自分を好きになる方法それがダイエットだった - 江原千恵さん

【プロフィール】
江原千恵さん 30歳 会社員170.0cm
体重/148.6kg → 63.4kg
85.2kg減量
減量期間: 2005.4 - 2009.2
攻撃的な態度しかとれなかった太っていた頃
いきなりですが、ズパリ聞いてみました - 148kgから体重を落とそうと決意したときの心境は?
「私、50kg落ちてもまだ100 kgゃん!って感じ」
と笑って答える江原千恵さんの笑顔は底抜けに明るく、以前太っていたことなど疑ってしまいます。
「幼い頃からずっと太っていたので、よくからかわれましたね。
いつかやせて見返してやる!なんて思っていましたが、一向にやせる気配はなくて(笑)」
と、ダイエットしては挫折とリバウンドの繰り返しだった江原さんが本気でやせようと決意したのは、
"素の自分“で生きたいと思うようになったから。
周囲の目に怯えながらも他人を威嚇していたそれまでの自分に、自分自身が疲れてしまったといいます。
「常にこの体型について何か言われるんじゃないかという恐怖があって。
少しでも自分の気に障るようなことを言う人がいれば、すぐに攻撃的な態度に出て、自分が傷つかないようにしてたんです」

小学生の時から、両親の勧めで数々のダイエットを経験。成果が表れないまま、高校生の時にはついに100kgを超える体重に。25歳を過ぎ、このまま人生を終わるのは嫌だ!と150kg目前でマイクロダイエットを決意した江原千恵さん。今は素の自分でいられることに、大きな喜びと幸せを感じる毎日だといいます。
ダイエットのきっかけはどこにでもあると気づく
そんな自分に嫌気がさし、もっと自分が好きになりたいと始めたマイクロダイエット。
4 年かけて85kgという体重を落としました。その間、こんなことがあったそうです。
「Mサイズのジュースを飲んでいたら、周りにいた学生に『あれ、S か?』と言われたことがあって。
それまでの私ならイライラしながらも聞こえないフリをしていましたが、その時は『あ、やっぱり私って太ってるんだ。やせなきゃ!』と強く思ったんです。
ダイエットするきっかけって、こんなところにあるんだなと、初めて気がつきました」
そうして見事、健康的な体を手に入れた江原さん。
以前よりも穏やかになり、人に優しくできるようになったそうです。
そこで突然「でも」という前置きが。
「太っていた時と、本質は変わってないんですけどね」と言葉を続けました。
「もし電車の中で誰かが落とし物をしたら、すぐに拾ってあげる気持ちは昔も今も変わりません。
でも太っていた自分は、それによって向けられる視線に耐えられない。席を譲っても、2 人座れるやんって思われたら嫌だとか、しょーもない考えで何も行動に移せなかったんです」
と、自分にブレーキをかけていたことを振り返ります。
ようやく本来の自分を出せる喜びを味わう
周りの様子をうかがってばかりだった生活から抜け出し、
本来の"素の自分"でいられる喜びを日々味わっている現在の江原さん。
以前は頑なに拒んでいた「営業デビュー」も果たしたそうです。
「同じ職業の人と会うのは勉強にもなるし、楽しいですね」
と、タイトスカートやスーツを颯爽と着こなす姿が素敵。
「もう1 分1 秒が楽しくて!」と、それまで無縁だったおしゃれや人との出会いを、心から楽しんでいます。
これからの夢は?との問いに「土地家屋調査士の資格を取りたい」と答えつつ、「次は恋愛かな?」
とこの日一番の笑顔で答えてくれました。