【もくじ】

【ダイエット成功ポイント1】“6大栄養素をきちんと摂る”という考え方をベースに

「ダイエットの方法論って、さまざまな見解があると思うんです。“これは食べてはいけない”と言う人がいれば、その反対意見もあったり。“なにが正解なの?”と考えるなかで、最終的に重要視するようになったのはバランス」という池さん。

炭水化物や脂質を極端に減らして、すぐに体重を落ちたこともあったそうですが、顔色が悪くなったり、頭がボーッとしたりと決して健康とは言えない状態。何かを“抜く”とか“減らす”のではなく“しっかりと足りない栄養を摂る”という考えにシフトしたのが、ダイエット成功への第一歩に。

健康的な食生活の基本である「6大栄養素」をきちんと摂ることをベースにダイエットを行ったところ、半年でマイナス10キロ、そのあと約1年でマイナス5キロと、ゆるやかに体重が落ちていったそうです。

【ダイエット成功ポイント2】不足しがちな「食物繊維」や「ミネラル」に気を配る

6大栄養素といえば、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維。その中でも、お米やパンなどに含まれる糖質や、バターやオイルなどに含まれる脂質は意識しなくても摂れてしまうもの。なので、池さんは、不足しがちな「食物繊維」や「ミネラル」を意識したのだそうです。

「たとえば、お店のランチでパスタを頼むとサラダが付いてきたりしますが、あれだけでは全然足りないんですよね。なので野菜はたくさん食べる意識を持つことが大切。ただ“1日●グラム食べる”と決めて管理するのは大変だし挫折しやすいので、“たくさん食べてるな”って自分で感じることができればOKとしました。

1回の量を増やすというより、食事に登場させる回数を増やすほうがやりやすいかもしれません。ワカメなどの海藻類や、納豆、きのこ類なども積極的に摂るようにしていました」(池さん)

【ダイエット成功ポイント3】食事のときに色彩を意識する

とはいえ、普段忙しい毎日を送る人にとって「栄養素」を細かく管理していくのは結構大変。そんな場合は、「色彩を豊かにする」=「栄養がいっぱい」と考えるようにしていたそうです。

「華やかなご飯を食べる、もしくは外食のときも彩りが豊かなものを選ぶだけでも、栄養バランスは整います。

例えば、
赤(トマト、赤ピーマン、パプリカ、とうがらしなど)
緑(葉野菜、ピーマンなど)
黄色・オレンジ(バナナ、柑橘系の果物、ニンジンなど)
黒(のり、ワカメ、ひじき、昆布など)、茶色(ごぼう、きのこ類など)
白(お米、大根、カブなど)

のように“色をたくさん”と考えるだけでも、バランス良い食事につなげることができますし、頭で小難しく考える必要もありません。楽しみながら取り組めるのでおすすめです」(池さん)

【ダイエット成功ポイント4】太りにくい食べ合わせ(=おいしい食べ合わせ)を意識する

「酵素栄養学を独学で勉強して、“太らない食べ合わせ”を意識して取り入れることもしていました。食べ物で酵素を補い代謝を助けて太りにくくするという考え方です。

実は、フェミレスや定食屋さんであるような昔ながらのおいしい食べ合わせが意外とダイエットにおいても理にかなった組み合わせであることが多いんです。例えば、ハンバーグに大根おろしが添えられていたり、からあげにレモンを絞ったり。消化しにくいタンパク質(肉)を、生野菜・果物の酵素で代謝を助けるという食べ合わせです」(池さん)

お肉屋さんや八百屋さんで旬の食材を買うときに、ついでに調理法を聞いてみるのもひとつの方法という池さん。全部が全部ではないので、聞いたら一度調べてみるのが間違いないですが、「おいしい食べ方=太りにくい食べ方」かもしれません。

【ダイエット成功ポイント5】主に朝は“調整の回”に。1日の3回の食事で調整するクセをつける

ランチは外で食べることが多いので、どうしてもパスタなど糖質と脂質に偏りがち。ここで栄養が足りなくなってしまうことが多いので、その分の栄養は朝のサラダや具沢山のスープで摂ることが多かったという池さん。

夜も外食の予定がない日は、なるべく家で自炊をし、そこでもなるべく栄養素の調整を。また夜に外食の予定が入るとわかっている日は、逆算してお昼か朝で調整するなど、とにかく「調整する」をクセ付けていたそうです。

