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ネットで噂「乳首をピンクにする海外製クリーム」の危険性|皮膚科医に聞く | ビューティ

時刻(time):2020-09-19 08:18源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
今SNS上で、海外製品の「メラケアクリーム」という医療用クリームが“乳首がピンクになる”と話題になっています。利用者のコメントには「ピンクを通り越して乳首が消えた!」などと、ありえない絶賛の声も散見されますが、本当に効果があるのでしょうか? 写真はイメージです(以下同) また、乳首の色が消える(?)くらいの薬品を、個人がインターネットなどか

 今SNS上で、海外製品の「メラケアクリーム」という医療用クリームが“乳首がピンクになる”と話題になっています。利用者のコメントには「ピンクを通り越して乳首が消えた!」などと、ありえない絶賛の声も散見されますが、本当に効果があるのでしょうか?

ネットで噂の「乳首が消えるクリーム」使っても安全?

写真はイメージです(以下同)

 また、乳首の色が消える(?)くらいの薬品を、個人がインターネットなどから購入して使用することに問題はないのでしょうか?

 そこで、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生に、「乳首がピンクになるクリーム」の危険性についてお聞きしました。

「乳首がピンクになるクリーム」の使用はすぐやめて!


「メラケアクリーム」は海外の医薬品ですが、日本では医薬品の承認を受けていません。輸入元などの注意書きには、医師に相談して使うこと、副作用があることが書いてあります。ですが個人で使う人が多いのが現状です。また偽物が出回っているリスクもあります。

 パッケージを見ると、メラニンの合成をブロックする働きを持つ〈ハイドロキノン〉、肌のターンオーバーを上げる〈レチノイン酸〉、抗炎症薬である〈ステロイド〉といった成分が主になっていることが分かります。

「乳首がピンクになるクリーム」の使用はすぐやめて!

「メラケアクリーム」
(主な成分:ハイドロキノン2%、トレチノイン(レチンA)0.025%、モメタゾン(ステロイド)0.1%)

 ただ、慶田先生は個人の使用に警鐘を鳴らします。

「ハイドロキノンは、日本では医療機関が処方する決まりになっている成分です。また、レチノイン酸はシミのレーザー照射後のアフターケアや美白目的で使われる成分ですが、肌に塗るとカサついてヒリヒリすることから、医師側で塗る回数を調整しながら使うものなので、セルフで使うには強すぎる成分です」(コメントは慶田朋子先生、以下同じ)

 このクリームによって「消えた!」というほどの効果が得られたことに関しては、次のように分析します。

「この2つの成分を同時に乳首のように皮膚が薄い部分に塗り続けると、カサつきとヒリヒリがひどくなって、激しい炎症や湿疹を起こしたあとに、脱色素反応が起こることがあります。それによって乳輪や乳首の色が薄くなった可能性もあるではないでしょうか」




真皮が不健康に薄くなる可能性がある


 本来であれば、カサつきや炎症といった症状で肌に異常が起きているとわかるはずですが、「このクリームには結構強いクラスのステロイドも含まれているので、それにより、症状を抑えられてしまって気付きにくいのだと思います」と慶田先生。

「クリニックでは、レチノイン酸の炎症反応が強く出過ぎたときに、治療として症状に合わせた弱いステロイドを処方することもありますが、初めからステロイドを混ぜて販売しているのは、賛成できることではありません」

真皮が不健康に薄くなる可能性がある
 というのも、ステロイドは意味もなく塗り続けると皮膚が委縮してくることもあるそう。

「ステロイドが入っていることに気づかずに美白剤として長期に使い続けるうちに、真皮の萎縮が生じ、不健康に薄くなっていってしまう可能性があります。このようなクリームを乳首に塗り続けるというのはとても恐ろしいことです。今使っている方がいたら、すぐに使用をやめて欲しいです」







