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マニアも惚れた!いま行くべき「吉祥寺カレー」9店【カレー最前線 #5】 - ビューティーガー

時刻(time):2020-10-31 16:31源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
この記事では、国内外3,000軒以上のカレー店を渡り歩くマニア「カレー細胞」が、東京カフェカレー文化の発信地「吉祥寺」で、本当におすすめしたい逸品を紹介。アーティストたちに愛される名店や、東京を代表するスパイスカレー店など、マニアが惚れた至高のひと皿をお届けします。 「sio」鳥羽シェフの"おいしい思考”をおすそわけ 8/5オープン!東京駅の新スポット
この記事では、国内外3,000軒以上のカレー店を渡り歩くマニア「カレー細胞」が、東京カフェカレー文化の発信地「吉祥寺」で、本当におすすめしたい逸品を紹介。アーティストたちに愛される名店や、東京を代表するスパイスカレー店など、マニアが惚れた至高のひと皿をお届けします。

カフェカレー文化が根付く「吉祥寺」に新たな波が!

カフェカレーを代表する「茶房 武蔵野文庫」のカレーセット。詳しくはのちほど。

映画・演劇・音楽・アニメ……どメジャーとは少し違う個性をもったアーティストたちを育んできた、いわゆる「中央線カルチャー」。東京付近にお住まいの方なら、JR中央線界隈の街がどこも個性的なのが、お分かりいただけるでしょう。

今なら「サブカル(サブカルチャー)」という言葉で片づけられてしまいそうですが、いやいや、世界に誇るジャパニーズカルチャーの大半はサブカルから生まれてきたわけです。

サブカルはもはやメインカルチャーなのであり、いや、それならサブカルと呼ぶこと自体に矛盾が……。

演劇人たちが集う「くぐつ草」の洞窟のような店内。こちらものちほどご紹介。

なんて、ちょっとややこしい話から始めてしまいましたが、今回のテーマは「吉祥寺カレー」。

中央線カルチャーの中心地としてさまざまなアーティストたちが生息するこの街には、昔からそのような人達が自然に集まるカフェやバーがたくさんありました。

確とした個性と信念を持つアーティストたちは、同じようなお店を好むわけで、そんなお店には高確率で、個性派カレーがあるわけです。

「まめ蔵」「武蔵野文庫」「くぐつ草」、吉祥寺三大カフェカレーと呼ばれたこれらのお店では今も昔も、カレーと珈琲をお供に演劇論や演出論を語り合う風景が見られます。

「カレーはカルチャー」が色濃く具現化されている吉祥寺、その最新事情をお届けしましょう。

連載「カレー最前線」一覧へ

1. 東京カフェカレー文化のパイオニア「まめ蔵」

1978年のオープン以来、「カレーを目当てにカフェに行く」というカフェカレーのシーンを開拓。下北沢「茄子おやじ」、国立「いんでぃ庵」など、各地に“まめ蔵系”と呼ばれるカレーの名店たちを生み出した、まさにカフェカレー界の大御所です。

3日かけて煮込んだコク深いカレーは、開店以来変わらぬ味。そんな同店のオーナーは、南椌椌(みなみくうくう)という名で絵本やテラコッタ(素焼き)の作家活動をしており、その絵は店内にも飾られています。

スペシャルカレー

1,250円(税込)

具材がいろいろ選べる「まめ蔵」。“迷ったら全部の法則”でいくならこちらがおすすめです。肉(ビーフ・ポーク・チキンから選択)・やさい・豆まめ・ゆで玉子のミックスという贅沢仕立てのカレー。

辛さは抑えめでコクたっぷりのカレーに、具材それぞれの食感が入り混じり、ここにしかない魅力にあふれたひと皿になっています。店舗情報

2. 文学とスパイスの香り漂う「茶房 武蔵野文庫」

早稲田で35年続いた「茶房 早稲田文庫」を引き継ぐ形で1985年にオープン。こちらも、昔から変わらぬ人気を保っています。

絵画や古美術品、書籍が並ぶ店内はまさに「文庫」。カレーやコーヒーが入る小石原焼の器やカップは、店内で購入することもできますよ。

カレーセット

1,300円(税込)

