【ラクうま美人ごはん】
ナッツも、いいけれど…。

糖質オフダイエットの味方であり、手軽に食べられる“ナチュラルサプリ”として優秀なのが、「ナッツ」ですよね。私もお腹が空いた時などに頼る美容食の一つになっています。今回はそんなヘルシーフードの選択肢を広げるようなご提案。みなさんは、「オリーブの実」ってどの程度食べていますか? ピザにのっているあの黒いやつ!
そうです今回は、ナッツよりもヘルシーな美容食「オリーブの実」の魅力についてご紹介したいと思います。
オリーブは野菜ではなく果物の一種

オリーブは地中海沿岸地域で広く栽培されている植物で、野菜ではなく果物の一種。日本では「実」から作られるオリーブオイルが最も身近になっていますよね。このオリーブオイルの原材料となる「実」を塩漬けにしたものが、今回の主役。スーパーでよく扱っているのは缶詰・ビン詰コーナーにあるビン詰タイプ。さらに最近では輸入食材店などでパック詰めされたタイプも見かけるようになりました。
黒と緑の違いは? 美容のためには緑がオススメ
いずれにせよ、種類としては“ブラック”と“グリーン”の2つが主流でしょう。

この色の違いは、「成熟度」によるもの。黄緑色の実が熟すにつれて緑から赤、赤から紫、紫から黒へと変化していきます。熟すほどにマイルドな味わいになりますが、グリーンオリーブならではの爽やかな風味が好きという人も少なくないかもしれません。
そして栄養面では、少々違いが。グリーンなほどアンチエイジングにつながる「ポリフェノール」の含有量が高いため、美容を気にする人にはグリーンがオススメです。その他、オリーブの実に含まれる主な健康・美容成分としては、ビタミンE(アンチエイジング)、オレイン酸(善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールのみを減らす)、ビタミンA(アンチエイジング、健康的な皮膚・目のために)が豊富であり、ナッツ類に比べるとカロリーが1/4以下と点が魅力でしょう。
※参考:オリーブの栄養(カルフォルニアオリーブ協会)
“肉・魚・野菜のふりかけ”として、5粒程度を手軽に楽しむ
美しくなるためのスタメンおやつとして、ナッツ等に加えてオリーブの実を冷蔵庫に常備しておくと、ダイエット・美容生活に磨きがかかるはずです。そして食べ方としては、特別なオリーブ料理を作るより、普段のメニューに添えるのが一番気軽。

肉に添えたり、野菜サラダにトッピングしたりと、“肉・魚・野菜のふりかけ”をイメージしながら、無理なく5粒程度を一緒に楽しむのが、長く付き合えるコツかもしれません。

そして最後に、私が最も気に入っている食べ方をご紹介します。
ざくざくオリーブたっぷり、美容度満点のマヨネーズを楽しもう

マヨラーの私が、罪悪感なくマヨネーズを楽しむために日々実践しているのが「ザクザクオリーブのマヨネーズ」なんです。作り方は簡単。お好みのマヨネーズに、刻んだオリーブをたっぷり加えて混ぜるだけ。オリーブの華やかな風味が加わり、西洋風タルタルソースとでも言いましょうか、立派なソースとして大活躍してくれます。私はこれを温野菜や肉料理などにトッピングして楽しんでいます。
ピザのトッピングだけではもったいないほど優秀なオリーブ。是非みなさんも気軽においしく取り入れてみてくださいね!
<文、写真/スギアカツキ>
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
(エディタ(Editor):dutyadmin)