コスメコンシェルジュのやむです。SNSで話題のマツモトキヨシのクレンジング。数あるクレンジングのなかでも絶大な人気を誇る、シュウウエムラのクレンジングと似ていると噂されています。
そこで、マツモトキヨシのプライベートブランドである、ウーマン メソッド トリプルAの「トリートメントクレンジングオイル」1,100円(税込)を使って、使用感や仕上がりなどをご紹介します(以下「マツモトキヨシのクレンジング」と呼びます)。
シュウウエムラと似てると言われる理由
このマツキヨのクレンジングは、
・98%自然由来成分
・スクワラン、ホホバ油、シア脂などの配合成分が似てる
・テクスチャ、仕上がりが似てる

という理由で、SNSなどでは“シュウウエムラのジェネリック”と呼ぶ人もいます。
ただ、成分が似ていると言っても、配合の%までは不明なので、まったく同じというわけではありません。また同じ成分名、たとえばスクワランでも品質はピンキリです。あくまで安価な類似品ということを念頭に置いておきましょう。
とはいえ、スクワラン、ホホバ油などの整肌成分やテクスチャ、仕上がりが似ていて、とても1,000円台で購入できるクレンジングとは思えないクオリティ。
ウォータープルーフの日焼け止めやカバー力の高いファンデーションを使っている方でもスルッと落とすことができ、クレンジングを短時間で済ませることができます。
パッケージもシンプルかつ洗練されているので、見えるように置いても部屋の景観を崩さず、むしろおしゃれに見えてくれます。
似ているかどうか正直レビュー
・テクスチャ、使用感
・メイクの落ちやすさ
・仕上がり
・コスパ
の4つに分けて、シュウウエムラのクレンジングと比べてみました。
癒される香りで使い心地◎

テクスチャはかなりサラッとしていて、かなりシュウウエムラのクレンジングに近いです。
手に出してみると、ハーバルフローラルの香りが漂い、面倒なクレンジングもちょっとした癒しの時間に変わるなと思いました。ハーバルフローラルの香りは、エステや美容院などでふわっと香るような爽やかな香りで、しつこくないところもうれしいです。
推奨されている使用量は2~3プッシュとありましたが、肌にのせてみるとサラッとしたテクスチャにより、肌との摩擦が気になるなといった印象です。たっぷりのせてできるだけ摩擦をおこさないようにするには、全顔で3~4プッシュあれば十分でした。
ゆるめのオイルなので手からこぼれてしまわないよう、2プッシュに分けて肌にのせることをおすすめします。
スルスル落ちるメイク落ちのよさ
肌にのせた後、円を描くようにクルクルと指を滑らせると、だんだんとメイクが浮いてきます。力を入れなくてもなでるように滑らせるだけで落ちていくので、短時間でメイクオフできました。

クレンジングオイルは乳化の工程が大切です。乳化させることでメイク汚れがスルッと落ち、素早くメイクオフできます。マツモトキヨシのクレンジングは、乳化させると少しもったりした質感になり、ファンデーションやリップなどのメイクが落ちていきます。
落ちにくいウォータプルーフマスカラも力を加えることなく落とせたので、これ1本ですべてのメイクが落とせるのはうれしいです。
しかし、目に入ると視界が濁ったり痛んだりするので、目元はアイメイク専用のリムーバーを使うことをおすすめします。
もちふわな仕上がり
最後に水で洗い流すと、思ったよりもオイル残りを感じないところに驚きました。
シュウウエムラのクレンジングはW洗顔不要なので、洗いあがりがサッパリとし、肌がもっちりとした仕上がりになります。
一方で、よくある1,000円~2,000円のクレンジングは、W洗顔不要でも洗いあがりが少しベタつきを感じてしまうことがデメリットでした。
しかしマツキヨのトリートメントクレンジングオイルは、1,000円のプチプラながらも水で洗い流した後のベタつきがなく、ふわっともっちりした肌に仕上がります。W洗顔不要と書かれていないので、クレンジング後の洗顔はしておきましょう。
圧倒的なコスパ
マツモトキヨシの「トリートメントクレンジングオイル」は1,100円(税込)/150mlに対して、シュウウエムラの「アルティム8∞」は同じ容量で5,060円(税込)です。安易に比べることはできませんが、それでもマツモトキヨシのお得感がよく分かりますよね。
平日毎日使ったとしても1カ月~2か月はもつので、現在オイルクレンジングを変えようと考えている方や「シュウウエムラが肌にあっているけどちょっと高いな」と感じている方に、お試しとしておすすめできるクレンジングです。
マツモトキヨシのクレンジングは、個人的にリピートありのアイテムでした。
<文/やむ>
やむ
コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定)/ 秘書検定準1級 / 温泉ソムリエの資格保有。フリーライター。温泉旅行が趣味。気がつくとデパコスカウンターにいるほどコスメ好き。
(エディタ(Editor):dutyadmin)