ダイエット歴早20年以上、万年ダイエッターがチャレンジしたのが、『月曜断食やってみたらスルッとやせました。』(KADOKAWA)。
著者のおにぎり2525さんは一児の母でアラフォー主婦。出産4年後に、人生でマックスな64㎏になりました。今後、七五三、保育園入学、小学校入学など、息子さんに関するイベントが目白押しになって記録に残る、と思った時、おにぎり2525さんは奮起します。「月曜断食」を実行したおにぎり2525さんの結果は、4ヶ月で9㎏減。2年たった今でもリバウンドはありません。
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今度こそ万年ダイエッター卒業宣言
本書を監修したのが、ダイエット専門鍼灸治療院「ハリエット」代表、関口賢氏。のべ10万人のダイエット難民をサポートしてきました。通常3日間の断食と鍼灸治療を併せて体質改善をしていきますが、ハリエットに来られない方でも安心安全に取り組めるよう考案されたのが「月曜断食」。しかも「月曜断食は完璧さを求めていません」というから、ますます挑戦したくなります。
月曜断食の基本ルール
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月曜断食は週に1日断食するだけ。「胃を空にすることで、消化に使っていたエネルギーを傷ついた細胞の修復・回復に使用」。結果、「排泄機能と代謝機能がアップ、そしてやせる」という仕組み。本書から、基本ルールをまとめてみました。
1週間の食事ルールがこちら。
月……不食日。
水を1.5ℓ~2ℓ
火~金……良食日。
朝(旬の果物とヨーグルト。火曜日は回復食でも可)
昼(おかずのみ。火曜日は回復食でも可)
夜(野菜スープ、サラダ、蒸し野菜など、野菜中心のメニュー。アルコールOK)
土・日……美食日。
朝・昼・夜(好きなもの。夜はアルコールOK)
月曜断食の細かいルール
・食事はこぶし2つ分
胃を大きくしないために、1回の食事量は咀嚼してこぶし2つ分を守る。
・水は1日1.5ℓ~2ℓ飲む
体内の水分を入れ替え、代謝を上げる。
・今日中に寝よう
成長ホルモンを活性化させ、胃腸の働きが活発になるのは22時。遅くとも24時には寝よう。
・食べすぎたら翌日は夜断食
前日の断食をなかったことに。
・自己流解釈はしない
これまでのダイエットの固定観念や知識はいったん忘れよう。
いかがですか。量に多少の制限はありますが、土日に好きなものを食べられるので、ストレスなく続けられそうです。
不食日と回復食
断食でつらいのが不食日。食事は1日3回と習慣になっていて、食べないと落ち着かない人もいるでしょう。断食中も水分摂取は怠れません。しかも月曜断食は、「体質がきちんと変化するためにも2ヶ月以上は継続してほしい」と本書。水を飲むことに慣れていない人は白湯もオススメ。ゆっくりとすするように飲めば体もあたたまり、空腹感がまぎれそうです。

不食日と同様に大切なのが回復食。本書いわく、「断食明けで覚醒前の胃腸に糖分の多いものや脂っこいものを入れると、胃腸の処理能力は下がり、断食効果が薄れる」。せっかくがんばった不食日を100%生かすために、本書一押しの回復食を紹介します。
・朝……汁物を中心に消化のよい食べ物を
ヨーグルト+果物(1/2)や、キャベツやブロッコリーなどの野菜中心のスープや味噌汁。
・昼……消化のよいタンパク質をプラス
スープ類に豆腐などの大豆製品を加えるか、卵、魚、鶏肉でタンパク質を摂取。揚げ物は避ける。
・夜……胃腸に負担をかけない食事
野菜スープや蒸し野菜など、野菜中心に。19時までに食べ終わる、早めの食事にする。
我慢したのだからたくさん食べたい!と食欲が暴走しそうですが、頑張ったからこそ努力を無駄にしたくない! と断食をするうちに思考が変わってくるはず。いずれにしても、土日には好きに食事ができるのです。何を食べるか妄想して、楽しく乗り切りましょう。
現代人にこそ月曜断食がマッチする

断食というと、修行や苦行のイメージがありませんか。実は私も断食経験者。断食道場に1週間滞在しましたが、来訪者はセレブばかり。1年に一度、毒抜きにやってくる人達でした。本書にも「現代人の多くは食べすぎ」とあり、「1日3食を食べ続けている現代人の胃腸には、食べ物が長く滞留している」といいます。そう考えると、私達の胃腸には休息がなかったのです。
「断食=不食により休息をとった胃腸は、本来の修復力・回復力を取り戻します」と本書。芸能人や著名人にも、不食を習慣にしている方がいますよね。今や断食は、新しい体へのリセット方法なのかもしれません。
月曜断食を始める人へ、継続のコツ
最後におにぎり2525さんから、月曜断食を始める人へアドバイス。
・全身の写真を撮ろう!(最低1か月に1回)
下着や水着などを着用し、体型がわかるように、いろんな角度から撮りましょう。同じ時間帯に撮るのがベスト。

・食べたものをメモしよう!
食べたものをメモすれば食べ過ぎも防げて、「考えて食べる」トレーニングになります。
・自分をいっぱいほめよう!
自分にポジティブな言葉をかければドーパミンが分泌され、さらに意欲が湧いてきます。
・ダイエット仲間を作ろう!
仲間がいれば励まし合える。SNSでダイエット宣言をして、見守ってもらうのもアリです。
本書はおにぎり2525さんのエッセイ漫画と、関口賢氏のコラムで構成。やせていくおにぎり2525さんの写真も掲載されているので、読者としてもモチベーションがあがりますよ。
<文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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