
もっとカレーがおいしくなる音楽、まとめました
音楽があると、料理がもっと楽しくなる。流行りのJ-POP、昔から好きなROCK、最近気になる洋楽……好きな音楽を聴けば気分も上々。作った料理も、ちょっとおいしくなっていることでしょう。さて「もっとカレーがおいしくなる、Kitchen Music」と題した本企画。カレー作りのおともにしたい音楽を、モデルやミュージシャンなど各界のカレー好きに紹介してもらいました。
たまには、新たな音楽とともにカレー作りを楽しんでみてはいかが?
できあがったプレイリストがこちら
もっとカレーがおいしくなる、kitchen music|Spotify
自然と気分がアガる曲から、ちょっとディープな曲まで、個性豊かな楽曲たちが勢ぞろい。プレイリストは上から、爽やか〜ディープというイメージで並べてみました。プレイリストをおともにカレー作りに励んでもよし、気になるアーティストを掘り下げてもよし。音楽の力で、料理をもっと楽しく。
おすすめ曲を教えてくれた、カレー好き6人
1.【モデル】村田 倫子
モデルとして、さまざまなメディアへの出演や商品プロデュースなど幅広く活動。カレー・お酒好きとしても知られ、連載・コラムの執筆も積極的におこなっている。自身がブランドディレクターを務めるアパレルブランド「idem(イデム)」を、2020年に立ち上げた。また、メガネブランド「Zoff」とのコラボ商品「Zoff CLASSIC ROMANTIC LADY」が、全国Zoff店舗にて発売中!
おすすめ曲
左から「歌う女」「By Myself Again」
・歌う女(さとうもか)耳元で優しく囁かれているような柔らかな声、それでいて大胆でポップな曲調がたまりません。エモーショナルなビートからゆったりはじまり、「It's show time!」の掛け声を合図に、ミュージカルのようにくるくると変わる展開は、カレー作りのパッションそのもの。
踊りながら、ステップをふみながら、機嫌よく作ったカレーは、普段よりなんだかイケてるかも。
楽曲詳細|Spotify
・By Myself Again(GLIM SPANKY)起きがけに窓を開けて、爽やかな朝の空気を吸い込みながら、この曲をかけて、朝にカレーを作る。カントリー調で優しくも冒険的なメロディーは、身も心もほぐれて溶けて心地よい。
億劫な朝も、この曲とスパイスの香りで不思議とご機嫌に。今日はなんだかよい日になりそうな、一日のはじまりに花を添える曲です。
楽曲詳細|Spotify
カレーこぼれ話
好きなカレー店は、中目黒「VIBES CURRY(バイブスカレー)」。バイブスに合わせて、自由に肩の力を抜いて楽しむスパイスカレー。素材の味、ピリリと爽快なスパイスの香り、オーナーの人柄、お店のハーモニーとビートに揺れて味わう体感型のひと皿です。
Zoff CLASSIC ROMANTIC LADY|公式HP
2.【ミュージシャン】曽我部 恵一
90年代初頭よりサニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストとして活躍。2004年、自主レーベルROSE RECORDSを設立し、インディペンデント/DIYを基軸とした活動を開始。以後、サニーデイ・サービス/ソロと並行し、プロデュース・楽曲提供・映画音楽・CM音楽・執筆・俳優、店の運営など、多彩かつ自由な表現活動をおこなっている。
自身がオーナーを務める下北沢「カレーの店・八月(はちがつ)」では、ありそうでないサラサラのスパイスカレーを提供。じっくり丁寧にとった最高のスープとたっぷりのスパイス。胃もたれしない、毎日でもいただける、無添加でやさしくおいしいカレーを目指す。おすすめ曲
左から「ジムノペディ」「虹色浪漫」
・ジムノペディ(エリック・サティ)魂がどこかに飛んでいきそうな不思議で美しい曲。時代や場所を超えて、ただただスパイスと対峙できる瞬間が訪れます。
楽曲詳細|Spotify
・虹色浪漫(佐藤隆)無国籍な場所を流れる歌謡。様々な物語がめくるめく舞踏会のように、スパイスの香りと手を取り踊り出すでしょう。
楽曲詳細|Spotify
カレーこぼれ話
個人的にはあらゆるカレーを愛していますが、お店で作っているのはサラサラのスパイスカレー。スパイスもとっても重要ですが、やはり特大ずん胴で豚骨鶏ガラを煮込み、おいしいスープをとることが、まずは大事です。カレーの店・八月|公式SNS
3.【カレーキュレーター】カレー細胞/松 宏彰
映像監督・広告プランナー。国内外約4,000軒のカレー店を渡り歩き、macaroniでの連載「カレー最前線」をはじめ、TV・雑誌・イベントなどを通じてカレー情報を発信する。毎月、全国からネクストブレイクのカレー店を渋谷に呼んでくるイベント「SHIBUYA CURRY TUNE」をプロデュース。
おすすめ曲
左から「The Mad Chinaman」「ストリッパー」
・The Mad Chinaman(DICK LEE)シンガポールの国民的歌手であるDICK LEE(ディック・リー)が、東洋と西洋の狭間で揺れ動く自身のアイデンティティを歌った名曲。
そもそもカレーはアジアの胡椒、南米の唐辛子、エジプトのクミンなどを融合し、ヨーロッパを経て日本に伝わった東西ハイブリッドな食べ物。だからこそ、どんな具材と掛け合わせても、カレーはカレーというアイデンティティを保ち続けるのです。「自分っていったい、何?」そう心がグラついた時こそ、この曲とカレーを摂ると良いのです。
楽曲詳細|Spotify
