気になるものは、試すべし。

最近、妙に気になる調理家電があります。それは、オランダの家電メーカー「PRINCESS(プリンセス)」が作るホットプレート。“美しすぎるホットプレート”と称され、芸能人のインスタグラムにも登場するなどして話題になっています。
プレートが大理石のようにつるりと美しく、まわりには竹素材の台座が包む、なんともモダンなデザインですよね。そこで今回は、このホットプレートを実際に使ってみた感想を素直にレポートしてみたいと思います。はたして実用性は……?
プレートは全3種。私は黒のTable Grill Stoneを試してみました
プリンセスのホットプレートは全3種。美しすぎると称される「Table Grill Pure」と、そのミニサイズ「Table Grill Mini Pure」、日本限定のストーンプレートを採用した「Table Grill Stone(黒・グレー・白)」。価格は、スタンダードサイズがいずれも22,000円、ミニサイズが14,300円(各・税込定価)です。どれにしようか散々悩み、黒のTable Grill Stoneのスタンダードサイズをチョイスしました。

箱から出してみたところ、入っていたのは、竹素材の台座、ストーンプレート、スパチュラ6本、油受け皿(黒)、電源コード。すでにとってもシンプルで機能的な予感が漂います。
台座の中央に油受け皿をセットすることで、焼肉などで出てきた油がプレート中央の穴に落とされ、油受け皿でキャッチする設計になっています。これはヘルシー面で大きな魅力ですよね。では早速使ってみることにしましょう。
手始めにお好み焼きを作ってみた。焼き色はどう?

焼肉やステーキは上手に焼けるだろう、という予測のもと、お好み焼きを作ってみることにしました。中央の穴を挟んで両サイドに1枚ずつが焼きやすそうですが、我が家は3人家族なので4枚を並べたところ、少々楕円形にはなりますが、キレイに並べることができました。そして、最も気になる焼き具合ですが、ひっくり返すと……

山芋たっぷりの生地が、程よくこんがり焼けているではないですか! これはセラミックコーティングと遠赤外線を組み合わせたプレート(セラミック・ノンスティック加工)のおかげで、料理初心者でもムラなくキレイに焼くことができるんだそうです。このつるっとしたプレートのおかげで油も不要。くっつくいたり、こびりついたりしません。再びひっくり返してみましょう。

美しい仕上がり! これまでのホットプレートとは一線を画する感じで、家庭的なお好み焼きをスタイリッシュに楽しむことができます。
真ん中の穴が気になって、料理がしにくいけれど……

完成したお好み焼きは、限りなく私の理想に近い仕上がりでした。気になるところをあげるとすれば、真ん中の穴が気になって、料理がしにくいという点。しかしこれはオプションで購入できる「ストッパー」をつければ、安心して調理が可能になります。タジン鍋スタイルのフタとセットで3300円(税込)。コレさえあれば、焼きそばやもやし炒め、蒸し煮料理などもバッチリですね。私はすぐに追加購入をしました。
次はシンプルに、ソーセージやベーコンを焼いてみた

そしてもう一つ美味しかったのが、ソーセージやベーコンをシンプルに焼いたもの。

このホクホクジューシーな焼き上がりは、フライパンではなかなか出せないでしょう。一緒に食べた母(60代)は、「ホットプレートもずいぶん進化したわねえ、びっくりするくらい美味しいわ」とポロリ。
片付けの手軽さは、まるで夢のよう
また、忘れてはならないのは、片付け。なんと、台座や天板に飛び跳ねた油を拭き取り、天板をキレイにすればOKでした。コンロのグリルを洗うことに比べると、夢のような手軽さです。はー、片付けが簡単だと、定番として使う頻度もあがりますよね。

あとは、ある程度大きなホットプレートなので、収納面で折り合いがつくかどうかも購入にあたっては重要なポイント。少人数世帯の場合は、ミニサイズが良いかもしれません。我が家ではちょうどステイホームの時期と重なったのもあり、このホットプレートは優雅に大活躍。焼肉などの外食ができなかったため、食べるときの感動もひとしおでした。

食生活に関わる家電は、おしゃれだけではなく、美味しさこそが重要。その両面をしっかり兼ね備えた調理家電だと、私は強く思いました。
<文、写真/スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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