「茶房 早稲田文庫」から受け継いだ秘伝のレシピで作る名物カレー。小麦粉、玉ねぎをじっくり炒めたルーから作っているのです。「カレーセット」では、そこにサラダと、コーヒー/紅茶/ヨーグルトいずれかを選んで付けられます。

沁みるような味わいのカレー、ホロホロに煮込んだ大ぶりの鶏肉も圧巻!しっかりほぐしていただきましょう。

ある程度楽しんだら、薬味のらっきょうやお漬物をガーッとカレーに混ぜ込むのが個人的おすすめ。せっかくなので、コク深く香り高いコーヒーとともに堪能してみてください。

焼きリンゴ

700円(税込)

10〜2月限定の「焼きリンゴ」も同店の隠れた名物。出逢ったら、ぜひ食べてほしい逸品です。熟したリンゴの芯を抜き、レーズンとラム酒とザラメを入れてオーブンで焼き上げ、仕上げにホイップクリームをトッピング。

これはまさに“アップルパイのパイ抜き”。オトナの贅沢気分に浸れますよ。店舗情報

3. 演劇人たちが通う、壮大な地下空間「くぐつ草」

地下へ続く階段を降りると、そこはまるで洞窟のような不思議な空間。ゆるりとした空気感の「まめ蔵」、文学の香りがする「武蔵野文庫」と比べ、「くぐつ草」はよりアングラで前衛的な一軒。

実はここ、1635年創設の「江戸糸あやつり人形劇団 結城座」の劇団員によって、1979年に開店したお店なのです。

くぐつ草カレーセット

1,750円(税込)

カレー・サラダ・ドリンクがついたセットが圧倒的におすすめ。注目は、創業当時から製法を変えていないカレー。ライスの上のレーズンの配置も、サラダにのった3つのパスタも、鳥の姿にカッティングされた人参も、何ひとつ変わっていません。

一見、ベーシックなカレーのようですが、よく見るとコリアンダーシードがビックリするほどたくさん。10種のスパイスを炒って香りを出してから、麻袋に入れて煮込むのだそうです。

玉ねぎのしっかりした甘みととろみ、スパイスのザクザク感、レーズンの食感、それらの対比がひそやかな個性を醸し出していますね。

コーヒーは深煎りを。この店の深煎りは本当においしい。アロマが強くてとても好み。お店の独特な雰囲気が、またそのおいしさを引き立てています。

レアチーズケーキ

700円(税込)

特別な空間にもう少しいたいなら、このひと品を追加しましょう。

ババロアのような食感に濃厚な酸味。スパイシーなカレーのあとでも、深煎りコーヒーのお供としても、決して引けを取らない存在感がある味わいなのです。店舗情報

4. 吉祥寺スパイスカレーの草分け「リトルスパイス」

カフェカレー文化が花開いた吉祥寺にありながら、独自のスタンスで知られる個性派店。インドやスリランカのスパイス料理をベースにしたカレーをいただけるお店で、オープンは2004年。昨今流行っているスパイスカレーの先達と言えるでしょう。

カレーは、キーマからレバーを使ったブナカレーまでいろいろ。すべて仕込みが別というこだわりようです。

ちょっと通好みな映画タイトルが並ぶ店内は居心地がよく、お酒がリーズナブルなのも嬉しいポイント。夜は売り切れ次第閉店のときもあるので、早めの訪問をおすすめします。

ブラックカレー

1,030円(税込)

「ブラックカレー」は、スリランカの家庭料理をヒントに作られたカレー。黒いルーの中には鳥手羽元が3本、ライスは日本米です。

スリランカ料理をかなりまろやかにして、日本米に合うようアレンジしてあります。辛さを表す唐辛子マークはお店最高の5個ですが、辛い!というより、食が進むかすかな辛さ。

