感動する節約レシピ。
今秋、食料品値上げのニュースが目立ちますよね。これを受けて必要以上に節約生活を意識している方も多いように感じます。
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おいしさを軽視した我慢生活よりも…
これからの時代、堅実な(切実な)節約生活は大切ですが、例えばおいしさを軽視した我慢生活はどれだけ続くのでしょうか? と、私は考えるようになりました。
そしてある日、思い立ちました。それは、食生活の満足と節約のバランスを考える中で、「とびっきりおいしいものを作って、それが節約にもつながる料理があればいいのではないか?」ということ。そして、日々の定番料理を振り返ってみたところ、「トマトソース」が頭に浮かんできたのです。
そこで今回は、私が大量に作るストック料理であり、節約生活に貢献している「感動トマトソース」の作り方をご紹介させていただきたいと思います。
ポイントは、はちみつ、醤油、ブイヨン
トマトソースのレシピを探すと、味付けは塩とコショウのみというものが多いことに気がつきます。
もちろんこれは間違いではなく、正統派であり正真正銘の“ベースとしてのトマトソース”。もっともシンプルで応用しやすい状態なのですが、使い方によっては「なんとなく味気ない」と感じてしまう場合があります。
そこでおすすめなのが、はちみつ、醤油、ブイヨンの3つ。トマト本来のおいしさが引き立つよう、甘味、旨味、塩味、香味を程よく満たすことができるので、アレンジ料理に慣れていない方にもおすすめのトマトソースなのです。
それではさっそく作っていくことにしましょう。今回はトマト缶3個分で作る11食分の大量レシピになっています。小分けして冷凍もできますから、まずはレシピ通りに作ってみてくださいね!
1食あたり約40円!「感動トマトソース」の材料

【材料(トマト缶3個分=11食分)】
トマト缶(ホール)…2個
トマト缶(カット)…1個
玉ねぎ…小2個もしくは中1個
にんにく…1~2片
ブイヨンキューブ…3個
醤油…大さじ1
はちみつ…大さじ2
オリーブオイル…大さじ3
塩、コショウ…適宜
※パスタソース1食分を120gとした場合、1350g前後が完成量です。
※1食あたりの金額は概算。光熱費は計算から除外しています。
※好みでローリエを加えても良い(和風アレンジも想定して、今回は使用せず)
感動トマトソースの作り方
【作り方】
(1)スライスしたにんにくとオリーブオイルを、深めのフライパンもしくは鍋に入れて火にかける。ニンニクはみじん切りにしても良いが、スライスでOK。

(2)玉ねぎをみじん切りにする。玉ねぎも細かすぎなくてOK。

(3)にんにくの香りがしてきたら、玉ねぎを入れて炒める。透明になってきたら、ハチミツを加える。

煮込みはじっくり30分
(4)この状態で黄金色になるまで炒めていく。この時のいい香りがおいしさにつながるので、焦げないように丁寧に炒める。

(5)トマト缶、ブイヨンを加えて、30分煮込む。

ミキサーでなめらかにしていく
(6)ソースをミキサーに移してなめらかに攪拌(かくはん)する。ハンディタイプの場合はこの中で攪拌。この攪拌ステップがおいしいトマトソース作りには重要。もしミキサーがない場合はそのままでも良いですが、舌触りや食べ心地がまったく違うので、このためにミキサーを購入するのもアリと言えるほど。

(7)なめらかになったトマトソースをフライパンに戻し、5分煮る。最後に味見をして塩とコショウで味を調える。

まずはシンプルにパスタにかけてほしい!
さあ、完成です。まずはシンプルにパスタにかけて召し上がっていただきたい! これまでのパスタソースとはまったく違う味わいに驚くはずです。
パスタ以外のアレンジとしては、肉や魚にかけたり、洋風煮物料理や鍋スープに活用するなど、実に万能。おいしい料理を楽しみながら、無理のない節約生活のヒントになれば幸いです。
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<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
(エディタ(Editor):dutyadmin)



