自宅にいながら様々なジャンルの料理を食べられるUber Eats(ウーバーイーツ)。その中に「二度と頼みたくない」と評される油そばを出すお店を発見。実際に頼んでみると...。
油そば店が増えた
コロナ禍で身近になったフードデリバリーサービス「Uber Eats」。和食・洋食・中華と幅広いジャンルから注文できるが、コロナ禍を機に急激に店舗が増えた料理もある。
油そばもその一つ。以前は一部のチェーン店に限定されていたが、ここ数年で提供するお店がグッと増えた印象だ。
スープがなく、タレと麺、具材を混ぜるだけなのでラーメンのように麺が伸びる心配もない。ある種、出前向きだったのだろう。
今回記者が見つけたお店は出前限定ながら、油そば3品に絞っているという強気なスタイルだ。
本気度が高い価格

サイドメニューで追い飯用のご飯はあるものの、基本的にはチャーシュー、メンマ、味玉をトッピングした「油そば」(1,296円)、明太子を使った「明太子入り油そば」(1,227円)、通常の油そばの具材を倍にした「ロイヤル油そば」(1,863円)の3品だけ。値段はいずれも1,000円超え。
これだけ本気度が高いのであれば、好評に違いない。そう思いネットでお店の評判を調べると、ウーバーの評価は星5つ中4.0と高いが、「二度と頼みたくない」「この味でこれは高すぎ」と厳しい声も見受けられる。
記者は学生時代油そばにハマり、週2で様々なお店を食べ尽くした”油そばガチ勢”。これは自分の舌で確かめる必要がある。注文から20分、届いた品を食して愕然とするのだった...。
見た目は写真と変わらないが...


見た目はメニュー写真と遜色ない。トッピングで刻んだチャーシュー・ネギ・海苔・メンマ・卵が乗っている。卵がきちんと半熟になっているのもポイントが高い。
全体をよくかき混ぜようと麺を箸で持ち上げようとしたのだが...。固い。麺がまったくほぐれず、全然混ざらない。

力を入れると、麺がくっついたまま塊のように持ち上がってしまった。苦労しながらかき混ぜ、食べてみるとやはり麺がぼそぼそしている。

チャーシューも写真だともっとゴロゴロ大きめにカットされたものを想像していたが、かなり小ぶり。肉自体は脂が乗って美味しいだけに少々残念だ...。
記者が感じた「物足りなさ」

全体的な味は悪くない。これが700~800円であれば不満もないだろう。
だが、油そば専門店で1,200円という値段を考えると、もう少しタレにアクセントがほしい。今もマズくはないのだが、”ガチ勢”としては個性が足りないと感じてしまう。
あっさり系にするのであれば魚介系の出汁を効かせる、ジャンク系に寄せるなら豚骨でドロっと濃厚なタレにするなど、何らかの変化がほしい。
タレと麺を改善すれば「また頼みたい」一杯になるはずだ。
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)