
肥満の主な3大原因である、食べ過ぎと運動不足、そして便秘(腸内環境の悪化)。ダイエットと腸には深い関係があり、やせ菌やデブ菌などといわれる腸内細菌の存在も認められ、腸内フローラ(悪玉菌・善玉菌・日和見菌のバランスの状態)を整えて腸内環境を良くすることがやせやすいカラダを作るうえでは有効という事がわかっています。では腸内環境を良くしよう!と、腸内環境の改善にいいとされる運動をしたり、発酵食品や乳製品、食物繊維をもきちんと摂って、お水も飲んで……。でも便秘が解消されない。やせない。そんな人は腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱まってるか、便を押し出す筋力が不足しているのかもしれません。
腸も筋肉
平滑筋という筋肉で出来ている腸などの内臓は、自律神経に支配されているので自分の意志で動かすことが出来ません。(動かせたら自分で出したい時に出せるので苦労しないですよね……)
ただし、便の排出を助ける蠕動運動は自分ですることが出来ませんが、その周辺組織をストレッチしたり、マッサージをすることで、腸の働きを促すことは可能です。今回は腸の働きをよくしてダイエットを成功に導くための腸ストレッチをご紹介します。
腹式呼吸と合わせて行う腸マッサージ
膝を抱えて回す腸マッサージです。

1.仰向けになります。口から息をは~っと吐きながら、おへそをみぞおち方向へ引き上げるようにお腹を凹まし、両膝を抱えます。

2.鼻から息を吸いお腹を膨らませながら、両膝を左へ回していきます。

3.膝が正面の一番遠いところで息を吸いきり、お腹を最大限に膨らませます。

4.1の呼吸法と同様に息を口から吐きながら膝を右側へ回し、1へ戻ります。
左右10回ずつ、ゆっくりと腹式呼吸しながら行いましょう。
横のストレッチ
股関節を曲げて行うことでひねる効果も期待できる横側のストレッチです。

1.写真のように両膝を合わせるように脚をクロスし座り、鼻から息を吸いお腹を膨らませます。

2.口から息をは~っと吐きながら、おへそをみぞおち方向へ引き上げるようにお腹を凹ましながら、カラダの横の床についた片方の手を遠くに離し肘を床につけ、同時に反対側の腕を上げる。目線は斜め上へ。カラダの側面をストレッチしたら、鼻から息を吸いお腹を膨らませませながら1へ戻る。

3.反対側も同様に行います。
左右脚を入れ替えて1~3を同様に行いましょう。

脚をクロスして座れない人は仰向けになって両手を頭上へ伸ばし、カラダを横へ反らして側面をストレッチしましょう。(写真のポーズをとってゆっくりと腹式呼吸5~8回)
縦のストレッチ
呼吸は自然に行い、お腹を縦にストレッチします。

1.うつ伏せに寝て両手を胸の横につき肘を曲げ、息を吐きながらカラダを持ち上げます。軽く顎を上に向け、肩と耳の距離を離すように首を伸ばします。ゆっくりと自然に呼吸をしながら20秒~30秒キープしましょう。
自律神経に支配されている腸の動きを良くするのは、リラックスした時に働く副交感神経です。ゆっくりと腹式呼吸をしながら行うこれらのストレッチは交感神経を優位に働かせる助けにもなります。ぜひお試しください。
▼こちらの記事もどうぞ
話題の“腸活”で中身美人! 7つのおすすめメソッド