毛髪診断士の元井里奈です。
白髪に関する悩みはいつの時代からあったのでしょうか。染めても染めても生えてくる白髪。なのに、過度に染めるのはダメージになるからやめた方がいいと言う。ではどうすればよいのか。考え疲れた現代人に新たな風を吹き込んだのが、「グレイヘア」というスタイルです。
素敵なグレイヘアは“ありのまま”?
グレイヘアとは、白髪を染めず、そのまま白髪と黒髪が混ざった状態で過ごす、ということです。著名人が素敵に実践されているのを見て、近年チャレンジする方が増えてきたようです。
白髪交じりの頭でも素敵に過ごしている姿は、まるで希望の光のようです。白髪を染めないで、ありのままの自分を受け入れる、というマインドも現代人に受け入れられやすいのでしょう。しかも、染めないということは、白髪染めのお金がかからなくなる!? と思ったら、足取りも軽くなりますね。
しかしこのグレイヘア、素敵にキメるのは、簡単に見えて実は結構難しいようです。
「あえて染めていない感じ」が意外と難しい
白髪の量がある程度あって、これまで白髪染めを続けていた方が急に染めるのをやめると、白髪と黒髪の境目がはっきりしたまま、「白プリン」のような状態で伸びてきてしまいます。これでは、素敵なグレイヘアとは違いますよね。
かといって、白髪が少ない状態だと、今度は「あえて染めていない」感じが出ず、白髪は隠すということがまだまだ主流な世間では、やはりお手入れが行き届いていない印象になってしまったり……。また、白髪はうねりやすいので、そのままにしておくと、まとまりがない印象にもなります。
グレイヘアへの移行には、美容師さんの手も必要
素敵なグレイヘアに移行するためには、ある程度白髪が増えてきてから、美容師さんの手を借りて長期的な計画を立て、少しずつグレイヘアへ移行していく必要があるのかもしれません。
例えば、白プリンにならずにグレイヘアに移行するためには、最初は伸びてきた白い部分をメッシュのように部分的に黒く染めたりして、境界線をぼかしていく、などの方法がとれるようです。まだまだ美容院通いは続くのか、と幻滅させてしまったらごめんなさい。それでも筆者は、将来的にはグレイヘアにチャレンジする予定であります。
人によって最適解は違うと思いますので、メリットとデメリットを天秤にかけて、選ぶといいですね。
次回は、白髪に関する色々な“俗説”の答えをお教えします。
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<写真・文/元井里奈>
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア」
(エディタ(Editor):dutyadmin)

