お金に関する価値観は、ひとそれぞれ。パートナーの浪費が激しいと未来が心配になってしまうものですが、逆にケチすぎても「ずっと生計を共にしていけるのだろうか……」と今後の生活を不安視してしまうことも……。
馬場理恵さん(仮名・33歳)は、半年前に結婚した夫・翼さん(仮名・33歳)のケチっぷりに悩まされています。
「私はいわゆる、だめんず好き。今までの元カレはギャンブルにハマっていたり、お金をたかってきたりと、みんなお金にだらしなかったです」
けれど、4年付き合っていた彼氏と別れ、年齢的にも結婚を意識するようになったことで、理恵さんは付き合う男性をちゃんと選ぼうと思うように。マッチングアプリはなんとなく怖かったため、仲介型の結婚相談所に登録し、相手を探しました。
その中で出会ったのが、同い年の翼さん。翼さんは地元では大手だと言われている企業に勤めていたため、理恵さんは将来的にも安心だと思ったそう。
「でも、私は慎重に相手を見極めたかったので、結婚相談所を退会後、すぐに入籍はせず、半年ほど交際期間を設けてもらったんです。その中で知ったのは、物を大切に使う人だということでした」
例えば、翼さんは財布のボタンが取れた時には「パーツだけ買えばまだ使える」と手芸センターへ。また、おうちデートをした時には「まだ着られるから捨てられないんだよね」と、小さな穴が数カ所開いたTシャツを部屋着として使用していました。
「そういう人に今まで出会ったことがなかったので、なんかいいなと思いました。物を大切に使う人は、人のことも大切にできるって言いますしね。実際、彼はいつも優しかったですし、そういう人間性にも惹かれ、結婚を決意しました」

ですが、新婚生活がスタートして2週間ほど経った頃。夕食にサンマを出した時、理恵さんは翼さんから厳しい注意を受けたのです。
理恵さんは過去に魚の骨が喉に刺さって大変な目に遭ったことがあったため、骨がある部分を口に入れることに抵抗があり、身ごと魚の骨を残すのが癖になっていました。
それを見て、翼さんは「どうして、そんなもったいない食べ方をするの?」と激怒。事情を説明しても、「そんなことは理由にならないよ。ちゃんと見て食べればいいだけの話。お金を払って買ったんだから、食べられるところはちゃんと食べなよ」と一蹴。
それ以来、魚料理が食卓に並ぶと理恵さんの食べ方をまじまじとチェック。骨がついた身の部分を残そうとすると「そこ、食べられるから」と指摘するようになりました。
「正直、細かすぎてめんどくさいかったです。でも、食べ物を大事にすることは悪いことではないので、私が悪いんだろうなと思っていました」
馬場理恵さん(仮名・33歳)は、半年前に結婚した夫・翼さん(仮名・33歳)のケチっぷりに悩まされています。
まともな金銭感覚の彼に心惹かれた
「私はいわゆる、だめんず好き。今までの元カレはギャンブルにハマっていたり、お金をたかってきたりと、みんなお金にだらしなかったです」
けれど、4年付き合っていた彼氏と別れ、年齢的にも結婚を意識するようになったことで、理恵さんは付き合う男性をちゃんと選ぼうと思うように。マッチングアプリはなんとなく怖かったため、仲介型の結婚相談所に登録し、相手を探しました。
その中で出会ったのが、同い年の翼さん。翼さんは地元では大手だと言われている企業に勤めていたため、理恵さんは将来的にも安心だと思ったそう。
「でも、私は慎重に相手を見極めたかったので、結婚相談所を退会後、すぐに入籍はせず、半年ほど交際期間を設けてもらったんです。その中で知ったのは、物を大切に使う人だということでした」
例えば、翼さんは財布のボタンが取れた時には「パーツだけ買えばまだ使える」と手芸センターへ。また、おうちデートをした時には「まだ着られるから捨てられないんだよね」と、小さな穴が数カ所開いたTシャツを部屋着として使用していました。
「そういう人に今まで出会ったことがなかったので、なんかいいなと思いました。物を大切に使う人は、人のことも大切にできるって言いますしね。実際、彼はいつも優しかったですし、そういう人間性にも惹かれ、結婚を決意しました」
「魚がもったいない」と食べ方を注意された

ですが、新婚生活がスタートして2週間ほど経った頃。夕食にサンマを出した時、理恵さんは翼さんから厳しい注意を受けたのです。
理恵さんは過去に魚の骨が喉に刺さって大変な目に遭ったことがあったため、骨がある部分を口に入れることに抵抗があり、身ごと魚の骨を残すのが癖になっていました。
それを見て、翼さんは「どうして、そんなもったいない食べ方をするの?」と激怒。事情を説明しても、「そんなことは理由にならないよ。ちゃんと見て食べればいいだけの話。お金を払って買ったんだから、食べられるところはちゃんと食べなよ」と一蹴。
それ以来、魚料理が食卓に並ぶと理恵さんの食べ方をまじまじとチェック。骨がついた身の部分を残そうとすると「そこ、食べられるから」と指摘するようになりました。
「正直、細かすぎてめんどくさいかったです。でも、食べ物を大事にすることは悪いことではないので、私が悪いんだろうなと思っていました」
ドアの前でトイレットペーパーの使用量を聞かれていた…

しかし、翼さんのケチっぷりにドン引きする出来事が起きます。それは休日の夜、トイレから出てきた時のこと。リビングに入った途端、翼さんは「ずっと前から言おうと思ってたんだけど、1回のトイレでトイレットペーパー使いすぎだよ」と突然、激怒。
理恵さんが驚いていると、翼さんは「実は理恵がトイレに行くたびに、ドアの前でトイレットペーパーを巻き取る音を聞いてたんだよ」と告白。そして「あんなに使われるともったいないから、トイレットペーパーについているミシン目を参考にして、小の時は1枚分、大の時は2枚分にしてほしい」と言ってきたのです。

「驚きましたし、気持ち悪かったです。毎回、外で音を聞かれていたんだと知り、恥ずかしくもなりました。お金はたしかに大事です。でも、そこまで徹底的に節約しないといけないのだろうかと疑問にも思いました」
理恵さんは提案に賛同できなかったため、「それは無理」と断言。すると、翼さんは「だったら、トイレットペーパーは別々に買おう。そっちのほうが多く使うのに、同じ金額だけ僕も負担しなければならないなんてフェアじゃないから絶対に嫌だ」と言ってきたのです。
「だから、我が家のトイレットペーパー代は今でも別々です。今回はそういう方法で妥協できたけれど、今後も夫の金銭感覚についていけないことはあると思う。そういう時、どうしていけばいいのか今から不安です」
そう語る理恵さんは、次は何を注意されるのだろうと不安な気持ちを抱えながら、どこか居心地の悪い結婚生活を継続しています。
節約を心がけ、お金を大切にするのは良いことですが、自分では普通だと思っている金銭感覚がパートナーにとっては苦痛となっていることもあるもの。翼さんの行き過ぎた言動は、自分たちの節約生活を見つめ直すきっかけにもなりそうです。
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<取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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