
新グルメエリアとして注目の二子玉川・柳小路に「ブリューパブ」が誕生


なかでも地元民の人気を集めているのが、4年前から発売されている二子玉川発のクラフトビールが飲めるブリューパブ(ブルーパブ)『ふたこビール醸造所』だ。


カウンター奥には、200Lの醸造タンクが3基と仕込み釜が2つ鎮座している。2019年春からこの設備を使用して店内で醸造を行う予定だという。
おいしいビールを通して、新しい“何か”が生まれる場所を作りたい
「ふたこビール」は、2014年に二子玉川の商店街の一角で行われたイベント「地域での街にあったらいいものをプレゼンする場」から生まれたビール。二子玉川の新たな魅力を発信し、地域が活性化でき、何か新しいことや物が生まれるきっかけになるような場所を作りたいという願いからスタートしたという。
そうした目標がかなえられる場所がなかなか見つからなかったが、「4年がかりでやっと念願の場所ができました」と顔をほころばせる。
こうした目的を持つため、『株式会社ふたこ麦麦公社』では地域で採れた果物でフルーツビールを作ったり、地域住民とホップを育てたり、お酒を飲めない人や子供達にも楽しんでもらえるようこだわりの世田谷麦茶を作ったりと、地域に根ざした活動を続けている。

右3本のラベルは、ラベルの原型として作ったもので、ビールの説明を英語にしただけというシンプルさだが、その素朴さがかえって好評だという。
「ふたこビール」は、二子玉川を行きかう女性をイメージした華やかな味わい
『ふたこビール醸造所』では、5種の「ふたこビール」を常時楽しめる。期間限定ビールも季節ごとに用意され、通い詰める楽しみも十分。また、オリジナルビールだけでなく、「旅するビール」と称して日本各地のクラフトビールをゲストビールとしてタップが毎月替わる。
コーヒーと黒ビールの香りが違和感なく融合し、不思議なほど爽やかな味わいのビールになっている。
ふたこビールのフラッグシップビールである「フタコエール」(同・右)は、麦のコクとホップの苦みと香りがバランスよく調和した味わいだ。

「すっきりしないと何杯も飲めないでしょう。ハイアルコールのまったり感も捨てがたいけれど、すいすい飲めて、思わずおかわりをしたくなる味わいを追求しました」(市原さん)
クオリティの高いフードで、もっとビールが進む
また、同店の魅力はフードにも溢れている。ビールと相性抜群なのはもちろん、こだわりの詰まったおつまみや本格カレーなどが楽しめるのだ。

だがこの衣は小麦粉にビールの泡の部分だけを混ぜているため、今まで味わったことがないほどふんわり軽く、繊細な食感。この軽さが、華やかな軽さのある「ふたこビール」に絶妙にマッチする。

ちなみに2つにカットした玉子は「にこたま」の地名にかけているのだとか。

岩手県産豚肉のソーセージに遠野産ホップの若芽を練り込んだ「ホップの若芽入りソーセージ」「ホップの実入りソーセージ」「粗挽き肉ソーセージ」の3種で構成されており、芳ばしさとかすかに感じる爽やかな苦みがビールと相性抜群だ。
ソーセージの下には、ねっとりした食感のマッシュポテトがたっぷり敷かれている。食べやすいだけでなく、ソーセージなどに塗ったりディップのようにしたりと、さまざまな食べ方を楽しむことができる。
写真上・奥のビールは、「旅するビール」より、東京都狛江市は『和泉ブルワリー』の「3A farm house ale」(現在は販売終了)。
シンプルな空間だからこそ、集まる人が彩りになる


華やかな喧噪に満ちた駅前とは違う、のんびりした時間が流れるもうひとつの二子玉川に出会える…、ここはそんな場所だ。
【内観写真提供】
(c)pont design office
【メニュー】
ビール
フタコエール(レギュラーサイズ、以下同)694円
コーヒービール 694円
ハナミズキ 694円
限定ビール 787円
ボトルビール 600円
フード
ビール衣のフィッシュ&チップス 780円
Today’s curry 980円
ホップソーセージ盛り合わせ 980円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です。
ふたこビール醸造所
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-13-7 柳小路南角2階03-6411-7125
11:30~23:00(終了時間は日によって変更あり)
年末年始を除き無休

この記事の筆者:桑原恵美子(ライター)
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