「ダイエットを成功させたくて毎日ヘルシーな食事をしています!」、それ効果的なダイエットではないですよ。
実際にヘルシーな食事をしているはずなのに、どういうワケか全然痩せられないと感じていませんか?実はヘルシーだと思っていた食事もダイエットに直結する訳ではないよう。
ヘルシーダイエットをする上で気をつけたいポイントを5つご紹介します。
■過食、間食をしていませんか?
働く夫のために、妻が健康的な食事を朝・晩作り続けた結果、なぜか夫の体重が10キロ太ってしまった実例があるそう。
その理由は、「家の食事がヘルシーだから、昼はガッツリ食べても大丈夫」という安心感と、「普段がヘルシーなので極度にガッツリ系に傾倒」してしまったからだそう。
もしかして、そんな実例のように、「いつもヘルシーだから甘いものを食べても大丈夫」と間食が知らず知らずのうちに増えていませんか?
ヘルシーな食事にしたい場合でも、そこそこガッツリ満足メニューを取り入れて、お腹を満足させることが大切ですよ。
■生の食材ばかりを食べていませんか?
酵素を含む生野菜やお刺身は、栄養分も豊富なので体にとても良い効果をもたらします。しかし、そればかりでは体が冷えてしまいます。
「冷え」は血液の循環を悪くして、体温を上げるために体自身が皮下脂肪を蓄えようとするので太る原因に繋がりますよ。
火を通した温かいメニューも加えるか、サラダのドレッシングとしてオリーブオイルを加えたり、ゴマ油でユッケ風のお刺身にするなど、体を温める効果がある食べ物を取り入れて、「冷え」を食い止めましょう。
■塩分を過剰に控えていませんか?
減塩=ヘルシーの図式が出来上がっていますが、実際のところ体に悪影響なのは塩化ナトリウムが98%以上という精製塩です。天然塩であればミネラルバランスが整っているので、むしろ体に良い影響を及ぼしてくれますよ。
それを知らず何でもかんでも減塩しすぎると、病気を引き起こしたり、代謝を悪くしてしまうそうです。
また、塩気がないことで物足りなくなり、逆に油っ気のある食事が自然と増えてしまうなんてことも。
塩は体を温めてくれる効果もあるので、精製塩を控え、天然塩を適量摂るという、正しい塩分摂取を心掛けましょう。
■食物繊維を摂り過ぎていませんか?
「食物繊維はヘルシーでダイエットに効果的だから」と、過剰に歯ごたえのある食物繊維を含んだ野菜や海藻ばかりを摂取していませんか?
しかし、食物繊維の摂りすぎも考えもの。便秘を悪化させたり、うまく消化できず胃もたれの原因となることがあります。そうなると結果、体の循環を悪くして痩せられない状態に。
食物繊維の摂取も程々にし、時には消化の良い食事で胃を休める日をつくることも大切ですよ。
■我慢していませんか?
「薬だと思って…」などと、顔をしかめながらヘルシーな食事を摂っていませんか?それでは薬になるどころか、太る原因になってしまいます。
その理由は「脳疲労」。我慢ばかりのストレスで起こる脳疲労は、脳の働きを鈍くしてしまうので、実際に食べても満腹感・満足感を得られにくくなります。
その結果、最終的には過食や偏食に陥ってしまうそう。
いくらヘルシーだからと言っても、ストレスが増えるようなら嫌いなものを食べ続けるのは止め、好きなものを美味しく食べるようにしましょう。
いかがでしたか?
何事も、無理をし過ぎることは体に毒のよう。ほどほどヘルシーに、好きなモノも食べて腹八分目が、健康的なダイエットには何よりも効果的かもしれませんね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

