海の近くに行ったら食べたい海鮮丼。いくら丼やうに丼がやはり一番人気だと思われるが、全国の海鮮丼を食べ歩いた記者イチオシは別にある。
それは、新潟県や鳥取県、福井県など、日本海に面した地域で食べられる「甘えび丼」だ。うに丼よりお値段控えめなのにとろける甘さの甘えびがたっぷりのった丼は、それはそれは美味しいもの。
最高すぎる甘えび丼を15日から提供開始
しかし、いまはなかなか旅行には行けないタイミング。寿司店で一般的に食べられるうに丼やいくら丼に比べ、甘えび丼を食べる機会はほとんどない。
そんな中、横浜市のかまとろ丼が有名な人気寿司店・湯島寿司が、最高すぎる甘えび丼を15日から提供開始するという。いったいどんな甘えび丼なのか? 試作品があるとのことで、実際に食べに行くことにした。
仕入れは川崎北部市場

まず、どこで甘えびを仕入れているのかというと、神奈川県川崎市にある川崎北部市場。大きな水産棟があり、全国から魚介類が集まる卸売市場だ。

そこで仕入れたのは、鳥取県網代港産の甘えび。日本海側の甘えびは色も赤みがかっており綺麗で、丼にしたときに映えるという。
地元の一流旅館が仕入れるクラスの甘えび

このクラスの甘えびは基本的に地元の一流旅館や料理店で消費されるのだが、コロナ禍で現地の客数が減ってしまい、他の地方にも流通するようになったのだとか。

現地でしか食べられかった最高品質の甘えびが都内近郊で味わえるだけでも嬉しいが、この甘えびを食べれば海産物が売れなくて困ってる生産者を助けることにもなる。そんなステキな甘えび丼、いったいどのような物になるのだろうか?
甘えびで酢飯が見えない

大将の仕事を見ていると、丁寧に海老の殻を剥いた甘えびがドドンとのった甘えび丼が完成! す、スゴい! 酢飯が見えないぐらい甘えびが敷き詰められており、聞くと30尾もの甘えびを贅沢に使っているそうだ。

記者はよく甘えび丼を食べに旅行をしていたのだが、見た目的には甘えび丼が有名な地域で提供されるものとそん色ない。早速食べてみると...
舌の上でとろけるような甘さ

う、ウマすぎ...適度に弾力のある身と、舌の上でとろけるような甘さ。これは間違いなく最高品質の甘えびである。最初は何もつけずにいただくのが正解だろう。

次は醤油をつけた複数の甘えびと、酢飯を豪快にいただく。殻を剥いた状態の最高の甘えびをここまで贅沢に関東で食べられるなんて、もう幸せすぎて昇天しそうだ。
気になるお値段は...

気になるお値段だが、ランチタイムだと記者が食べた30尾の丼は2640円とリーズナブル。

15尾の丼も用意されており、こちらは1320円だ。15尾のほうが多少リーズナブルだが、1日30尾も15尾も合わせて5食限定のため、甘えび天国を楽しめる30尾を個人的にはお勧めしたい。
甘えびマニアは絶対チェック
甘えび丼の本場で食べられる最高品質の丼に勝るとも劣らないクオリティが、現地と同価格帯で食べられるチャンスはいまだけかも。甘えび天国が楽しめるだけでなく、生産者も助けられるいいことづくめの丼、甘えびマニアは絶対チェックしておこう。
https://twitter.com/yamasan15588510/status/1493116760681480192
【湯島寿司】
住所:神奈川県横浜市都筑区東山田町867
(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)