特に上半身がぽっちゃりしていて、お腹が張りやすい人は、もしかしたら「ガス腸」なのかもしれません。
ガス腸は食生活が崩れていることからお腹が張っていて、お腹全体がポッコリしていたり、上半身が太って見えるようになります。「自分は当てはまるのかしら?」と感じる人は多くいるはず。そこでカンタンなチェックリストがあるので自分はどれだけ当てはまるのか見てみましょう。
□ 外食中心の生活
□ お腹が張りやすい
□ 早食いになりがち
□ 甘いものに目がない
□ 長時間座っていることが多い
□ トイレを我慢することが多い
□ お肉が好き
□ 一品料理になりがち
いかがでしたか?8つのうち4つ以上当てはまっている人は要注意ですよ。
前回は下腹ポッコリな人に多い「下垂腸タイプ」、下半身デブに多い「詰まり腸タイプ」、むくみやすい人に多い「むくみ腸タイプ」、そしてストレスをためがちな人に多い「過敏腸タイプ」の原因と解消方法をご紹介していきました。
今回は、ガス腸がどんな症状を起こすのか、そして解消方法をご紹介します。
◆ガス腸になる原因
ガス腸になる原因はいくつかありますが、主に食事のバランスが崩れていて腸内環境が乱れていることが考えられます。
食事の際、たんぱく質、炭水化物ばかり摂っていて、食物繊維は摂れていないなんてことはありませんか?
たんぱく質と炭水化物などを摂り過ぎてしまうと、腸内のガスが大量発生してしまい、お腹が張るという症状を引き起こしてしまいます。
◆ガス腸の症状
ガス腸になると、お腹が張りやすくなり酷くなると痛みを伴うことがあります。
またお腹がポッコリになることから、太って見えるようになってしまいますね。
さらにガス腸が改善されないままでいると、腸内にいる悪玉菌の数を増やす可能性があります。すると便秘を引き起こし、太りやすくなってしまうのです。
ガスを排出させやすくするだけでなく、ガスを溜めない体づくりをすることが大切ですよ。
●あご全体で噛むようしよう
ガス腸に悩む人の多くは早食いな人が多いのだとか。
よく噛まずに飲み込んだり、食べ物を口に入れる際一緒に空気を飲み込むと、ガスになりやすくなりますよ。
食事の際はゆっくりよく噛むようにしましょう。
食べる際は大きく口を動かして、両側のあごで食べるようにしてくださいね。
早食いの人はあごの片側しか使っていないことが多いのでチェックして改善していきましょう。
●食物繊維を先に食べよう
ガスが臭うのは先に炭水化物やたんぱく質を食べているから。
肉などの動物性たんぱく質は腸内のガスを発生させやすい体質を持っています。
必要以上にガスの発生を増やさないためにも食事のバランスを整えていきましょう。
食物繊維を先に摂ったり多めに食べるようにすることで、解消することができますよ。
●マッサージをしよう
トイレに行くタイミングがないとお腹が痛くて辛いですよね。
そんな時はお家でできるガス抜きマッサージを行うことでお腹に溜まり続けるのを解消することができます。
夜寝る前にマッサージを行って腸を元気にしていきましょう。
おへそ周りを押したり、「の」の字をイメージしながらお腹まわりを優しく撫でることで、ガスだけでなく、お通じにも効果がありますよ。
いかがでしたか?
今回はガス腸を改善してポッコリお腹をスッキリさせる方法をご紹介しました。
食事内容や食べ方を変えたり、腸を刺激したりすることで、腸はガスを溜めない体に変化することができます。
ぜひ参考にしてガス腸を改善していきましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

