Uber Eats(ウーバーイーツ)で見つけたメインメニュー1つだけ、しかも「主食なし」という謎店舗。本当にウマいのか、その味と価格を正直にレビューした。
ライス、パンなし

新型コロナウイルスまん延で一気に日本で定着化したフードデリバリーサービス「Uber Eats」。これまでデリバリーしていなかった店が、これを機に対応開始するケースが多く、見たこともない店がよくアプリ上に表示される。
今回注文したのは「究極のブロッコリーと鶏胸肉」なる店舗。ページを見ると、メインメニューは「鶏胸肉とブロッコリーのセット」1つだけで、サイズこそ複数あるもののライスやパンなど主食皆無という超強気なラインナップを守る店だ。
謎の住所に...

店舗の評価は5段階評価で4.6点と高い。記者は標準サイズという、300gをチョイス。1,290円はちょい高い印象だ。
表示されていた店の住所は「東京都〇〇区」と表記があるが、記載ミスなのかなぜか微妙に町名が抜けており詳細な場所がつかめない。丁目と番、号から、おそらく最寄りの商店街のど真ん中にあることは推測できたが、過去に同地で「究極のブロッコリーと鶏胸肉」という看板は見かけたこともなかった。ちょっと怪しくないか...。
注文して20分。すぐウーバー配達員が自宅に到着。御礼を伝え「どの店で商品受け取られましたか?」と聞くと「あ、『から揚げの天才』ですよ」と言う。商店街にあるテリー伊藤プロデュース唐揚げ店で調理しているのだ...なるほど。鶏肉つながりでこのブランドも扱っているというわけだ。...ここのから揚げ好きだから普通に言えばいいのに。
値段のわりに小さい

箱は思ったよりも小さく、最初の印象は「うーん、こんなもんか。低糖質でたんぱく質重視。筋トレマニアだけが喜ぶ弁当だろうな」という落胆だった。

注文時、温めた状態での配達と、自宅でレンチンする方法が選べたので記者は後者を選択。約1分温め箱を開けると、鶏肉の良い香りが漂ってきた。鶏胸肉はふっくらとしつつ歯ざわりブリンブリンで適度に塩味が効いている。
コンビニで売ってる筋トレ&ダイエット食「サラダチキン」を数段階美味しくさせたと例えるのが的確だ。あのハードな歯ざわりのサラダチキンとは比べ物にならないほどウマいが、ダイエット食とあってかやや味にパンチがなく単調。
ブロッコリーも塩味ベースだが、こちらはカツオと思われる出汁の味付けがされており食べやすくなっている。
オプションにカギが...

ここまでの印象は「悪くないが、高い」という感じで個人的な評価は星3つというところ。しかし、その評価を一気に上げるオプションがあった。記者はサイドメニュー欄で「ポン酢(自信あり)」(50円)、「オニオンポタージュ」(550円)を注文していたが、これがじつにウマいのだ。

ポン酢は酸味控えめで柑橘系の香りが強くシャープな味わい。鶏胸肉にディップするとさっきまで単調だったメインディッシュの味が猛烈に向上。さすがメニュー名に「自信あり」と入れちゃうことはある。マストで頼むべきソースなのである。
ポタージュも量こそ少ないが、濃厚でコク深く、お口直しに最適。鶏肉を浸して食べても良さそう。いずれも料理の満足度を急上昇させる物だった。

箱は小さく感じたが、思ったよりぎっしり鶏肉とブロッコリーが詰まっているので183cm、85kgの巨漢記者もランチとしては満腹。十分な量だと感じた。温かいスープも腹持ちを良くさせたポイントだ。
しかし合計金額は約2,200円。毎日注文とはいかない金額感でもあり、星3.5といったところか。
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)