年齢を重ねれば自然とピンクの乳首になる


 慶田先生の下にも、乳首や乳輪の色を薄くしたいと相談に訪れる患者さんは多いといいます。

年齢を重ねれば自然とピンクの乳首になる

銀座ケイスキンクリニック院長・慶田朋子先生

乳首の色はメラニンの活性によって決まっているもので、人種やホルモンが関係しています。性成熟期の東洋人の女性ではもともとベージュから茶色をしています。男遊びが激しいと濃くなるといったような都市伝説的なことは一切あり得ません」

 乳首の色は、妊娠や出産に伴って色味が濃くなる一方、性ホルモンの分泌が激減する高齢者では、ピンクに近いトーンになるのだそうです。

「自分の乳首は黒いんじゃないかと悩んでこられる方も多いですが、ほとんどの方は普通ですよ。アダルトビデオの女優さんや、温泉などでほかの女性と比較して黒いと思う方もいるようですが、人間の皮膚は、寒いと縮んで温まると伸びるので、興奮していたり、入浴で体が温まったりしていると、皮膚が伸びて乳首の色も薄まります。縮んでいる状態の自分の乳首の色と、伸びて色が薄まった他人の乳首の色を比較して、黒いと感じている方もいるかもしれません」(慶田先生)

 自身の乳首の色が気になる場合は、体が温まっているときと冷えているときで見比べてから判断するのがいいそうです。





それでも乳首の色を薄くしたいときは……


それでも乳首の色を薄くしたいときは……
 乳首の色味に悩んでいる女性の大半が一般的なトーンであるとはいえ、中にはアトピーの湿疹やブラジャーなどで擦れたことにより色素沈着が起きて黒ずんでいるケースもあるそうです。

「そのような場合も、海外製クリームを個人で購入するのではなく、皮膚科に診察に来ていただければ、トーンアップできます」

 一部の美容皮膚科では、黒ずみなどが起こっていない本来の色味であっても、ピコレーザー照射などの施術で色調をほんのり明るくすることも可能だそうです。

ピコレーザーはメラニン色素を微粒子に一気に粉砕するので、施術直後から色味が薄くなります。その後、時間とともにマクロファージが色素のかけらを食べてくれるので、さらに明るくなっていきますよ」

 施術直後はほんのりピンク色になるくらいでダウンタイムもなく、施術当日から入浴も可能なほど、安全に乳首の色を薄めることができるそうです。







ボディクリームで保湿してあげる


 レーザーなどの施術に抵抗がある場合は、ボディクリームで保湿するのもいいそうです。

顔に塗る美白クリームや、メラニンを取る作用がある『ビタミンC』を配合したものなどを塗るだけでも、違ってくるでしょう

ボディクリームで保湿するのも
 ピンポイントで薄くしたい場合は、ターンオーバーを早める「レチノール」を配合した市販のクリームや美容液を使用すると、若干の効果が得られるかもしれないとのことでした。肌が弱い方はレチノールでもカサカサすることがあるので、間をあけながら塗ってください。

 海外製品も手軽に購入できる時代ですが、だからこそ、選ぶ側がしっかりと知識を持って選択することが大切になります。特に薬剤は、安易に手を出すと取り返しのつかないことにもなりかねません。

「日本の薬事法を通っている化粧品であれば大体は安全です。それでも、どのようなものにもかぶれる可能性はあります。肌がカサついてきたらいったん塗るのをやめるなど、様子を見ながら使用してください」

【慶田朋子(けいだ・ともこ)】
銀座ケイスキンクリニック院長/美容皮膚科医 /医学博士/レーザー専門医
東京女子医科大学医学部卒業後、同皮膚科学教室に入局。美容クリニック勤務などを経て、2011年に銀座ケイスキンクリニックを開設。メスを使わないナチュラルな若返りを叶える美容皮膚科医としてファンが多い。皮膚科専門医の立場から分かりやすく解説する、正しいスキンケアとインナーケアの情報を多くのメディアで発信。著書『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)など。
銀座ケイスキンクリニックホームページインスタグラム

<取材・文/千葉こころ、ビューティーガール編集部>
千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。




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