心に残るめんつゆを、作ろう。
暑い夏につるつる食べて心身を癒すメニューと言えば、冷やし麺。その時に必要となるのが、「つけつゆ」や「かけつゆ」といった「めんつゆ」ですよね。
みなさんはお気に入りのめんつゆを手軽に準備することができますか? 丁寧に出汁をひいて作ることができたら本格的ですが、そんな手間をかけたくないと考える人は少なくないはず。市販のストレートつゆをそのまま使うか、濃縮つゆを水で薄めている人が大半なのではないでしょうか。
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そこで今回は、他ではあまり見かけない“心に残るようなおいしいめんつゆ”の調合方法をご紹介したいと考えました。我が家では定番の作り方なのですが、ゲストにふるまうと必ずや「どこで買えるの?」と聞かれる味です。さてさて、いったいどんなお味なのでしょうか……。
濃縮つゆを、「トマトジュース」と「豆乳」で割るだけ
もったいぶらずに結論から申し上げます。濃縮タイプのめんつゆを水や出汁で割るのではなく、「トマトジュース」と「豆乳」で割るという方法です。
トマトには旨味成分(グルタミン酸)がたっぷり含まれているだけでなく酸味と甘みがあるため、足すことでつゆ全体に華やかな風味と旨味が生まれます。塩分は加えたくないので、食塩無添加タイプを選びましょう。
そしてもう一つの豆乳は、程よいクリーミーさを与えてくれます。成分無調整だと大豆のにおいが気になる方もいるので、調整タイプがオススメ。濃厚さを重視したい場合は、特濃タイプが効果的です。
めんつゆを構成する醤油は大豆から作られているため、合わせる相手としては牛乳よりも豆乳の方がしっくりくることは想像しやすいでしょう。完成したつゆ「トマト豆乳つゆ」は、ごまだれよりも軽やかでありながら、濃厚な味わいが印象的です。
調合バランスは1:1:1
調合バランスは明確です。3倍濃縮タイプのめんつゆであれば、3者を1:1:1で合わせるだけ。4倍タイプの場合は、めんつゆ1に対して他を1.5ずつ合わせればOKです。今回は3倍濃縮なので、同量を合わせました。2~3人分の場合は、それぞれ100mlずつ用意すれば十分な量を作ることができます。
あとは簡単。合わせたつゆを冷蔵庫で冷やしておくだけです。つゆの色はトマトクリームソースのような深みのあるオレンジがかった色合いをしています。
すべての麺に合う万能つゆ!
このつゆのすばらしいところは、そば、うどん、そうめん、パスタすべての麺に合うという万能さを兼ね備えている点にあります。また付け合わせの天ぷらや焼き物とも相性が良く、新しい麺料理を味わっているような特別感まで味わえます。
さあ、まだまだ暑い夏は続きそうですから、ぜひ一度お試しくださいね!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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