「最近自分の体や汗が臭いかも」、それはダイエット臭なのかもしれません。
今回はダイエット臭がなぜ起こってしまうのか、そして改善策をご紹介します。
◆なぜダイエット臭に？
ダイエット臭は間違ったダイエットをしたり、急激なダイエットをすることで、体が防衛反応を起こしたり、代謝が下がって痩せにくい体質になってしまったことからニオイが発生してしまいます。
ダイエット臭が起こる一番の原因は、間違ったダイエットをしているせい。
そもそもダイエットは食生活の見直しはもちろん、運動で脂肪燃焼し、代謝をアップさせることが大切です。
糖質制限ダイエットや食べないダイエットをしてしまうと、基礎代謝が下がり、体がエネルギーを生み出そうと不完全燃焼を起こしているのです。
◆どんな仕組みでニオイが起こるの？
もし糖質制限ダイエットや食べないダイエットを行うとすれば、甘いものを食べない、もしくは炭水化物を抜くのが一般的な方法です。
確かに糖質の摂取を制限すると、体のエネルギーを作るための糖質が摂取できず、体はエネルギーを生み出そうと脂肪を分解します。
そのため、脂肪が減り短期間も結果を出すことができるのです。
しかし、糖が不足し続けるとエネルギーの代謝が上手く行われず、脂肪が完全燃焼されずに、余分な脂肪酸が残ってしまいます。
この余分な脂肪酸がニオイの元である、乳酸とケトン体です。これらが汗や皮脂と一緒に排出されると、ニオイになってしまうのです。
特にケトン体は揮発性があり、呼気と一緒に排出されるため、甘酸っぱいようなニオイが口の中に広がってしまいます。
◆対策法
ダイエット臭は最短で3日目ほどで始まってしまうのだとか。
ニオイとお別れするためにはまず過度なダイエットや食事制限のだけのダイエットは控えるようにしましょう。
また、基礎代謝を下げないこと、筋肉をつけることも大切ですよ。
1、有酸素運動
脂肪を燃やしたいのであれば、有酸素運動が効果的です。
有酸素運動は脂肪を燃焼する力があり、ニオイの元も燃焼する力がありますよ。
ウォーキングなど、体に負担がかかりにくい運動を行うようにしましょう。
2、クエン酸を摂る
クエン酸は脂肪燃焼率を高める効果があります。
レモンやグレープフルーツ、梅干しなど、クエン酸が豊富に含まれているものを食事に取り入れるようにしましょう。
クエン酸は疲労回復効果もあるので夏バテ予防にもオススメですよ。
3、アルカリ性の食品を食べる
ニオイの元であるケトン体は酸性。体が酸性に傾いてしまうと代謝が低下してしまうのだとか。
代謝を低下させないためにもアルカリ食品を食事に取り入れるようにしましょう。
きのこ類や海藻類、野菜類を積極的に食べることで、ダイエット臭の解消に役立ちますよ。
今回は過度なダイエットで起こりやすいダイエット臭についてご紹介しました。
せっかくダイエットしてスリムボディを作っても体からニオイが出てしまうと悲しくなってしまいますよね。
しかも自分のニオイの変化には気づきにくいのが難点です。
ぜひ参考にしてダイエット臭予防を今からやるようにしましょう。(エディタ(Editor)：dutyadmin)
