彼と破局してからは、真剣

妊娠・出産は、その後の人生に大きな影響を及ぼすビッグイベントです。しかし、母となる女性にとっては命がけの事であるにも関わらず、当事者になりきれない父親もいるようです。

婚活

写真はイメージ(以下同じ)






婚活に励むも難航


井上小百合さん(32歳/仮名)は都内の企業に勤めながら、婚活に励んでいました。数年前に長くお付き合いした彼と破局してからは、真剣な恋愛はご無沙汰だと言います。

「もう30代だし、結婚を焦っていて…。アプリで婚活していましたが、なかなか上手くいかないんですよね。条件が良い人なら誰でも良いという訳にもいかないですし…」

婚活が難航する中、小百合さんは同僚の伊藤拓哉さん(39歳/仮名)と2人で出張に行くことに。

「本当は別の社員が同行する予定だったのですが、体調不良になってしまい、急きょわたしが行くことになりました」






意外と「アリ」かも?


伊藤さんは中肉中背の地味な見た目の男性で、まったく異性として意識していない同僚だったと言います。

同僚
「全然意識していなかったからか、力まず自然体でいられて、なんだか居心地が良かったんです」

小百合さんは「こういう人が結婚相手に向いているのかも知れない」とふと思ったんだとか。

「伊藤さんは会話の中からも恋愛経験は少なめなことが分かりました。真面目だし、顔は好みじゃないけど声は嫌いじゃないし、何より私が気張らなくていいのが楽で、意外と“アリ”かもと思いました」













2人の仲が進展しアッサリ交際


出張から帰ってもその考えが消えなかった小百合さんは、以前より伊藤さんに話しかけるように。

「何度か仕事帰りにご飯に行ったりするようになりました。伊藤さんは口数はすくないけど、一緒にいて楽で、こんな感じの関係もいいのかもな、と思いました」

まわりの同僚達も2人が仲良くなっていくのを好意的な目で見守っていたとのこと。

「まわりからの『お似合いだよね』『付き合っちゃえば?』みたいなプッシュもあって、それから『付き合ってみる?』みたいな話になり、アッサリとお付き合いに至りました」

男女





「結婚てこんなものよね」と割り切っていた


さらに、「両親が『結婚結婚』てうるさくて」と言う小百合さんの話の流れから、なんとなく伊藤さんにプロポーズされ、とんとん拍子に話が進みふたりは結婚することに。

「もう婚活しなくていいので、嬉しかったです。正直、特にときめきは生まれませんでした。でも伊藤さんは真面目で落ち着いているし、結婚相手に向いていると思います」

小百合さんは「結婚てこんなものよね」と、割り切っていたんだとか。














妊娠が発覚するも夫から驚きのひと言が…


身内だけの小さめの挙式をし、新婚旅行で沖縄へ行くことになったふたり。しかし、出発の数日前から吐き気が止まらなくなった小百合さん。

つわりの女性
「一日中吐き気が止まらなくなって、食あたりかと彼も心配していました。もしやと思い、持っていた妊娠検査薬を使うと妊娠していることが分かったんです」

しかし、妊娠してることを彼に伝えると驚きのひと言が…

「彼に『妊娠してた』と伝えると、『え、タイミング悪いね』って言われて…、耳を疑いました」

ショックを受けてフリーズする小百合さんをよそに、伊藤さんは全然悪気もなさそうだったんだとか。

「私がつわりで苦しそうだったからそういう言葉が出たのかもしれませんが…。それにしたって…」





新婚旅行も楽しめず


小百合さんは仕方なく、重い気持ちのまま新婚旅行へ。

「彼の言葉が頭から離れないのと、つわりで苦しいのとで全然楽しめませんでした」

さらに、夫に「私は寝てるけど、せっかくだからひとりで外食してきて」と伝えると、夫は言われた通りひとりで外食へ。

「しばらくして帰ってきました。私はその後もつわりでトイレを行ったり来たりしていたのに、彼は『せっかくの新婚旅行なのにね~』って言うだけ。他人事のようでした」

その後も、「何か買って来ようか?」とか、そんな配慮もなかったんだとか。












離婚し「結婚していた頃より幸せ」


結局、その後もミゾは深まる一方だったと言うふたり。

「出産のためにしばらく実家に戻ったのですが、家族はみんな自分のことのように私を気にかけてくれて、彼との対応の差に泣けてきました」

出産後、夫の元に帰り新生活をスタートしたものの、共働きでありながら小百合さんのワンオペ状態。他人事スタイルに変化はなかったんだとか。

「幸い実家が近く、家族が育児をサポートしてくれていました。そんな感じでうちの家族に助けられながら子育てしていたんですが、ふと旦那がいる意味がないことに気がつき、『離婚しよう』と決意しました」

離婚を提案するとしばらく揉めたものの、半年ほどして無事離婚。現在、小百合さんはシングルマザーとして生活し、「結婚していた頃より幸せ」とのこと。

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<文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。




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