スパイスの香りに、ホッとするやさしさが潜むカレーなのです。店舗情報

5. 吉祥寺カレー新世代の代表店「ピワン」

ハーモニカ横丁の極狭店として人気を呼び、吉祥寺イチの行列カレー店として名を馳せる「Piwang(ピワン)」。「ど海老カレー」「黒胡麻担々キーマ」という振り切ったアプローチのカレーが、レトルト化されるまでになりました。

新しい吉祥寺を代表するカレー店として圧倒的な存在感を放っています。それのみならず、シャバシャバのテクスチャー、鮮やかな盛り付けのあいがけ、カスリメティの香りなど、大阪スパイスカレーに通づる魅力をもった、東京スパイスカレーの代表店とも言えるでしょう。

2020年2月2日にはハーモニカ横丁から移転。「カフェ キチム」とスペースを共用することで広々とした空間を確保し、以前よりも訪問しやすくなりました。嬉しいかぎり!

2種盛りカレー

1,200円(税込)

お店の代名詞といえば、定番チキンカレーと日替わりカレーの美しい2種盛り!

センターに端正なライスの橋をかけた独特の盛り付けは、「Piwang盛り」と呼ばれ、多くのカレーマニアたちがレトルトカレーあいがけ時に真似するほどのアイコン性をもっています。

しかし素晴らしいのは見た目だけではありません。スパイスや素材の活かし方も抜群なのです。

シャバシャバのチキンカレーからは、しっかりしたカスリメティの香り。この日の日替わり「タケノコ入り海老カレー」は、まるでビスクのように海老の旨みあふれるカレーでした。

今日の副菜

150円(税込)

メニューで見逃してはいけないのが「今日の副菜」。実は別の日の日替わりカレーがミニカレーで提供されることがあるのです。

この日はなんと、日替わりカレー人気ナンバーワンともいわれる「黒胡麻担担キーマ」が!しっかり辛めで、胡麻の風味が凝縮したキーマに花椒のシビれ……吉祥寺が生んだ傑作中華カレーなのです。店舗情報

6. 衝撃!カリーつけ麺&ドライカレー「モンタナ」

世にも珍しい、カリーつけ麺とカリーのお店。もとはカレー店でしたが、ラーメン好き店主の勢いで2018年に現在の業態へとチェンジ。カレーが食べたいときも、ラーメンが食べたいときも、ここに来れば満たされる。そんな素晴らしさをもつお店です。

カレーは無料で辛さ調節(1〜7)できるのですが、その表記が面白すぎるんです。1はコーラス、2はディレイ、5がオーバードライブ、6がディストーション、7がファズ!

脳内に響く辛さのイメージを音のエフェクトで表現しているわけですね。さすがは吉祥寺。

モンタナカリープレート

1,300円(税抜)

おすすめは、カリーつけ麺とドライカレーがワンプレートになった“オトナのお子様ランチ”的なセット。

そもそも、カリーつけ麺自体の完成度が素晴らしいんです。カレーすぎず、けれどカレーから逃げず絶妙なバランスのつけ汁。存在感のある麺に贅沢な自家製ローストポーク。

そして横に控えるドライカレー。コンパクトサイズで、ライス・キーマ・卵黄と、見事な三段盛りです。舌触りなめらかなキーマは、つけ麺的にいえば肉味噌の味わい。

それぞれ個別に味わったあとは、キーマやライスをつけ汁につけていただきましょう。そりゃあ、楽しくておいしいに決まってますよね。店舗情報

7. ネパール料理ダルバートを堪能「ナマステカトマンズ」

吉祥寺のネパール系カレー店といえば、おしゃれな「Sajilo Cafe(サジロ カフェ)」が人気ですが、現地の風をより感じたいならこちらへ。

ポピュラーなインド料理(ナン&カレー)に加えて、ネパールの国民食「ダルバート」を始めとしたネパール料理がいただけるのです。

オーナーは、日本とネパールの文化交流に取り組まれている方。吉祥寺ではネパール料理も文化的なのですね。役者さんたちのファンも多いですよ。

ダルバットセット

998円(税抜)

