海上自衛隊といえば「カレー」の印象が強いが、洋食やスイーツなどのレシピも豊富。海上自衛隊の艦艇や部隊のレシピを掲載しているサイト「艦めし」の中から、食卓に馴染み深いから揚げを作ってみることにした。
補給艦「とわだ」のから揚げ

今回作るのは補給艦「とわだ」のから揚げで、「寄港地で食べた唐揚を参考にしつつ、とわだ乗員の好みに合わせて作った」メニューとのこと。
使う材料は4人前で、鶏もも肉500g、おろしにんにく小さじ1、酒小さじ1/2、塩1/2、胡椒1/2、オイスターソース小さじ1、ごま油1/2、卵2個、小麦粉300g。

鶏もも肉をひと口大にカットし、おろしにんにく、酒、塩、胡椒、オイスターソース、ごま油、卵で下味を付ける。卵を加えることで旨味がグッと増すという。
低音でじっくり揚げていく

下味をつけたら小麦粉を付け、軽く形を整えて150℃の油で揚げる。から揚げというと一般的に170℃前後の温度で揚げることが多いが、このから揚げは低温でじっくり揚げていくようだ。

きつね色になるまで揚げたら完成だが、今回はここから二度揚げしていくぞ。そして、中まで火を通して皿に盛り付けたら...
しっとり柔らかい食感に

補給艦「とわだ」の完成だ。皿に盛り付けるときは、くし切りにしたレモンや、レタスやキャベツを敷くとより豪華に見える。ショウガや醤油を使っていないから揚げのレシピだが、気になる味は...

これは...めちゃめちゃ柔らかくてジューシー! 片栗粉を使っていないため、衣はサクサク系ではなくふっくら系だ。ショウガが入っていないからか、にんにくの香りの主張がやや強い。
味は尖った味ではなく、丸くマイルドな印象。たしかに旨味を感じる。子供も食べやすく、スーパーの惣菜コーナーなどで見かけるような万人に受ける味付けだ。記者はやや薄味に感じたので、好みでポン酢をかけたり、塩をふったり、醤油をつけたり、サラダに入れて食べてみたりと応用が効きそうだ。
航空自衛隊の「空上げ(からあげ)」

今回紹介したのは海上自衛隊のレシピだが、航空自衛隊の「空自空上げ(からあげ)」もおすすめ。串本分屯基地の「紀州梅空上げ」が非常においしかった。晩ご飯のレシピに迷ったら、自衛隊のレシピを試してみると楽しいかもしれないぞ。
(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)