
いよいよ今年もクリスマス。コンビニ各社ではクリスマス向けの特別商品が登場し賑わいを見せている。
特にこの時期しか食べられないクリスマス向けローストチキンは各社力の見せ所。そこで、国内店舗数が多い順にセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップの4社をピックアップし、自慢のローストチキンを比べてみた。
まずはオーブンで加熱

まずは4商品を購入。各社この時期に合わせ25日までチキン割引キャンペーンを行っており、セブンはチキン10円引き、ファミマ、ローソン、ミニストップは20円引きだった。
すべてを買い揃えたが、冷えたままでは美味しくないのでまずはオーブンで温める。焼き上がると肉汁がしたたるほどジューシーになるので、これはマストで試してもらいたい。ではジャッジ開始。
超コンビニ級チキン用意するセブン

セブンでは唐揚げ系、フライドチキン系と4商品をクリスマス用チキンとしてプッシュしているが、200円前後の商品が目立つ中、1つだけ税込442円と値段的にも別格扱いなのが「炭火ローストチキンレッグ」。

重さは176.2グラム。炭火で香ばしく焼き上げた豪快なチキンで、外はパリッとした食感をしており、中はほっくりジューシー。炭火の香ばしさとチキンの味がしっかり出ている印象だ。味付けのベースは醤油ということだが、和風らしいスッキリしたテイストでまとまっており、鶏の味が活きている。
「これぞ骨付きチキン」という食べ応えでいえばナンバーワンと言える。他社と比べるとやや値は張るがこのサイズ感とこのクオリティがコンビニで買えることが奇跡。評価は5点満点なら4点。ハイボールに合いそうで、これ一本買えば食卓が一気に映えること間違いなし。
酒にバッチリなファミマのチキン

続いてファミマ。「照焼ローストチキンレッグ」(税込298円)は、生姜焼きのような甘辛いタレで味付けされているテリッテリな見た目の一品。見るからにウマそう。重さは141.1グラムで、4社の中では小さめ。食べたい量だけ本数を買い足すことができるのがポイントになる。

印象的だったのは、しっかりした味付け。お酒やバケットなどともぴったり合いそうで、個人的にはこれをレモンサワーで胃袋に流し込めれば最高だと感じた。皮は照焼の香ばしさが際立ち、中身はブリンブリンの食感。あえて骨を残し食べやすい形状にしているのもニクい。
手頃な価格と後引く味付けに特長を感じ、評価は4.5点。メインメニューとして数本これを買い足しておくと良さそう。
ホロホロ食感が最高なローソン

ローソンの「黄金チキン ローストレッグ」(税込298円)は、骨部分に飾りがついており、まずビジュアルからして特別感がある。
メインの身は骨なしでかぶりつける食べやすさがあり、見た目と美味しさを重視したチキンだった。サイズは133.6グラムと軽量だが特長は量ではなく味にある。

外身は柔らかく、照焼のように甘辛い味付け。中身はふっくらジューシーで、一口かじるとホロッホロな食感がクセになりそう。
中身は鳥自体の味わいが重視されており上品な印象で、ワインなどにマッチしそう。点数としては4.0点で、味はハイレベルながら、もう少し量があってもいいかも。
スモーク感プッシュするミニストップ

最後はダークホース、ミニストップ。「スモークチキンレッグ」(税込321円)は重さ132.2グラムと最軽量ながら、不思議と見た目ではトップクラスに大きく見える。
食べ応えも十二分にあり、味わいの最大の特徴は食欲をそそるスモーク感。スモークチップに梨とリンゴを使用しているそうで、ギュッと締まった身にはコクと旨味も凝縮されている。

食感は弾力があり肉肉しい。表面には黒胡椒がまぶしており、脂の旨味をさらに引き立てていた。
コンビニでここまでスモーク感が楽しめる料理があったのかと驚かされるレベルで、これはビールが最高のパートナーになりそうだ。評価は5.0点。個人的には最も好きな味だった。
どれも手軽さがウリ

個人的勝者はミニストップだったが、どれも特長的でレベルで言えば甲乙付け難かった。
ローソン、ファミマのように何本も買い足して目一杯楽しむ一本もあれば、セブン、ミニストップのチキンのように豪快にかぶりつく楽しさがある商品も。
購入時、店によっては品切れになっていたが「ちょっと待つので作ってもらえませんか」と相談すると、快く調理をしてくれる店舗もあった。ぜひいつもよりちょっと贅沢なコンビニチキンで楽しいクリスマスを過ごしてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)