「ダルバットセット」は、ダルカレー・野菜カレー・ネパール漬物(ムラコアチャール)・ドリンクという構成。ナンかライスが選べるのですが、そもそもダルバートとは「ダル=豆」「バート=ご飯」の意なので、迷わずライスを。

現地の味わいを再現したひと皿は、どれも間違いないおいしさ。一般的なインドカレーとはひと味もふた味も違う、ネパールの家庭の味わいが楽しめますよ。店舗情報

8. おしゃれ空間で南インド料理を「サッパドゥレディ」

東急百貨店前の道を北上することおよそ15分。武蔵野市から練馬区への境を越えたところに2020年5月誕生した、待望の南インド料理店です。

以前、高円寺の老舗喫茶店「七つ森」でなぜかビリヤニが提供されていて非常に驚いたことがあるのですが、そのビリヤニを作っていたのが、のちに同店のシェフを務めることとなった女性だったのです。

彼女は、大久保「魯珈(ろか)」・西荻窪「大岩食堂」・市ヶ谷「牧谿(もっけい)」などの人気カレー店店主を輩出した「エリックサウス」にいたこともあり、その腕は折り紙付き。

センスの良い空間で、至福の南インド料理を堪能することができます。これは行かねば損。なお、カウンター5席のみの小さなお店につき、お子様連れでの来店はお控えを。

今日のカレー3種

1,300〜1,500円(税抜)その日の内容によって変わります

プレートに敷かれたバナナリーフの上に、今日のカレー3種・インド米・副菜・ウールガイ(漬物)・アッパラム(豆せんべい)が。コンパクトながらここまで本格的な南インドミールスを常時いただけるのが嬉しい!

この日のカレーは、しっかり辛めの「マドゥライチキンカレー」、ケララ州名物・ココナッツミルクベースの旨味あふれる魚カレー「ミーンモーリー」、タミルナドゥ州の酸味ある野菜カレー「ロビア豆と大根のマンディ」……最高すぎます。

いままでの吉祥寺にはないタイプのお店。駅から歩いた距離以上の満足感に浸れますよ。店舗情報

9. いまの中央線カルチャーを体現「吉祥寺ハバカーる」

国分寺で人気を博し、惜しまれながら福島県に移転した「ハバカーる」が、中央線沿いにカムバック!

ココナッツミルクを用いたタイカレーのようで違う、クセになるオリジナルカレーを味わえます。辛さを自由に選べ、トッピングもバリエーション豊富。通いながら自分好みの味へチューニングしていくのも楽しみですね。

2階席の内装はかなりシュール。中央線沿線のアーティストたちの作品が所狭しと展示され、サイバーパンクかつトライバル(近未来的・民族的)な独特の世界観を生み出しています。

まさに複雑怪奇、いまの中央線カルチャーを体現したようなカレー店です。

麻辣キーマCURRY

900円(税込)

ここ数年、カレー界のニュートレンドである「中華カレー」。「麻辣キーマCURRY」は、ガッツリ辛い四川火鍋をカレー化したようなひと品です。

オイルに染み渡った唐辛子の辛さと旨味、そこに組み込まれた花椒のシビれ、ズシッと重いボディーブローがくるインパクト抜群のカレーです。せっかくなら辛さは5以上で。

「ふわふわたまご」(200円)をトッピングすることで、辛さの逃げ場を作ることもできますよ。自分好みの辛さで楽しんでみてください。店舗情報

おいしいだけじゃない、吉祥寺カレーの世界

スパイスの刺激だけでなく、アート&カルチャーの刺激もいただくことができる吉祥寺カレー。ぜひ、気になるお店のカレーを体感してみてください。きっと新たな創作意欲がわいてくることでしょう。

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※ 記事の内容は、公開時点の情報です。記事公開後、メニュー内容や価格、店舗情報に変更がある場合があります。来店の際は、事前に店舗にご確認いただくようお願いします。
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