スマホやインターネットの長時間利用によっても引き起こされる「脳疲労」。ストレス過剰の状態が続き、脳の働きが低下している状態を指します。次のクイズで、あなたの脳疲労度をチェックしてみましょう。
記憶力クイズ「信号編」
下記は、脳の疲労度をチェックする問題です。時間を計測しながら回答してください。

【こたえ】は下にスクロール
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【こたえ:A】
正解できましたか? また、回答にかかった時間はどれくらいでしたか? 回答時間からあなたの脳の疲労度をチェックしてみましょう。
0~10秒:元気脳
10~30秒:少々お疲れ脳
30~60秒:そこそこお疲れ脳
60秒以上、間違えた:かなりお疲れ脳
【クイズ解説】思い出せないのは「注意して見ていないから」
日常生活のなかでよく見る信号機の問題ですね。みなさん、一日一回以上は見ているはずなのに、なぜか思い出せない……。どうしてなのでしょうか。
私たち人間が物事を覚えるためには、“まず対象物に注意を向ける”ことが必要で、なんとなく視界に入ったものを覚えることはできません。
ムカつく上司のこと、帰宅したらやらなければならないこと、友達へのプレゼントを選ぶこと……などなど、本当にたくさんの“考えること”が常に私たちの脳内をめぐっています。
特に現代社会は情報過多で考えることが増え、脳が疲労してしまいがち。クイズを解くのに時間がかかった人は、考えることが多すぎて信号機に注意を向けることができず、脳が疲れている状態といえます。
たまには敢えて情報を遮断して、目の前のことだけに集中する時間を作るのもいいでしょう。
「元気脳」のレシピ
この問題、実は、ぱっと答えが思い出せなくてもロジカルに解くことができます。
信号機の三色の中でもっとも見落としてはいけない色は、当然「赤色」ですね。ですから、右ハンドル乗用車の運転席から見やすい「B」の位置に赤信号をもってくることは合理的な判断。
おのずと「A=青信号」を導き出すことができます。思い出せなくても、焦らない。深呼吸をして落ち着いて考えるクセをつけてみましょう。
現役脳神経外科医。クモ膜下出血や脳梗塞といった緊急の脳疾患を専門とし、国立国際医療センター、北原脳神経外科病院にて数多くの救急医療現場を経験。月に延べ1500人ほどを診察する外来診療経験を経て、大病院並みの検査機器を揃えた小規模クリニックを開業。「病気になる前にとりくむべき医療がある」との信条で、新しい健康管理方法である予想医学を研究・実践している。
執筆者:菅原 道仁(医師)