
店内のオブジェもイタリアのもので埋め尽くして、大好きな世界観を演出
自由が丘駅徒歩3分の好立地に、本場イタリアの空気を肌で感じられるレストランがある。店の名は『アンティカ トラットリア チーボ』。




前菜だけで10種類近くオーダーしてワインを楽しむ常連客も多数
料理は、グランドメニューの他に、その日入った食材を活かした料理を豊富に展開。とくに人気なのが、新鮮な魚介を使った前菜だ。

四川キュウリ、千葉県産の枝豆「湯あがり娘」、軽く酢〆したヒラゴイワシにたっぷりのキャビアをのせたタルタルは、食べやすいワンスプーン料理として登場。スダチがきいた爽やかなタルタルにキャビアの塩気がちょうどよく、のっけからワインがほしくなる。
炭で焼いた熱々のフランスパンに、北海道産のウニをこんもりとトッピングしたブルスケッタは、柑橘をしぼっているため、ウニの甘みが際立ってまろやかな味わい。パンはカリカリに焼き上げているので、食感の違いも楽しい。
サックリ食感のフリットは、飽きの来ないシンプルな味付けがたまらない!
新鮮な魚介を堪能したいなら、前菜の次は魚料理をどうぞ。
味付けは、ガラムマサラを加えた「マルドン」の塩、とがった味が特徴の塩「フルール・ド・セル」、イタリアの胡椒「マリチャ」のみ。
前菜からすべての料理に共通して言えることだが、三浦さんの料理はどれも、手が込んだソースなどはほとんど使わず、素材の味を引き出すシンプルな調理法で仕立てられている。それゆえ、舌に、身体に、すっとなじんで余韻まで楽しめるだけでなく、「またあの味を食べたい」と思わせられるのだ。
ジューシーな肉のうまみを最大限引き出した炭火焼き

一般的な三元豚の飼育日数が約150~180日のところ、平牧三元豚は約200~250日かけて育てられているだけでなく、ストレスフリーな環境でのびのびと暮らしているため、やわらかな肉質で脂もとてもジューシーだ。
この平牧三元豚に低温のオーブンで火入れした後、炭火で仕上げたのがこちらの料理。下味はマルドンの塩のみだが、肉自体のうまみ、甘みが最大限引き出されているのでこれだけで十分うまい。
付け合わせのバナナピーマンをカットして肉とともにいただくと、ジューシーな脂身がいい塩梅で、さっぱりした口当たりなのもまた魅力的だ。
野菜の青くささがやみつきになるリゾットは、炭火焼した太刀魚と相性抜群
〆のリゾットにも、炭火を活用。

グラスワインは赤白ともに常時5種類。ボトルは幅広いタイプをオンリスト
〆にいたるまで一貫して、素材そのものの味を堪能できる料理ばかり。じっくりと噛みしめたくなる料理ぞろいだから、言うまでもなくワインも進む。

【メニュー】
・前菜2種 2,400円~
*記事中の2種は「小田原からのヒラゴイワシのタルタル キャビアのせ」「北海道産ウニのブルスケッタ」
・平牧三元豚の炭火焼き 2,980円
・千葉県産バナナピーマンとロケットピーマン、枝豆のリゾットと太刀魚の炭火焼き 2,000円
・天草産アナゴのそば粉フリット 2,000円
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税別です。
撮影:佐々木雅久
アンティカ トラットリア チーボ
東京都目黒区自由ヶ丘1-26-8 キクモトビル2F050-3463-2020(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
火~日・祝日
ランチ 11:30~14:30
(L.O.13:00)
火~土
ディナー 18:00~23:00
(L.O.21:30)
日・祝日
ディナー 18:00~22:00
(L.O.21:00)
月曜日
https://trattoriacibo.jimdofree.com/
https://r.gnavi.co.jp/njv7h8350000/
この記事の筆者:松本玲子(ライター/音楽家/ナレーター)