
レシピを教えてくれた人
フェリチーボ オーナーシェフ 長谷川実香さん辻調理師専門学校を経て料理の道へ。イタリアンのお店で研鑽を積んだあと、イタリアに渡航。ペルージャとソレントで郷土料理のお店に勤め修行する。帰国後、身体に良い自然体の素材選びにこだわった料理作りを目指し、2016年にイタリア料理店「フェリチーボ」をオープン。店名のFelicibo(フェリチーボ)は、イタリア語のfelice(幸せ、うれしい)、cibo(食べ物)のふたつを組み合わせた造語
イタリア料理店「フェリチーボ」のオーナーシェフ、長谷川実香さん。3人の娘を育てる母親でもある実香さんに、身体が喜び、子どもにも楽しんでもらえる絶品リゾットの作り方を教えてもらいました。野菜出汁が決め手!はまぐりとスナップエンドウの絶品リゾット
旬のはまぐりを潮汁のような料理で食べるのは、大人向きの楽しみ方。子どもはその味の個性をえぐみと感じ、敬遠することがあります。また、それが原因となってはまぐり以外の貝類まで嫌いになってしまう場合もあります。はまぐりを使っておいしいリゾットを作るポイントは、野菜出汁を組み合わせて使うこと。では、さっそくレシピを紹介していきましょう。
「はまぐりとスナップエンドウの絶品リゾット」の材料
・お米……100g・はまぐり(中位の大きさ)……10個(下処理を済ませておく)
・スナップエンドウ……10本(下処理をして角切りに)
・玉ねぎ……1/4個(みじん切り)
・ニンニク……1片
・白ワイン……80cc
・オリーブオイル……30cc
・塩、こしょう……適量
・水……500cc
野菜出汁
・人参……1/2本(いちょう切り)
・玉ねぎ……1/2個(いちょう切り)
・セロリ……1/2本(角切り)
・水……2L
下準備|まずは野菜出汁を作ります
1. 材料を煮込む
鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら野菜出汁用の材料を入れます。中火でじっくりと煮込みます(約30分)。2. 煮込んだ汁を濾す
火を止めて野菜を取り出し、煮込み汁を濾す(約600ccのできあがりが目安)。これで野菜出汁の完成です。この出汁がリゾットをまろやかな味に仕上げる重要な役割を担います。
「はまぐりとスナップエンドウの絶品リゾット」の作り方
1. 鍋にオリーブオイル20ccとニンニクを入れ、弱火で加熱してオイルに香りを移します2. はまぐりを入れてオイルを馴染ませたら、白ワイン50ccを加えて中火で加熱し、アルコールを飛ばします
3. 水500ccを加えて蓋をし、はまぐりの口が開くまで加熱します
4. はまぐりとニンニクを取り出し、煮汁は濾してから湯せんで保温しておきます
※煮汁が温かい状態でお米と混ぜるのがポイントです 5. 鍋にオリーブオイル10ccと玉ねぎを入れ、中火でじっくり炒めます
6. お米を加え、塩を適量振ります。野菜出汁70ccと白ワイン30ccを加え、中火で加熱しアルコールを飛ばします(先に野菜出汁をお米と合わせ、お米に野菜出汁のまろやかさを含ませておきます)
7. 4を少しずつ加え、全体を軽くかき混ぜながらお米に火を通します。このとき強くかき混ぜ過ぎるとお米が潰れ、ベトつきの原因になります。鍋をこまめに振るなどの動きでお米に余分な力を加えないように気をつけて加熱します
※ 4の煮汁を加える際は、1回に100cc程度とし、味をチェックしながら野菜出汁を都度適量加え、味がキツクならないように注意しながら加熱してください。このレシピ最大のポイントです
8. お米に火が通ったら、殻を外したはまぐり、スナップエンドウを加え、全体に馴染ませます。塩、こしょうで味を調え、仕上げにオリーブオイル(分量外)を適量加えて完成
スナップエンドウの食感、はまぐりと野菜の旨味が最高!
はまぐりの煮汁と野菜出汁を組み合わせて作ったリゾット。はまぐりの旨味と野菜出汁がやさしい味のハーモニーを奏で、お口の中がしあわせでいっぱいになりました。スナップエンドウのしゃきしゃきとした食感も、ほどよいアクセント。実香さんのテーマだという「身体に幸せなうれしいお料理」が、まさに表れています。このまろやかな味わい、子どもにも喜ばれること間違いなしです。「このリゾットに合う、お米を使った副菜もありますよ」と実香さん。せっかくなので、そちらの作り方も教えてもらいました。
新感覚の副菜!「ライスサラダ」
炊いたご飯とは歯応えがまるで違う、ぷちぷち食感が楽しい新感覚サラダです。さっと塩ゆでしたお米と、野菜やツナなどを混ぜ合わせるだけで、おしゃれな副菜を手軽に作れます。材料
・お米……100g・スナップエンドウ……4本(下処理して角切りに)
・きゅうり……1/2本(角切り)
・玉ねぎ……1/4個(みじん切り)
・ミニトマト……4個(角切り)
・バジル……2枚(千切り)
・ロースハム……2枚(角切り)
・コーン(缶詰)……50g
・ツナ(缶詰)……30g
・卵……1個
・ワインビネガー……15cc
・オリーブオイル……適量
・塩、こしょう……適量
作り方
1. お米をたっぷりのお湯(分量外)で塩ゆで(塩は分量外)にし、やわらかくなったらあげます。水分をしっかり切ってバットに広げ、粗熱をとります2. オリーブオイルで和え、冷蔵庫に入れて冷やしておきます
3. きゅうりからツナまでの材料をすべてボウルに入れ、和えます
4. ワインビネガーを加え、全体に馴染ませながら塩とこしょうで味を調えます 5. 4に2を加え、全体を馴染ませます
6. お米をつぶさないようにやさしく混ぜます
7. ポーチドエッグを作ります(この間、6は冷蔵庫で冷やしておく)
※ポーチドエッグの作り方は、以下の記事をご参考に▼
たまごソムリエが教える。究極の「ポーチドエッグ」の作り方
8. 6を器に盛り、7を添えて完成ですお米に旬の食材を合わせてバラエティ豊かな食卓を
自らも3人の娘さんを育てている女性シェフならではのレシピ、いかがでしたか?大人の味覚と子どもの味覚の違いを意識して味付けを工夫すれば、家族みんなで楽しめる旬の絶品リゾットが作れます。さあ、家族みんなが喜ぶ、身体に幸せなうれしいお料理にチャレンジです。
取材協力
連載「お米の魅力、ご飯の味力」のバックナンバーはこちらから
京都錦市場発!おにぎり好きのための最強ふりかけ6選(読者プレゼントあり)【お米の魅力、ご飯の味力Vol.5】 - macaroni
町家カフェ「ろじうさぎ」で楽しむ正統派朝ごはん ~グルメ女子の京都散策~【お米の魅力、ご飯の味力 Vol.4】 - macaroni
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