「1日3食だから、チャンスが3回あるって思うようにしていました。全部を全部完璧にやろうと思うとしんどいですが、夜は友だちとご飯で食べたいものを食べるけど、あと2回チャンスがあるからそこで調整する、という風に考えるようにしていました」(池さん)

また旅行、仕事の付き合い、友達との約束で外食が続いてしまうときは、「3日以内で調整する」ようにしていたそうです。「食べたいものは我慢しない」というのが、池さんのダイエットにおけるモットー。その代わり、しっかり調整するというルールを守っていたそうです。

【ダイエット成功ポイント6】間食は基本的にオッケー

間食は基本的にオッケーとしていた池さん。ただし栄養素を意識した食生活をしていると、「間食したい」ということにも意味があるということがわかってきたのだそう。

「間食したいときは、栄養素が足りていなかったり、栄養価が偏り過ぎていることが多いんですよね。あとはストレスが溜まっている……という可能性も。そういうときは無理せず食べるようにしていました。

ただし、甘いものが食べたくてチョコレートを選ぶときは、なるべくハイカカオのものにするなど、なるべく素材の美味しさを楽しめるものをチョイスしていました。スナック菓子を食べるときも、なるべく添加物が入ってないもので、塩分が控えめのものにするとか。

意識を高くしすぎてナッツしか食べない!っていっても、ナッツだけだと味気ないし、飽きてしまうと思うんですよね。なので、自分の体と相談しながら、なるべく食べたいものを食べるようにしていました」(池さん)

【ダイエット成功ポイント7】運動は「ながら」のみ

特別な運動は何ひとつしていなかったという池さん。ジムはもちろんのこと、家でエクササイズをすることもなかったそうです。

「運動は続かないので、エレベーターを使わず、なるべく階段を使うとか、歩くのが好きなので、帰り道にひと駅手前で降りて、多めに歩くとか、その程度しかしていませんでしたね」(池さん)

【ダイエット成功ポイント8】数字に左右されないように体重は「見た目体重」で考える

停滞期になかなか体重が減らなくて挫折しやすいという話をよく聞きますが、池さんの場合は、そもそも体重を意識していなかったそうです。

「20代前半でダイエットしていたときは、モデル体型に憧れて48キロになるぞ!って、数字を減らすダイエットをしていましたが、やっぱり見た目が大事だと思ったんです。体脂肪率も見た目に影響すると思いますし、体重が落ちればいいということでもないと思うんです。

それに、ダイエットがうまくいってるときって、見ただけでわかるんですよね。いつもより洋服がきれいに着こなせたり、肌の調子が良かったり。体重は公表しないと、誰もわからないけど、見た目は人に見られるところ。そう考えて、とにかく見た目を重視してダイエットを続けていたので、体重が減らなくてモヤモヤする停滞期はなかったですね」(池さん)

【ダイエット成功ポイント9】ダイエットをしていると思わないことが最大のダイエット

「ダイエットを継続できた最大のポイントは?ってよく聞かれるんですけど、ダイエットって、ダイエットって思わないことがいちばんの秘訣なんじゃないかなって思ってるんですよね。

短期的に体を絞ったり、体重を落としたりっていうダイエットももちろんありますが、私が推奨したいのは“自分のライフスタイルに一生組み込めるもの”。私は食事改善をメインにダイエットに成功しましたが、食べることって、一生続くこと。だから、一生続けられることをして、健康的に自分がのぞむ体を手に入れることが大切だと思っています。

無理なダイエットや、我慢ばかりしてストレスがたまるようなダイエットは、絶対に続かないし、どこかでしわ寄せがきてしまいます。前半で“バランスが大事”ということもお話しましたが、うまい具合にバランスをとることがダイエットで、そのバランスが良ければ良いほど、“今の私はベスト(自分の中で)”と思えるところに到達すると思うんです。

そのために、日々しっかり自分の体としっかり対話することが大切なのかなぁと考えています」(池さん)

料理家・空間スタイリストの池ももこさんについて

食生活の改善から-15キロのダイエットに成功。その経験を生かし、”きれいとおいしいはつくれる”というコンセプトのもと簡単4stepで”おいしく食べてきれいになれる”食事メソッドを伝える。料理教室4step kitchenを主宰、その他メディアでの執筆活動やリゾート別称施設での空間スタイリング、ダイエットセミナー講師なども務める。

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