みかんに隠された驚きのちから

日本の冬といったら、こたつでみかん!
種がなく手で簡単に皮をむける温州みかんは、日本人が大好きな冬の果物。
みかんと言っても、温州(うんしゅう)みかん、紀州みかん、いよかん、ぽんかんなど味も色も大きさも様々な種類のものがありますが、一般的に言うみかんとは温州みかんのことです。今回取り上げるのは、この温州みかんです。
温州みかんに「β(ベータ)クリプトキサンチン」
みかんの栄養素で有名なのは、なんといってもまずビタミンC!美肌には欠かせませんよね。みかん2個で大人の1日分が補充できるといわれています。またビタミンA、Pを含むほか、温州みかんには、他の食べ物より突出している成分があります。それが、「β(ベータ)クリプトキサンチン」です。
この「β(ベータ)クリプトキサンチン」には発がん抑制に大きな効果があるということがガン学会で報告されているそうで、みかん1個あたり1~2mgも含まれています。
同じ柑橘類であるオレンジ類、グレープフルーツ、レモンなどには微量しか含まれていないようです。βクリプトキサンチンは、低濃度でも効果が大きいので、1日に1~2個ミカンを食べることで発がん抑制の効果が期待できるとされています。
ほかに女性に嬉しい成分としては、「ペクチン」が挙げられます。食物繊維の一種でもあるペクチンはコレステロールの吸収を抑える働きがありますし、腸内環境を整え便秘改善が期待できます。
袋に多く含まれていますので、身だけでなく袋ごと食べましょう。
おいしいみかんの選び方
形が偏平で、オレンジ色が濃く、表面の粒々(油胞)が細かくて多いものがおいしいみかんです。油胞が飛び出してざらざらしたものは淡白な味です。また大きいものよりも小さいもののほうが、甘いみかんが多いそうです。
皮が固いものや、皮がぷかぷか浮いたみかんはイマイチです。ちなみにカロリーはみかん1個(100g)で34kcalほど。
食べ終わったみかんの皮は、干して「みかん風呂」に使うのもおすすめ。お風呂に入れると体を温め、肌をすべすべにしてくれます。作り方は、みかんの皮3~5個分を天日干をしてよく乾かし、刻んでから布の袋や目の細かいネットなどに入れ、浴槽に入れるだけ!
まったく余すところがないみかん、冬にはやはり必須ですね!
今回のまとめ
みかんを食べ過ぎて指先や手のひらが黄色くなってしまった…なんて経験はありませんか。この症状は、柑皮症(かんぴしょう)と言われていて、みかんを食べるのをやめると治ります。みかんは1日2〜3個が適量です。
