昨年、セブン-イレブン(以下、セブン)で販売している一部のサンドイッチが、具材たっぷりに見える断面図とは裏腹に後方部分に具がない「ハリボテ」と物議を醸した。
その後発売された商品でも物議を醸すなど、何かとセブンばかりが注目されがちだが、他のコンビニはどうなのだろうか。しらべぇ編集部は、ローソンで販売されている3種類のサンドイッチを検証することにした。
ハムの食べごたえがスゴい

まずは、定番の具材であるハムを使っている『ジューシーハムサンド』(税込258円)から。

断面を見ると、折りたたまれたハムが何枚も入っており、かなりボリューム感がある。
一口食べると、とにかくハムの食べごたえがスゴい。ハムの食感が最後まで続いて満足感があるぞ。おまけ程度の量ではあるがきゅうりのシャキシャキ食感が嬉しく、からしマヨネーズのアクセントもしっかりと効いている。
定番商品ということもあってハズレようがないクオリティだが、はたして中身はどうなっているのか。半分に割ってみると...
半分に割ってクオリティに納得

これは...かなりギッチギチに詰まっている!
ハリボテサンドイッチにありがちな、「断面だけに大量のハムが並ぶ」ということがなく、サンドイッチの後方部分までしっかりとハムが並べられていた。

別の角度から見るとこのような感じ。「ジューシーハムサンド」の商品名にふさわしい量だといえるだろう。味も中身も文句ナシの逸品だ。
断面部分のいちごはおいしそうだが...

続いて、デザート系サンドイッチの『いちごカスタードサンド』(税込348円)を検証。

断面部分だが、パンからいちごが若干はみ出している。後ろにも多くのいちごが並んでいることを期待したいが...。
食べると、やや甘めのカスタードクリームといちごの酸味の相性がとにかく最高だ。ただ、食べ終わった抱いた感想は「クリームの印象が強かった」ということ。主役であるいちごの存在はそこまで感じられなかったが、その中身は...。
まさかの「ハリボテ」か

これは...スカスカじゃないですか!!
断面部分のいちごの他には、後ろに4分の1サイズのいちごがあるだけで、残りはすべてクリーム。そのクリームも後方部分まで塗られていないため、かなりスカスカ感が目立つ。

別の角度から見るとこのような感じ。公式サイトには「いちごを楽しむスイーツサンドです」と記載されているが、この量では疑問を抱いてしまう。
たしかに味はかなりウマいのだが、税込348円と決して安くはない値段なだけに、「大きいいちごを使うか、せめてもう1つはいちごを足してほしい」と思わざるを得ない。
セブンのいちごサンドと比較してみると...

ここで、1月5日に発売されたセブンの『こだわりクリームのいちごサンド』(税込386円)と比較してみよう。
値段が異なるため厳密には比べられないことを前提にしても、セブンのほうがいちごの量は多い。ただこちらも公式サイトに「パンの後ろまで盛り付けた苺」とあるため、疑問は残る結果になっていた。
さて、現状では「ハリボテ」と言われても仕方がないローソンのいちごサンドだが、はたしてもう片方は...
この量なら納得!

もう片方は、大きないちごが3つ、後方部分にも少し大きめのいちごがあってボリュームは十分。クリームの量もこちらが多いため、この量なら納得だ。満足感もスゴいぞ!

比較すると、明らかにクオリティに差があることがわかる。1人で食べる分にはかまわないが、誰かとシェアしたときには「片方の人だけ残念」のケースもありそうだ。
『いちごカスタードサンド』は「片方だけハリボテ」という結果だった。
ハムの厚みがスゴい

最後は、少し変わり種の『ハムカツ&焼きそばサンド』(税込278円)。「ハムカツ・焼きそば」「たまご・焼きそば」と2種類のサンドイッチを楽しむことができる。

ハムカツのほうは断面のインパクトがスゴい。歯ごたえのあるハムカツと、味の濃い焼きそばで食べたあとの満足感はかなりある。

半分に割るとこのような感じ。ハムカツには若干のスペースはあるものの、形状から考えると仕方ないか。
焼きそばのほうのスペースが空いていることが気になるが、味付けが濃いためこれくらいの量でも十分に楽しむことができる。
たまごのほうは...

こちらが、「たまご・焼きそば」。たまごペーストが全体的に塗られていて、焼きそばの味と合わさってよりこってりとした味わいに。こちらも焼きそばの量が気になるが、味付けの濃さを考えるとやはり許容範囲内といえるだろう。
どのコンビニにも「ハリボテ」は存在
今回は3種類だけの検証になったが、一部では「ハリボテ」と思わしきサンドイッチを確認することができた。
前回の「ファミリーマートのサンドイッチ検証」と同様、どのコンビニにもハリボテサンドイッチは存在するようだ。ただ、これまでのハリボテサンドイッチ検証シリーズで何度も述べているが、「中身の量が満足感に必ずしも影響するわけではない」ということは強調しておきたい。
(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)