
たまには一人でゆっくりと。落ち着いて過ごせるビストロ5軒

パートナーや友だちと過ごす時間も好きだけど、たまにはひとりの夜を満喫したい。その想いに応えてくれるのが、ワイン一杯の利用も歓迎してくれるビストロだ。おいしいお酒と料理をそろえたお店は、がんばる大人の憩いの場。行きつけのお店ができれば、しっかりと自分を内省する時間も持てるから、明日からの英気も養えるはず。
そこで今回は、気分転換やリフレッシュにもってこいの、東京都内のビストロ5選をご紹介。今日一日がんばった自分へのご褒美や、代わり映えしない毎日へのスパイスとしても利用してみては?
【1】家庭料理と自然派ワインのほっとする味わいに癒される『ミャンカー』(駒沢大学)

百貨店社員時代に自然派ワインの虜になり、自らもワインバーを開くべく、ソムリエの資格取得を目指して一念発起した店主が、奥様とふたりでオープンした『ミャンカー』。

飲食店での修業経験ゼロの奥様は、趣味で続けていた家庭菜園で獲れた野菜でワインに合うお惣菜を手作り。肉料理もシンプルなものは作るが、愛情たっぷりに育った野菜のおいしさゆえか、お客からは野菜料理のリクエストが多いという。
「普段使いの飲み屋」をモットーに、「お酒に合う」「おいしい」「リーズナブル」の3点にこだわってメニューを用意しているため、人気の品は早々に売り切れることも。オリーブオイルやニンニク、マスタードなどを用いて、ワインに合うよう仕立てられているため、お酒もくいくい進むこと必至だ。

人気メニューは、純米酒「神亀(しんかめ)」の酒粕と発酵バター、刻んだドライいちじくをディップに仕立てた「新亀酒粕入りいちじくバター」(写真上)と、生地から手作りしている「しらすと九条ねぎの自家製つまみピザ」。和の食材と合わせられるよう、日本酒もバラエティ豊かにそろえているので、日本酒ファンにもぜひ訪れてほしい。
ミャンカー(miankah)
東京都世田谷区駒沢1-4-7
050-3713-9686(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
18:00~翌1:00
(L.O.24:00)
火曜日
第1水曜日、第3水曜日、第5水曜日
※毎月第1、第3、第5水曜日も定休日となります。
http://r.gnavi.co.jp/a91e6fzx0000/
【2】心を込めて作るビストロ料理のおいしさに、心がほっと安らぐ『えさけ』(学芸大学)

「うちにおいでよ」という意味の秋田弁をそのまま店名として採用した『えさけ』。大切な友人を家に招いて料理とワインを振る舞うような緊張感を大切に、定番メニューも心を込めて作っているのだという。

くるみオイルを使ったドレッシングで、きのこと野菜のおいしさを引き出した「フレッシュマッシュルームとルッコラ、パルミジャーノのサラダ」、馬肉のねっとりとした甘みを堪能できる「馬肉のタルタル」(写真上)をはじめ、ワインと相性抜群のメニューぞろい。

昔ながらの喫茶店のデザートを彷彿とさせる、濃いめのカラメルがかかったプリンも人気の一品だ。
席は、カウンター席8席のみ。こぢんまりとした造りだからこそ、隣り合ったお客とのおしゃべりも気軽に楽しめそうだ。
えさけ Et Ca Qu’est
東京都目黒区鷹番3-14-20 1F
050-3461-1331(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
18:00~24:00
火曜日
http://r.gnavi.co.jp/g724ytuf0000/
【3】酵母まで手造りの自家製パンはテイクアウトも可能! ベーカリー併設の創作ビストロ『Cise(チセ)』(根津)

北海道出身の宮武郁弥(ふみや)シェフが、地元から取り寄せた食材を使って作る創作フレンチは、彩り豊かで見た目にも気分が上がるメニューぞろい。

約20種類のアラカルトから好きなものを選ぶのも楽しいが、一人だけどしっかりと食事したい夜には、5品前後で構成される3,800円のコースをチョイスするのもいいだろう。ワインは、自然派と正統派をバランスよくそろえているため、料理とのマリアージュを楽しみたい人にもうってつけだ。

