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子どものヘアケア、大丈夫?きれいに伸ばしたいなら、大切にしたい3つのポイント | ビュー

時刻(time):2023-02-01 08:05源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
子どものロングヘア、どうケアする? 私は子どもを保育園へ通わせているのですが、同じクラスのママさんから、「娘の髪が傷んでしまって、どうすればいいのでしょう?」とご相談をいただいたことがあります。 今回は3~10歳くらいの子どものヘアケア(特にロングヘアの場合)についてお伝えしたいと思います。 皮脂量が少ない子どもには“弱酸性”がおすすめ まず

 子どものロングヘア、どうケアする?

子どものヘアケア
 私は子どもを保育園へ通わせているのですが、同じクラスのママさんから、「娘の髪が傷んでしまって、どうすればいいのでしょう?」とご相談をいただいたことがあります。

 今回は3~10歳くらいの子どものヘアケア(特にロングヘアの場合)についてお伝えしたいと思います。






皮脂量が少ない子どもには“弱酸性”がおすすめ


 まず、基本的な洗い方は大人と同じですが、頭皮の皮脂量が違うということを念頭に置いてシャンプーを選びましょう。

 生後2~3ヶ月くらいまでは母親からもらっていたホルモンの影響で皮脂量が多いのですが、その後皮脂が減り、3~10歳くらいまでは皮脂量が少なくなると言われています。

 そのため、洗浄力の強いシャンプーよりも、マイルドなシャンプーを使った方が良いでしょう。肌は弱酸性ですので、シャンプーも弱酸性のものを選ぶのがおすすめです。女性も、40代以降は徐々に皮脂量が減ってきますので、もしかしたらママさんも皮脂が少ない場合には、母子で同じシャンプーを使っても良いかもしれません。

 ちなみに子どもは、その後思春期に向けては、また皮脂量が増えてきますので、その都度適したシャンプーへ変更するといいですね。






子どもの頭皮をしっかり洗うのはコツがいる


 話を戻しますが、3歳くらいから10歳くらいは皮脂量が少ないとはいえ、子どもの汗の分泌は活発ですので、絶対ではないですが、洗髪頻度は毎日1回がおすすめです。その際は大人と同じく、髪中心でなく、「頭皮」をしっかり洗うように意識してみましょう。

 しかし、実際に私自身が娘の頭を洗うとき、これが意外と難しいと感じています。私の娘は、腰くらいまであるロングヘアだからです。

 理想的な洗い方としては、髪をかき分けて指を差しこみ、頭皮へ指頭(もしくは指の腹)を密着させて洗うのがよいのですが、髪が短い息子の場合は簡単でも、髪が長い娘の場合は、髪が濡れると頭皮にベタっとはりつき、それが邪魔をしてなかなか頭皮へ指を差し込むことが難しいのです。

 気を付けないと、髪の外側だけ洗って、頭皮は洗えていない状態になりがちです。そのため、シャンプーをしっかり泡立ててから頭皮へつけることと、髪を持ち上げながら指を差し込んで、頭皮をしっかり洗うよう意識しています。そのあとのすすぎも、頭皮へ洗浄成分が残らないようしっかりと念入りに行います。














子どもの髪も“乾かし方”が重要


娘の髪を乾かす


 さて、冒頭にご相談いただいた髪の傷みについてですが、「やはりトリートメントをたくさんつければいい?」とおっしゃる方が多いと感じています。

 結論から申し上げると、子どものロングヘアの場合、トリートメントも少しは必要だと思いますが、乾かし方のほうが大事かもしれません。

 実際に、髪が傷む原因は人それぞれなので一概には言えませんが、子育ての現場を知る身としては、「子どもの髪をしっかり乾かす」ということは、優先順位が低いのかもしれない、と感じています。

 それは、単にお風呂上りが忙しいということもあると思いますし、子どもの細い髪には、より優しいイメージのある「自然乾燥」が適しているようなイメージがあるのではないかと思うのです。

 確かに、まだ毛量が少なかったり、短くてすぐに乾いたりするような場合には、ドライヤーは不要かもしれませんが、毛量が増えてきて、しかもロングヘアにしている場合などは、きちんと乾かしてあげないと髪が傷んでしまいます。

 決まりがあるわけではないですが、おおよそ60~80℃の温度で、本人が熱がらないか確認しながら、しっかり乾かしてあげるのが良いと私は思います。スペシャルケアとして、最後は冷風で仕上げてあげると、きれいにまとまります。きちんと乾かしておくだけで、翌朝のコンディションが違ってきますので、試してみてくださいね。





トリートメントは毛先だけor耳からしただけで十分


冷風で仕上げるとなお良し

冷風で仕上げるとなお良し

 ちなみにトリートメントは、大人も同じですが、頭皮につかないよう、毛先だけ、もしくは耳から下だけで十分です。洗い流す際は、あまり背中や体につかないようにしてあげると、なお良いと思います。

 子どもの髪も、伸ばすのであれば、できれば綺麗に伸ばしてあげたいですよね。

 我が家では、母親のいきすぎた美髪指導がやや問題になることもありますが、髪の正しい洗い方やケア方法は意外と知らないまま大人になってしまい、トラブルが発生してから初めて学ぶというケースも多いと思います。

 お子さんが小さな頃から伝えていっても損はないと思います。

<文/毛髪診断士 元井里奈>
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア



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