
全国に約460店舗を展開する「なか卯」。以前からネットでは「券売機が分かりにくい」という書き込みが散見されているが、一体どんな原因があるのか。なか卯初体験の女性に試してもらった。
【写真】券売機で牛丼を探すもすぐ見つからず...こんなところに!
「ややこしくて買えなかった」
「なか卯の親子丼。味噌汁とサラダのセットにしたかったんだけど発券機がややこしくて買えなかった。このおれが買えなかった!」とTwitterに投稿したのは、『今夜は車内でおやすみなさい。』(講談社)を連載中の漫画家・小田原ドラゴンさん。
なか卯好きなドラゴンさんだが、過去にも「定食の買い方がわからなくていつもの親子丼にした」「『店内(水樹奈々キャンペーン)』というのを押してしまった為いくら探しても単品の親子丼が見つからず...」と嘆いており、毎回券売機に苦戦していることを明かしている。
https://twitter.com/odawaradoragon/status/1533909873565442049
なか卯も陳謝

今回の指摘に気が付いたなか卯公式アカウントは、「ご不便をおかけしまして申し訳ございませんでした...お客様が快適に券売機をご利用頂けるよう努めて参ります!」とただちに返信。
それを受け、ドラゴンさんは「ありがとうございます。なか卯は味噌汁も美味しいのに買えなくて残念でした!」と返すなど、券売機を巡った愛のあるキャッチボールが展開された。
たしかに、ネットでリサーチすると「むずい」「いつも券売機の前で数分考え込んでます...」など、券売機が使いづらいという声が存在している。その操作性を試すため、なか卯初体験の20代女性に都内某店で食事をしてもらった。
「とりあえずは...」と振り返る女性

店に向かって30分後...食事を終えた女性が戻ってきた。率直な感想を聞くと、「メニューが多いんですね。色々見ているうちに、後ろに男性が並んでしまいだいぶ焦りましたが、とりあえずは無事に買えました!」と話す。
なか卯は和風牛丼、親子丼、うな重、カツ丼、カレー、うどん・そば(温・冷)、定食、おかず単品など、他の牛丼チェーンに比べメニュージャンルが多彩。公式HPを見るとグランドメニューだけで約90種。ランチタイムになればオトクな割引セットが約35種が加わり品書きの景色が変わる。
券売機ではこれらを写真つきでしっかり説明しているものの、混み合った中、券売機で即座に買うのは初心者には少々難しいのかもしれない。
「戻るボタンがない」

「タッチの反応とかはすごくいいんです。ただ『戻る』ボタンがないので、間違えて進んでしまうと『すべて取り消し』で初期化状態で最初のページに戻るか、選択途中で『他の商品を選ぶ』を押し強制的にキャンセルしかないようです。また、店内飲食もテイクアウトも“2ページ目”に遷移しないと牛丼ジャンルが表示されないのもイマイチ」(20代女性)。
また味噌汁とサラダセットは「朝限定」で、昼以降はそのセットがない(自動的にスープへ変更)等、時間帯によってメニューが変化する点も混乱した一因のようだ。
しかし、サイドメニューとの組み合わせが多彩なのは好印象だったようで「トッピングや、丼の量調整など細かくできるところも嬉しい」と続ける。選択肢の多さ、そして券売機ならではの“迷惑をかけたくない焦り”、このあたりが合算され、いまのイメージが作られているのかもしれない。
ネットでは、昨年リリースされたオーダー用公式アプリを「使いやすい」「わかりやすくていい」と絶賛する声もある。こちらを選択肢の一つに考えておくのもアリだ。
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)