【もくじ】

産後の体形のズレを克服しようとウォーキングを始め、劇的な“全身整形”に成功したKIMIKOさん。

そのウォーキングをご自身なりに工夫した結果、姿勢改善、ヒップアップと下半身痩せなどが叶う“ポスチュアウォーク"が完成。そのレッスンは全国の女性たちの注目を集め、どれもキャンセル待ちが出るほど大人気に!

「ポスチュアウォーキングでみんなポジティブ&HAPPY」をモットーとし、常にパワフルに活動するKIMIKOさんに、まずは「ポスチュアウォーキング」について、詳しくおうかがいしました。

ポスチュアウォーキングとは?

美しい歩き方とダイエット効果

ポスチュアウォーキングを、ひとことで言うと「心と体の姿勢が良くなるエレガントなエクササイズウォーキング」です。

特別な歩き方はしない、いわゆる"ウォーキング"でもない、モデル歩きでもなく、日常の歩き方の意識を変えましょうというもの。それでボディラインだけでなく、内面から輝く美しさを作りましょう!というのがコンセプトです。

美しい歩き方が身につくことはもちろん、ダイエット効果も抜群。すぐに体の変化を実感することができます。

具体的にどういうウォーキング法なのか?

ポスチュアウォーキングの基本は、主に身体の後ろ側の筋肉を使って前進し、自重を使ってテコの応用で歩きます。この方法は筋肉の放電量が通常歩行より大きいため、エネルギーを使います。よって、身体がひきしまってくるのです。

日常の歩き方を変えるだけなので、わざわざジムに行かなくても、通勤途中にできてお手軽。しかも、誰にも気づかれずにエクササイズできるので、日常に取り入れやすいのがいいところです。

生きる姿勢が変わる! ポチュアウォーキングで心にも変化が?

“自分が自分にフィットする”という満足感

また、ポスチュアウォーキングはフィジカル面だけでなく、メンタル面にも大きく影響してくるのが大事なポイントです。

歩く姿が美しくなると、“体が綺麗な形になっていく”感覚になります。そうすると、だんだん自分が自分の体にフィットしてきて「私は私の身体の中にぴったり入って生きている」。そういう満足感を得るようになるんです。

自分の体に満足している人って少ないと思うのですが、それは、例えるならサイズの合わない入れ物に入ってカタカタしている状態。そうすると、自分の身体に対して不満が出てくるんですよね。その”サイズのズレ”を少しずつなおしてくれるのが、ポスチュアウォーキングなんです。

“自分”にフィットした身体。それをちゃんと自分で思い通りにドライブしている感じをつかめるようになると、「自己一致感」がうまれて、自分に満足する。この自分に満足して生きると人生が驚くほど楽しくなります。

少し哲学的なお話になりましたが、つまりポスチュアウォーキングは歩き方や肉体だけでなく「生きる姿勢」も変わるエクササイズなんです。

KIMIKOさんについて詳しく教えて! ポスチュアウォーキングはどうやって誕生した?

転機は35歳のとき

35歳のとき、子育てと家事に追われて、崩れた自分の体型に悶々とする毎日を過ごしていました。「どうして女性として産まれてきたんだろう?」「私は子どものためだけに生きているのか」という、複雑な思いを抱えていました。

その中で一つだけ明らかになったのが「自分を嫌いなままだと、人生幸せになれない」ということ。人生の終わりを考えた時に「このまま死にたくない」って思いましたね(笑)。

で、終わりを考えたら妥協はできないなって考えるようになったんです。それで「よし、満足して死ねる人生を送ろう」と決めたんです。

ただ何をしたらいいかわからない。身体を動かすのは好きだけど、走るのは嫌いだし、苦しいことも嫌い。でも、何かできたらなぁ…と、探し回っていたところに目に入ったのが、「綺麗に歩きませんか?」というウォーキングレッスンの新聞広告だったんです。

当時、憧れだったモデルさんがウォーキングを教えるという内容だったこともあり、早速行ってみると、雰囲気をはじめ何から何までキラキラしていて。この方の伝えているものを、もっと知りたいなって思いましたね。

それと、たまたま私の叔母が昔ショーモデルをやっていたんです。叔母が出演するファッションショーを小さい頃、見に行ったことがあったんですが、その時に叔母がステージを美しく歩いていた記憶が、ふっと蘇ったんです。この2つのことがリンクして、「自分も美しく歩けるようになりたい」と、本格的にウォーキングレッスンを始めました。

コンプレックスだった“大きな身長”を受け入れられた

(写真は、歩く前の準備運動“手ぬぐいバンザイ”)

最初の先生と別の方だったんですが、結果2年ぐらい習いに行きました。最初の頃は、素敵に歩く先生を見て、「同じ女性なのに自分は全然負けている」「悔しいな」というネガティブな気持ちを持つことも正直ありましたね。でも、自分には“自分が嫌で嫌でしょうがなかった”という、どん底に落ちた経験がある。これをバネにしようと思い、辛い経験をエネルギーに変えながら、レッスンに励んでいました。

そして、私の場合、1番最初にお尻が変わり、猫背がすっと伸び、徐々に変化が訪れました。中でも大きかったのが、小さい頃からコンプレックスだった大きな身長を「このままの大きさでいいんだ」って思えるようになったこと。大きな自分が嫌で、縮こまりがちだった肩や背中がすっと伸びて、堂々と立ち振舞えるようになったのです。

友だちから「教えて」と言われ、先生への道が開ける

美しく歩くことをきっかけに、自分で自分を可愛がる楽しさを見つけて充実感を感じていたところで、「もう教えるものがない」と先生に言われたんです。「あなた、モデルになるわけじゃないでしょ?」と。次のステップがなくなってしまい、また人生が下り坂になるような気持ちになったんですが、その時にちょうど友人に「ウォーキングを教えて」と言われたんです。

「きみちゃん、身体も変わったし、すごい生き生きしてるから!」という、その友人の言葉が嬉しくて、実際に教えてみたところ、これがとても楽しくて! 「仕事にできたらいいな」と夢が広がりました。友人が目の前でみるみる綺麗になっていくのが嬉しくて、線香花火に火がつくような気持ちになったんです(笑)。

これをきっかけに「ウォーキングを教える」という道へと突き進むことになったんです。教えてもらったことをベースに独自のウォーキングメソッドを構築し、そこから17年間、必死に走り続け、おかげさまで本も17冊出版することができました。

私は、ウォーキングを始めたことによって身体が変わったことはもちろん、コンプレックスや心の悩みなどが解決し、“生きる姿勢”が変わったんですよね。その経験を踏まえて、「ポスチュア(POSTURE) = 姿勢」ウォーキングという名前をつけています。

体型の変化だけじゃない! ポスチュアウォーキングの人生哲学【KIMIKOさんインタビュー後編】に続く