
セルライトは 体の内側のトラブル
まるでオレンジの皮のような見た目から、「オレンジピールスキン」とも呼ばれるセルライト。
お尻や腰まわりにできるこのボコボコを、「脂肪の塊だから体重を落とせば自然と消える」と思っているなら大間違い。
セルライトは脂肪細胞というものが変性してできたもので、肥満気味の人にだけ起こるものではありません。
たしかに太っている人のほうができやすいのですが、セルライトの発生原因は血行不良や代謝低下など、体の内側のトラブルと密接に絡みついているのです。
そのため、「痩せればどうにかなる!」と食事を制限することは、セルライト対策としてはかえって逆効果。
栄養不足で体の機能は一掃低下し、血行不良や冷え、むくみから、セルライトの発生を助長してしまう場合もあるのです。
偏った食事は セルライト増殖の危険!

あなたのふだんの食生活を思い返してみてください。
・お米やパンなどの主食が大好き。また、甘いものをよく食べる
・料理の味付けは濃いめのほうが好み
・野菜をあまり摂らない
・飲み物は基本的に冷たいものを選ぶ
これらが当てはまるようなら、セルライト増殖の危険が!
今はなくても、やがてはボコボコがお尻や腰回りにできてしまうかもしれません。
お米やパンなどの主食が大好き。また、甘いものをよく食べる

セルライト増殖の原因になりえるものに、糖質の摂り過ぎがあります。
必要以上の糖質は中性脂肪となり、脂肪細胞というところに蓄えられるのですが、これが肥満のもとになることは言うまでもありません。
脂肪細胞が過剰な糖質のために肥大化すれば、その周りにある細い血管やリンパ管、コラーゲン線維などは圧迫されることに。
その結果、脂肪細胞は変性し、セルライトとなってしまう場合があるのです。
糖質は、お米やパン、ラーメンやパスタなどといった主食のもののほか、砂糖やスナック菓子類に多く含まれています。
まったく摂らないことはエネルギー不足から病気に繋がる可能性があるのでNGですが、少し摂り過ぎかも、という自覚がある人は、量を加減するのがよいでしょう。
料理の味付けは濃いめのほうが好み

濃い目の味付けの料理には、すなわち塩分が多いということ。
塩分=ナトリウムには体内に水分を溜め込む性質があるため、塩分を大量に取るとむくみに繋がる可能性があります。
むくみとは、見た目としてイマイチなだけではありません。体に溜まった過剰な水分は、リンパ管を圧迫してしまうため、脂肪細胞の変性を助長させてしまう恐れがあるのです。
足首の少し上を、指で2~30秒間押さえてみてください。指を離したとき、指の跡がくぼんでしばらく残れば、体がむくんでいる証拠です。
その場合はマッサージや運動などといったむくみ解消の対策をするとともに、塩分控えめの食事を心がけましょう。
野菜をあまり摂らない

野菜をあまり摂らないことは、セルライトの原因となりうる脂肪・過剰な水分を溜め込む要因に。今日からでも野菜を食事に取り入れましょう。とくにカリウム多いきゅうりや冬瓜などはナトリウムを排出する作用があるため、むくみ解消にも効果的です。
また、野菜に含まれるビタミンやミネラル、抗酸化作用のある栄養素は体を内側から活性化するため、代謝向上にも役立つでしょう。緑黄色野菜はとくに各種ビタミン類が豊富なのでおすすめです。また、旬の野菜は栄養価が高いので積極的に取り入れるとよいでしょう。
飲み物は基本的に冷たいものを選ぶ
夏場などについがぶ飲みしがちな冷たい飲み物ですが、体を内側から冷やすため、血行不良・代謝低下を引き起こしかねません。そうなれば脂肪細胞の変性につながり、セルライト増殖の危険につながるでしょう。
また、冷えによる血行不良・代謝低下は体への栄養や酸素供給を滞らせるため、さまざまな病気の引き金にも。
日頃からできるだけ温かい飲み物を摂り、体を冷やさないように気をつけましょう。
セルライトは 根本原因へ対策を!
いかがでしたか。
セルライトを発生させないために肝心なのは、体重を減らすことではなく、セルライトの主な原因となる代謝低下を防ぎ、血行不良を起こさない体を作ること。
美容や健康に気を使っている人でも、代謝低下や血行不良は、生活リズム・食生活のちょっとした乱れから起こらないとも限りません。
糖質・塩分は控えめで野菜多めの食事、飲み物はホットへ切り替えるとともに、適度な運動を心がけ、体の内側へ根本的なアプローチをかけましょう。