・ストリッパー(沢田研二)イントロから不穏なざわつきが止まらない、うねるようなメロディライン。永久不滅の色気とカッコ良さ。これはまさに、スパイスの香りと唐辛子の辛さがグワァーッと脳を掻き回しクラクラするあの感じそのものだ。
カレーでガツンとトリップしたい……そんな時はこの曲。強烈な“追いスパイス”となること間違いなしです。
楽曲詳細|Spotify
カレーこぼれ話
カレーを通じて見えてくる文化の多様性・異文化融合に興味があるため、ジャンル問わず探究を続けています。最近はカレーとお酒、特にスパイス酒の可能性に注目。写真右は、ジャンル融合の極み!南インド×発酵中華×日本酒のお店「牧谿(もっけい)」の「鶏担々カカオ咖喱」です。
連載「カレー最前線」を読む
SHIBUYA CURRY TUNE|公式HP
4.【CDショップ店長】松本 真伍
「HMV record shop コピス吉祥寺店」店長。中古CD/レコードから人気の新譜まで、常時5万アイテムを取りそろえるレコードショップを店長として仕切る。CD/レコードの買取はお任せあれ。
おすすめ曲
左から「CHINESE SOUP」「Blue Summer」
・CHINESE SOUP(荒井由実)カレーは煮込み。煮込みと言えばこの曲。そのせいなのか、料理中には決まってこの曲が浮かびます。歌詞はちょっと怖いけれど、メロディーは最高です。
楽曲詳細|Spotify
・Blue Summer(マル・ウォルドロン)料理はほぼしませんがカレーだけは別。こんな曲を聴きながらリラックスして料理したいですね。「レコード好き=カレー好き」の公式も大体合ってます。
楽曲詳細|Spotify
カレーこぼれ話
吉祥寺の職場から歩いて5分ほどの「茶房 武蔵野文庫」のカレーライスが好き。素朴な出立が気に入っています。HMV record shop コピス吉祥寺店 店舗詳細|公式HP
HMV record shop コピス吉祥寺店|公式Twitter
HMV record shop コピス吉祥寺店|公式Instagram
5.【macaroni編集部】副編集長・高倉 遼
「手料理には時間をかける」ことがモットーの、出張料理人でホムパ狂。おうち時間の増加に伴いビールの消費量も増加、いよいよ体にガタが来つつある。実は、学生時代に音楽ライターを目指していた時期があった。
おすすめ曲
左から「Tomorrow Never Knows」「Liberty&Gravity」
・Tomorrow Never Knows(The Beatles)カレーは自由な食べ物なので、作る時はぐちゃぐちゃした感覚を大事にしたい。ということで、ここはサイケだろうと。そしてカレーは、王道的な料理でもあります。サイケデリックであり王道。という着地でこの曲をおすすめします。
ループや逆再生を駆使したインド的幻惑サウンドに、キャッチーなメロディーライン。この曲自体が、ほぼカレーです。
楽曲詳細|Spotify
・Liberty&Gravity(くるり)こちらもサイケデリック系。"変な曲"として話題をさらった6分半のプログレソングで、いくつかの異なる楽曲が超合体された趣の一曲。
この曲作りも、多分カレー作りに似ているんですよね。様々なプロセスを経ながら複数のスパイスを独自に組み合わせて、自分だけの味を作りあげていく……的な。以上、戯言でした。
楽曲詳細|Spotify
カレーこぼれ話
アチャール(インドの漬物)が充実していて、自分なりの食べ方や味変を楽しめるカレーが好きですね。食材や味の組み合わせに意外性があるものが添えられていると楽しい。写真のように自分で作る際も、アチャールには結構こだわっています。高倉 遼|Instagram
6.【macaroni編集部】ディレクター・道岡 直宏
クリエイティブディレクターを経て編集の世界に。食・植物・音楽など、さまざまな企画編集を担当。持ち前の好奇心と胃下垂によって新店調査も欠かさない。音楽は聴く専で、邦メロコアからK-HIPHOPまで広く浅く、たまに深く。
おすすめ曲
左から「ランドリー」「SHE CAN ROCK」
・ランドリー(LUCKY TAPES)カレー作り=チルということで、キッチンで揺れながら聴いてほしい一曲。LUCKY TAPESお得意のアーバンチルな世界観が全開で、甘く官能的なメロディーが最高に心地よいんです。気分がノって、思わずスパイスを多めに入れてしまうかも!?
楽曲詳細|Spotify
・SHE CAN ROCK(THE BAWDIES)カレー作りにはロックな魂も大事、ということでおすすめしたい一曲。ロックンロールど真ん中のメロディと、Vo.ROYのエネルギッシュな声で、自然とハッピーな気持ちに。休日の朝でも平日の夜にでも、カレー作りを楽しみたいときにぴったりです。
楽曲詳細|Spotify
カレーこぼれ話
最近一番ヒットした、高田馬場「まっちゃんカレー」。メニューはキーマカレーのみという潔さで、これがまぁ美味なこと!軟骨入りの超粗挽きなひき肉、無水調理のドロッとしたテクスチャー、濃厚なコクとほどよい塩気。個性的なのに分かりやすい……思わずニヤついてしまうおいしさです。
道岡 直宏|Instagram
もっとカレーがおいしくなる、kitchen music|Spotify
新たな音楽で、もっと楽しいカレー作りを
カレーと音楽は相思相愛。カレー店を始めるミュージシャンも増えていますよね。おうちでも、キッチンを創作の場として、いろいろなカレー作りにチャレンジしてみてください。なにかと肩の力が入りがちだった2020年もあとわずか。最後くらい、ちょっとリラックスして料理を楽しんでみて。
企画編集:道岡 直宏
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