
東京・池袋にあるハンバーグ専門店「グリルハンター」。新宿、新宿、五反田と山手線沿線に展開する同店では、他で食べられない“硬派”なハンバーグが楽しめると聞く。早速行ってきた。
店内はサラリーマンで満席

池袋店は繁華街の地下にある。店頭には外国人シェフらしき人物が豪快に縦長の肉塊を放り投げている写真と「熟練の技 旨味を閉じ込める」の文字。
色々突っ込みたいポイントもあるが、とりあえずはハンバーグのタネをパチパチしているショットのようだがかなりダイナミック。「とりあえず迫力を見よ」という硬派なスタイルがにじみ出ており、期待が高まる。ちなみに階段と内装は白と赤のストライプ模様で統一。こちらも最高にクールだ。
到着したのは19時。6卓あるテーブルはすべて満席で、食べ盛りな若手サラリーマンたちがワイシャツ腕まくりスタイルで、大盛ライス片手とハンバーグをかき込んでいる。この光景、絶対ウマい店のやつだ。
エスニックさと日本愛が...

店内は肉が焼ける香ばしい煙が漂っている。「はい、いらっしゃいませ~」と登場したのは外国人シェフの男性。伺ったところバングラデシュ人シェフとのことで、ヒゲが大変ダンディーだ。
店の名物は「手ごねハンバーグステーキ&ハンター焼き」(980円)とのことで、ライス、サラダも付いて非常にリーズナブル。今回はハンバーグを大にサイズアップ、鉄板牛肉焼である「ハンター焼き」もサイズアップし合計1,710円という贅沢なチョイスにした。

注文後店内を見回す。ポスターやPOPなどが一切壁には張っておらず、大変シンプルで清潔感がある。ただ、唐突に小泉純一郎元首相の写真と、息子・小泉孝太郎のサインが。なんで...。ますますミステリアスさが深まる。
食欲さそうスパイスの香り...

10分後、料理が到着。鉄板はジュウジュウ音と立て煙を上げており、ピチピチと跳ねる油を紙製ランチョンマットを立てて回避する。ハンバーグは細長い俵型。サッとナイフでカットすると、ひき肉がギュギュッと詰まっている様子が見える。つなぎをだいぶ少なめに、肉の味を全面に出したスタイルだ。

醤油ベースのあっさりとした特製ソースに肉をくぐらせ、一口ほおばる。肉からにじみ出る脂と旨味が口いっぱいに広がり...ウマい! しかも南アジアを感じさせるスパイスとハーブが利いている。これどっか食べたような...。あ、インド料理店やネパール料理店で食べたシークケバブだ。
メニューには「南アジアの伝統料理(バングラデシュのシャミケバブ等)を独自にアレンジしてハンタースタイルでご提供しています」と書いてあった。へぇ、面白い!
最後は謎のペペロンチーノ

エスニックなスパイス、少なめのつなぎ、そしてケバブ由来の調理法ででギュッと旨味を詰め込んだ肉塊。これがハード食感の“硬派”ハンバーグの正体だった。
ちなみにもう一つの名物である「ハンター焼き」は牛肉と玉ねぎがにんにくテイストのソースで炒められれており、こちらもご飯のお供に最高。しかも炒めた肉の下には大量のパスタが潜んでいる。

肉を食べ終え、最後に残ったパスタは、肉汁とソースを絡ませていただく。にんにくと牛から出た脂の旨味がガツンと響く、バングラディシュ流(?)ペペロンチーノが鉄板の最下層で完成していたとは...。これもじつに美味。気になる方はゼヒ。
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)