【もくじ】

中性脂肪が知らないうちに高くなってしまった…!
中性脂肪や皮下脂肪、内臓脂肪など、脂肪といっても色んな呼び方があります。中性脂肪が行き着く先が「皮下」なのか「内蔵まわり」かで、その呼び方は変わります。
では中性脂肪をどう減らしていけばいいのでしょうか。
実は、あなたの毎日の習慣の中に中性脂肪が高くなる原因は潜んでいます。
中性脂肪が高くなる5つの原因、そして簡単に始められる解消法をご紹介します!

中性脂肪が高い、とはどういう状況なのか

健康診断で中性脂肪が高いと診断されてしまった。何とかしないと…! と焦っている人もいるのでは。
ですが、そもそも中性脂肪が高いというのはどういった状況なのでしょうか。

体脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類あり、この脂肪のほとんどの割合が中性脂肪です。
確かに中性脂肪が増加しすぎると健康を害する恐れがありますが、体にとっては必要な脂肪、きちんとした役割があります。
皮下脂肪は、エネルギーを貯蔵し保温するという重要な役割があり、特に女性の場合は妊娠や出産の際に必要になる脂肪です。
一方内臓脂肪は、一時的なエネルギーの貯蔵の他、内臓の位置を正しく保ち、内臓を衝撃から守るクッションのような役割などがあります。

また、同じ脂質でも、中性脂肪とコレステロールは異なる脂肪。中性脂肪は体の脂肪組織である体脂肪のもとになるもの。
中性脂肪が蓄積されることで体脂肪になります。対してコレステロールは、細胞膜を作ったり、ホルモンを作ったりという役割があります。
つまり、中性脂肪はエネルギー源となる役割、コレステロールは細胞膜などの体に必要な組織を作る役割、という別々の役割を果たしている脂質なのです。

ただ、中性脂肪とコレステロールに共通しているのは、血液中濃度が高くなると、動脈硬化や高脂血症という重大な病気を引き起こす可能性がある、ということ。
食べ過ぎや運動不足により、消費カロリーよりも大幅に摂取カロリーが増えることで、中性脂肪が体の中に蓄積し、肥満に繋がります。
肥満になると、蓄積された脂肪組織から血液中に中性脂肪を作り出す材料が放出され血液の流れにのって、その脂肪を作り出す原因が全身にまわりさらに中性脂肪が蓄積されていく、という悪循環に。中性脂肪が高い、という状況は、動脈硬化などの病気を引き起こす危険性があるということです。

中性脂肪が増える原因

では、なぜ中性脂肪が高いのか。中性脂肪が増える原因は主に5つだといわれています。

① 食生活

やはり、中性脂肪が増える原因で最も大きいのが食生活。
必要以上のカロリーを摂取してしまうことで、消費されずに脂肪として体の中に蓄積されてしまいます。もちろん、食べ過ぎは厳禁。
特に、糖質の多い炭水化物や揚げ物などの高脂質な食事などは中性脂肪を増やす原因になります。忙しいとどうしても外食やインスタント食品の食事が増えてしまいがちですが、バランスのとれた食生活を心がけましょう。

② 運動不足

運動不足も中性脂肪が蓄積する原因のひとつ。
体を動かさなければ、脂肪は燃焼されません。現代人は、歩く、動くといった日常生活で体を動かす機会も減っています。一駅分歩く、階段を使うなどといった小さなことでも、体を動かす機会を増やすようにしましょう。

③ 飲酒・喫煙

飲酒の習慣がある人も、中性脂肪を溜めやすいので要注意。
アルコール自体が中性脂肪になるわけではありませんが、アルコールは体内の中性脂肪を増加させる原因になります。
アルコールを過剰摂取することで、中性脂肪が分解されにくくなってしまうのです。
また、喫煙習慣も中性脂肪を増やす原因に。
煙草に含まれているニコチンは、中性脂肪と悪玉コレステロールを増やす作用があるため、動脈硬化のリスクが高くなってしまいます。

④ ストレス

実は、ストレスも中性脂肪が増えることと関係があるといわれています。
過度にストレスを感じると、自律神経やホルモンバランスが崩れ、中性脂肪の蓄積を促進してしまうことも。適度なストレスは刺激という意味で生活に必要なものですが、ストレスを軽減、解消する手段を知っておくことが、中性脂肪を下げることにも繋がります。

⑤ 遺伝

遺伝も中性脂肪が高くなる原因のひとつです。遺伝子の異常により、中性脂肪や悪玉コレステロールが過剰に蓄積されてしまうことがあります。とはいえ、遺伝よりも生活習慣による影響が大きいことがほとんど。遺伝だからといって諦めるよりも、生活習慣を改善することを考えましょう。

中性脂肪を下げる方法

では、中性脂肪を下げるにはどうしたらよいのでしょうか。

① 食生活の改善

一番重要なのは、食生活の改善です。
消費カロリーと摂取カロリーがアンバランスな状態になっている人は、消費カロリー制限をすることが必要になってきます。

甘いお菓子などの砂糖、ご飯やパンなどの炭水化物、揚げ物やスナック菓子などに含まれている脂質はNG。とはいえ、一切食べないなどの極端な食事制限は、脂肪を燃焼するためのエネルギーも失われてしまいます。バランス良く、中性脂肪を下げる食事をすることを心がけましょう。

青魚は、不飽和脂肪酸というコレステロールや中性脂肪を下げる効果があるのでおすすめ。また、キャベツなどの食物繊維豊富な食材は、余計な脂質などを取り込んで排出しやすくしてくれるため、積極的に摂取するようにしましょう。

食事方法も重要です。ゆっくりよく噛んで食事をすることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
食べるときはお腹いっぱい食べるのではなく、腹八分目を意識しましょう。
また、空腹を感じてから30分以上空けてから食事をする、といったことも中性脂肪を下げるのには有効です。空腹時は中性脂肪が分解されているとされているので、中性脂肪が分解される時間をきっちりとるだけでも、中性脂肪を下げることに繋がりますよ。

② 運動習慣をつける

食生活の改善も重要ですが、運動習慣をつけ、消費カロリーを増やすことも重要。
どちらか一方を行うというよりは、このどちらも同時に行うことで中性脂肪の数値にも良い変化が出るはずですよ。

一番良いのは、ランニングや水泳などの有酸素運動を定期的に行うこと。有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効果が期待できます。

ですが、忙しい人はなかなかまとめて運動をする時間がとれないこともあるかと思います。そういった人は、日常生活の中でちょっとした運動を取り入れてみてください。朝早起きして一駅分歩く、電車での移動は立ったまま、テレビを見ながらストレッチをする、といった小さなことでも徐々に効果が表れますよ。

習慣化することで楽に減らせる

中性脂肪が高くなる5つの原因と解消法はいかがでしたか?
中性脂肪が高くなってしまう原因は、日々の生活習慣。意識して改善しないとなかなか効果は現れませんが、解消法を実践し、それが習慣化していくことで、簡単に中性脂肪を減らせるはずですよ!

文/@ビューティーガール編集部