
「ラーメンチェーン店」と聞いて、どんな店名を思い浮かべるだろう。天下一品、幸楽苑、一蘭、一風堂...。人それぞれ好みもあるが、恐らくこれらの店舗をイメージした人が多いのでは。
チェーン店なのにマイナー、だが最高の一杯を提供するラーメン店があるのをご存知だろうか...。
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知られざるラーメンチェーン
そのラーメンチェーン店の名前は「めん丸」だ。千葉、埼玉、山梨など関東圏を中心に展開するが、秋田や岩手など東北地方にも出店している。
赤い看板に白抜きで店名が入っているのが特徴で、路面店が中心だ。味噌ラーメンがメインだが、餃子やチャーハンなどのサイドメニュー、定食メニューを扱う店舗もある。
天下一品や一蘭と比べると店舗数が少ないため、知名度では少々劣るかもしれない。
支持するファンは多い
ある意味”マイナーチェーン店”と言えるが、その味を支持するファンは多い。
ネット上では、「キレキレの味噌スープと思いきや食べるにつれて何となくマイルドに感じるスープが堪らない」「下手なラーメン屋で食べるよりめん丸のコテッぱらーめん食ったほうが全然うまい」「めん丸は味噌ラーメンはもちろん、餃子が最高なんだよな」「何年ぶりかに食べたけどやっぱこれだわ」など、絶賛する声が多数あがっている。

余談だが、千葉県出身の記者の地元にもめん丸があり、学生時代に友人らと食事する際は頻繁に訪れていた。郊外のめん丸には、ラーメン店には珍しい座敷の個室席を備えた店舗もあるので、小さい子供を連れた家族や、5~6人の学生が訪れても落ち着いて食事することができる。
メニュー豊富なめん丸

今回は、東京の「めん丸曳舟店」に足を運んだ。めん丸は看板の味噌ラーメン(710円)だけでなく、醤油スープに背脂をたっぷり入れたコテッぱラーメン(750円)など、醤油ラーメンにも力を入れている。

サイドメニューも、餃子(5個300円)やチャーハン(750円)など定番のものから、もつ煮(480円)、ショウガ焼き(650円)といったお酒にピッタリなメニューも揃えている。店舗によっては、からあげ定食やラーメンに肉とニラを炒めたおかずが付いた肉ニララーメン定食を扱うところもある。
チェーン店ながら、扱うメニューは微妙に異なる。その場所でしか食べられないメニューがあるのも魅力の一つだ。今回、記者は味噌ラーメン、コテっぱラーメン、餃子、チャーハンと、王道の品々を注文した。
どのメニューも絶品

味噌ラーメンのスープは赤味噌がベース。一口飲むとガツンとパンチがあるが、後味は不思議とスッキリしている。

麺はもちもちした中太麺でスープとよく絡む。

コテっぱラーメンは、背脂がたっぷり入っているものの変にギトギトしておらず、細めの麺と一緒にいくらでも食べられる。


野菜多めの餃子は、もちもちした皮で包まれていて食べごたえがある。ラーメンのお供やお酒のつまみにも最適。

ラーメンも餃子も絶品だが、個人的にはチャーハンを推したい。今回訪れた曳舟店もそうだが、めん丸のチャーハンは玉ねぎやにんじん、きゅうりなど細かく刻まれた野菜が入っているお店が多い。

ご飯はしっとり系で、どこか実家で食べるチャーハンを彷彿とさせ、絶妙にノスタルジーな気分に浸ることができる。味噌ラーメン、醤油ラーメン、どのスープとも合う味だ。
一度食べたらやみつきになること間違いなしのめん丸。まだ訪れたことがない人は、ぜひ足を運んでみてほしい。