また、“パン界のカリスマ”と呼ばれる堀田誠氏に師事して腕を磨いた宮武シェフの作るパンにも注目! 併設のベーカリーには、常時焼立てのパンが並ぶほか、食事と一緒に店内でいただくこともできる。
もちろん、帰りがけに翌朝のパンを購入して帰るのもあり。起きてからの楽しみができれば、次の日まで心がホクホクしそうだ。
Cise(チセ)
東京都台東区池之端3-4-19 1F
050-3461-8728(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
12:00~15:00
(L.O.14:30)
18:00~23:00
(L.O.22:30)
不定休日あり
http://r.gnavi.co.jp/jma2emt00000/
【4】一品目は、小説家・吉本ばななさんも大好きなサラダをチョイスしたい『オーペシェグルマン』(幡ヶ谷)

小さいころから料理とフランスが大好きで、短大卒業後、フランスで料理修業を積んだ吉澤美智子さんが、カフェやベトナム料理店での勤務を経てオープンした『オーペシェグルマン』。
10種類前後の旬野菜が盛りつけられたボリューミーなサラダやカレーなどもオンリストしているのは、フレンチの枠組みを超えて様々なスタイルの店で働いてきた経験があってこそ。

ちなみに、具だくさんな「ポーチドエッグの入ったリヨン風サラダ」(写真上)は、吉澤さんの料理のファンである吉本ばななさんの小説にも登場。身内の死というショッキングな出来事が原因で、食べ物の味もわからなくなっていた主人公の味覚が、生命力あふれるサラダを食べた瞬間に蘇るという内容である。本の名は『もしもし下北沢』。この本片手に、サラダからスタートする食事を楽しむなんてのも粋。

塩気が効いた「鶏白レバーのテリーヌ」(写真上)や、フランス・シャラン地方の鴨が主役のコンフィなども、ワインと一緒に楽しみたい逸品。コート・デュ・ローヌ地方サン・ジョセフで造られている「ヴァルヴィニエール」の赤ワインをはじめ、同店の料理と相性のいいワインもたっぷりそろっている。
Au peche gourmand
〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷2-24-2 須原屋ビル1F
03-6276-6332
月~土 18:00~23:00(L.O.22:30)、日・祝日18:00~22:00(L.O.22:00) 日 ランチ12:00~15:30(L.O.15:00)※日曜日のみランチあり
火曜、第3水曜
http://a-p-g.jp
https://r.gnavi.co.jp/be90pywv0000/
【5】肩ひじ張らずに寛げる、ナチュラルな居酒屋『ketoku(ケトク)』(豪徳寺)

店主の松岡悠さんがひとりで切り盛りする『ketoku』。混んできて手が回らなくなると、お客自ら冷蔵庫からお酒を取り出して開栓するのが慣わしだ。ビールにワイン、日本酒と豊富にそろうお酒は、すべて値段も記されているので安心。ラベルを見ながら、次に飲む一杯を考える時間も楽しいもの。

「鶏のレバーと焼きりんご、クルトン」「梅味玉子、インカの目覚め、鯖の生ハム」(写真上)などの冷製メニューから、松岡さんの故郷・秋田の郷土料理にアレンジを加えたあたたかいメニュー「比内地鶏 だまこ鍋風煮込み」まで、ユニークなメニューぞろい。

三軒茶屋の人気ビストロ『uguisu(ウグイス)』で10年間修業している松岡さんだが、「料理のジャンルにこだわる必要はないかなと思っています」とご本人がおっしゃる通り、カテゴリーにおさまらない料理を楽しめる店だ。
ketoku(ケトク)
東京都世田谷区宮坂2-26-4 1F
050-3468-2707(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
月~土
17:00~24:00
(L.O.23:30)
日曜日
祝日
http://r.gnavi.co.jp/ps4a10z40000/
フレンチからお惣菜まで、自慢のメニューはお店それぞれ。ドリンクも、ワインにこだわる店から日本酒までそろえている店まで様々なので、好みに合った一店がきっと見つかるはず。お気に入りの店に出逢えたら、一人で過ごす夜がこれまで以上に充実すること間違いなしだ。
この記事の筆者:dressing編集部