
“世界一”のヴィーガンレストラン『菜道』
「ヴィーガン」と聞くと取っつきにくいイメージを抱いたり、自分には関係のない世界だと考える方もいるかもしれない。しかし、東京・自由が丘の『菜道(サイドウ)』は、そういう人にこそ訪れてほしいヴィーガンレストランだ。
運営は、動物由来成分やアルコール、化学調味料などを使用しないインスタントラーメン「Samurai Ramen」を販売する『株式会社Funfair』。

世界中の誰もが食事を楽しめる



「たとえば、ヴィーガンの友達がいたとします。しかし、これまで一緒に食事を楽しめる店が日本には極端に少なかった。ですから当店は、ヴィーガンと“ノーマル”な方がともに食事をおいしく楽しめることをめざしているのです」と楠本さんは強調する。
さて、前置きが長くなったが、実際に『菜道』で提供している料理を紹介しながら、その魅力をお伝えしていこう。
焼鳥、カツ丼もヴィーガン向けに
メニューは、いわゆる“居酒屋料理”だ。「日本を訪れる外国の方がいちばん食べたがるのは、われわれ日本人がいつも口にしているような大衆食なんです。だから、そうしたインバウンド需要に対応したメニュー構成にしました」と楠本さん。これが前述の情報サイトのクチコミで絶大な支持を得た理由のひとつだろう。なるほど、メニューブックをめくると、焼鳥、うな丼、かつ丼、ラーメン、餃子……と、日本の居酒屋や食堂でおなじみのメニューが並んでいる。でも、焼鳥? ウナギ?? とんかつ??? ヴィーガンレストランでそれらを提供することができるのか。疑問に思うのは当然だ。でも、それが可能なのだ。

見た目は、たしかに焼鳥。半信半疑でほお張るとザクっとした歯触りに続いてムギュっとした食感が感じられ、香ばしいタレの風味が味わえる。多少の違和感はあるが、味わいは限りなく焼鳥に近い。材料などは企業秘密だが、鶏肉を使わずに焼鳥を再現できることに驚きだ。

サクッとした食感の“カツ”は、軽い口当たりながら、衣の香ばしさや“肉感”が感じられる。やはり紛うことなくカツ丼である。巷でよく見る大豆ミートは使っていないという。


写真上の「おん齋麺」は季節の野菜と春雨湯葉巻き揚げをトッピングしたやさしい味わいの一品。自家製の柚子胡椒とともにいただく。
ヴィーガン対応のワインもラインアップ
ランチは「齋麺」をはじめとする食事メニューや「菜道の昼膳」などを用意。一方、ディナーはプリフィクスコースが基本になる。人気なのは、前菜、食事、ドリンクなどがセットになったコース「菜道で夜鳴き」(写真下)。
ほかに前菜またはデザートから3品とドリンク2品をチョイスできるコース「菜道でおつまみ」も好評。それぞれのコースに追加で、単品メニューを注文することも可能だ。お酒はヴィーガン対応のワイン(写真下)など、誰もが安心して飲めるものを用意している。


【メニュー】
菜食焼き鳥 700円
カツ重 1,300円
ヴィーガンチーズのカプレーゼ 900円
おん齋麺 1,300円
菜道で夜鳴き(コース) 3,000円
菜道
東京都目黒区自由が丘2-15-10050-3467-5185(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:00)
ディナー 18:00~22:00
(L.O.21:00)
水曜日
https://saido.tokyo/
http://r.gnavi.co.jp/jpb9amx50000/
この記事の筆者:石田哲大(ライター)