<香味野菜をおいしく食べる~前編>
1本、2本余った時に。

皆さん、夏バテ対策のためにどんなものを食べていますか? 大切なのは、食欲を保ちながら、必要な栄養素をバランス良く摂取することですが、そんな食欲を爽やかにアップさせてくれるのが「香味野菜」。
中でも日本らしい“茗荷(みょうが)”は特有の香りが魅力で、そうめんの薬味などで活躍してくれます。でも中途半端に1~2本残ってしまい、使いみちに困ってしまっている人は少なくないでしょう。
そこで今回は、「香味野菜をおいしく食べる~前編」として、“みょうが”のおいしい活用法を3つご紹介したいと思います。
①トマトと合わせて、ポン酢とオリーブオイルで和える

まずはじめは、みょうがと相性抜群のトマト。完熟トマトを切り、スライスしたみょうがを加えてポン酢とオリーブオイルで和(あ)えるだけなのですが、これ、トマトの旨味・甘味がみょうがの香りと合わさって華やかな一皿が完成します。かつお節を加えるのも美味で、旨味と香りを上手に合わせた夏らしい冷菜になること間違いなしです。
【材料】
トマト 2玉程度
みょうが 1本
ポン酢 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
(1)トマトは食べやすい大きさに切る。みょうがは薄切りにする。
(2)トマトとみょうがをポン酢とオリーブオイルを加えて混ぜ合わせる。
②豚肉と一緒にナンプラーで炒める

個人的に一番好きな食べ方がコレ。豚肉は切り落としでもバラ肉でもOKで、みょうがと一緒にナンプラーとハチミツで炒めると、エスニックテイストの炒めものに。この組み合わせは、みょうがを食用栽培する日本ならでは。見事なまでにエスニック味になるので、騙されたと思ってやってみて!
【材料】
豚薄切り肉 200g
みょうが 1~2本
油 大さじ1
ナンプラー 大さじ1
ハチミツ 大さじ1
【作り方】
(1)みょうがは斜めに切っておく。
(2)熱したフライパンに油をひき、豚肉を炒める。8割火が通ったところでみょうが、ナンプラー、ハチミツを加えて、強火で炒め合わせる。
③天ぷらにする

最後は、天ぷら。これは一度食べた人なら、その美味しさがわかるはず。こんなにも油と合うなんで……。揚げ物が面倒な人も、みょうがだけであれば、厚手の小鍋で簡単に揚げることができるでしょう。ため息が出るほどの美味しさですから、ちょっとでも気になったらチャレンジしてみてほしい逸品です。
【材料】
みょうが 2本以上
天ぷら粉 1/2カップ
冷水 少々
【作り方】
(1)みょうがを縦半分に切る。冷水で溶いた天ぷら粉を冷水で溶いて(水の分量は、天ぷら粉のパッケージを確認)、みょうがを浸す。
(2)油を注いだ鍋を160度に熱し、みょうがを加えて揚げる。
さあ、いかがでしょうか? 気になるものから作ってみてくださいね。後編は、「大葉」のおいしいレシピをご紹介します!
<文、写真/スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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