
ヨーグルト研究会に教わる「あのヨーグルトのここがすごい!」
スーパーの乳製品コーナーにずらりと並ぶ「ヨーグルト」。正直どんな違いがあるのか分からず、いつも同じものを手にとってしまいがち……。そこで、1,700種以上のヨーグルトを食べ比べているという、カップヨーグルト研究会の向井智香さんに、身近な市販ヨーグルトの違いや、おすすめポイントを教えていただきました。向井さんのヨーグルト愛、大爆発です。レビュー数1,700以上!カップヨーグルト研究会の向井さん
カップヨーグルト研究会こと、向井智香と申します。紛らわしい名前をつけてしまったので団体と思われることが100%なんですが、個人です。2011年、森永乳業さんから「パルテノ」が発売されて衝撃が走りました。スプーンを逆さにしても落ちない濃厚さ。ゆっくりとした口溶けと、染み出すうま味。「ヨーグルトにも種類があるんだ!」と気がついた瞬間でした。それからというもの、あらゆる種類のヨーグルトを食べ比べては記録する日々が始まり、レビュー数はまもなく1,700種類になります。今回は、そのなかでも特におすすめしたいヨーグルトをご紹介します。
No.1 「オハヨー乳業 ぜいたく果実シリーズ」
こちらの商品はシリーズでのご紹介。というのも、季節ごとにフルーツが入れ替わるのが魅力だからです。カップタイプとドリンクタイプ があり、SNSで発信するたびにフォロワー様からリアクションが届く大人気シリーズです。おすすめポイント1 :果物のクオリティが高すぎる
個人的には、果物を扱わせたらオハヨーさんの右に出るものはいない、と思っています。とにかくオハヨーさんのヨーグルトに入っている果物はクオリティが高い!「ぜいたく果実」の名にふさわしく、フレッシュな果肉がゴロゴロと入っています。果物を存分に楽しめる、ぜいたくなヨーグルトです。おすすめポイント2 :ファミリーマート限定味
カップタイプはファミリーマート限定の味があるので見落とし注意です。また、限定品は販売期間が短いので、見つけたらマストバイ。No.2 「明治 TANPACT ギリシャヨーグルトシリーズ」
明治さんから2020年3月に登場したTANPACT(タンパクト)シリーズ。当初は「砂糖不使用」と「バナナ風味」の2種類だったのですが、同年秋「甘さひかえめ」「バニラ風味」「りんご風味」と、フレーバーが新しく生まれ変わりました。おすすめポイント1 :驚くほど高たんぱく質・低カロリー
なんとひとつ73kcalで、たんぱく質が12gも摂取できます。ほかの高たんぱく質系のヨーグルトと比較しても、トップクラスの数値です。もちろん脂質は0gで、炭水化物も6.2gとかなり絞られています。効率よくたんぱく質を摂取するならこれ!(※1)おすすめポイント2 :ガラッとテイストの異なる3種類
「甘さひかえめ」は、フルーティな甘味にほんのり酸味を感じるザ・ベーシックな味。クセがなくアレンジもしやすいです。「バニラ風味」は甘くリッチなバニラの香りが溶け込んでいて、ダイエット中のおやつにぴったり。「りんご風味」はジュージーな味わいでカジュアルに食べられます。ここまで雰囲気が違うと、気分に合わせて選べてとっても楽しいです。No.3 「ギリシャヨーグルト パルテノ はちみつ付」
ヨーグルトの食べ比べに目覚めるきっかけとなったパルテノは、わたしのなかで永遠のアイドルです。プレーンタイプやソース入りなども存在していますが、まず押さえていただきたいのが「はちみつ付」。おすすめポイント1 :日本初のギリシャヨーグルト
実はこちら、日本で初めて作られたギリシャヨーグルト。2011年9月1日、ギリシャの伝統製法を踏襲して作られました。今ではすっかりいちジャンルとして定着しましたが、当時は衝撃的でした。ぼってりと舌にまとわりつく食感で、ほぐれていくに従って優雅なうま味が溶け出します。おすすめポイント2 :リッチなご褒美ヨーグルト
ギリシャヨーグルトといえば、先述のタンパクトのように脂質をカットし、高たんぱく質食材としての色が強くなってきています。しかし、パルテノは脂質を含んだリッチな味わいで、まさにご褒美ポジション。まずは、黄金色に輝く別添のはちみつをトローっとまわしかけます。そして、混ぜ込みすぎず、ムラのある状態で口に運ぶと、フレッシュなはちみつの香りが立って絶妙な味わいに。
No.4 「小岩井 生乳100%ヨーグルト」
トロトロ食感の虜となるファンが多いヨーグルト。一般的なプレーンヨーグルトは、容器のなかで発酵させ、豆腐のようにピチッと凝固しています。しかしこちらは、大きなタンクでまとめて発酵させ、丁寧に凝固をほぐし、なめらかにしてから容器に詰める製法。ちなみに容器が三角なのは、トロトロのヨーグルトを角から注ぎやすくするためだそうです。おすすめポイント1 :贅沢な生乳100%
生乳100%のヨーグルトって、とっても贅沢品なんです。スーパーで売られているプレーンヨーグルトの原材料名を見てみると、「乳製品」などが混ざっていることが多々。搾りたての生乳だけで作られたフレッシュな味わいにぜひ注目してみてください。おすすめポイント2 :実はトクホなんです!
原料と食感にこだわったグルメなヨーグルトなのですが、実はトクホ(特定保険用食品)なんです。一日100gを継続摂取することで整腸作用が確認されています。酸味控えめのトロトロ食感で、果物やグラノーラに絡めて食べるのもおすすめ。(※2)No.5 「明治ブルガリアヨーグルト LB81 Fruit on the Bottom プレーンとバナナ」
「明治ブルガリアヨーグルト」の底に、フルーツソースが入ったシリーズがあるのをご存知でしょうか?2層に分かれたこのスタイルをFruit on the Bottom (フルーツオンザボトム)といい、海外で流行している食べ方です。おすすめポイント1 :プレーンヨーグルト×ソースってすごいんです
ソースと二層になったヨーグルトはよく見かけるようになりましたが、その多くはギリシャヨーグルト。ヨーグルトが濃縮されているため、ソースと混ざらずに二層が保たれます。しかし、こちらの商品はギリシャヨーグルトではなく、プレーンヨーグルト!これって実はすごい技術なんですよ。おすすめポイント2 :バナナソースがほぼバナナ
果肉がすぐに変色してしまうことや、風味の出しづらさなどから、ヨーグルトの量産品では滅多に扱われることのない果物「バナナ」。ところがこの商品、ついにやってくれました……!変色もなくリアルな食感の果肉入りで、食べる直前に自分でバナナを足したかのよう。ソースを混ぜすぎず、スプーンの上でミニカレーを作るような感じで比率をみながら食べるのがおすすめ。奥が深いヨーグルトの世界
向井さんにお話をお伺いして、ひと口に「ヨーグルト」と言っても味わいや食感はさまざまであることがわかりました。朝食やおやつ、ダイエット中のデザートになど、好みやシチュエーションに合わせて選べるのもうれしいポイント。いつも同じヨーグルトを選びがちな筆者ですが、これを機に新たな商品にチャレンジしてみようかなと思います♪企画・文 / 高崎 瑞輝(macaroni編集部)向井さんブログ|Yoghurt - カップヨーグルト研究会のヨーグルトブログ
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【参考文献】※1 明治TANPACTギリシャヨーグルト 甘さひかえめ 125g|ヨーグルト|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.
※2 小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト|製品情報
(2020/11/09参照)