
お不動さまと鰻の街「不動前」で、自然なワインとコーヒーを
東急目黒線、「不動前」駅の住所は、品川区西五反田、不動前という住所は存在しない。ネーミングはもちろん、不動前きってのランドマーク「目黒不動尊(天台宗 泰叡山 瀧泉寺)」から付けられている。日本三大不動の1つにも数えられる、関東最古の不動霊場だ。
歴史は平安時代に遡り、江戸時代からは参拝行楽地として庶民にも親しまれるようになった。門前に立ち並ぶ粟餅や飴、現地名産の筍を使った筍飯などの店が栄えていたと言う。
現在もその名残りを留めるのが老舗鰻店の『八ツ目や にしむら』だ。今も、平日・休日問わず多くの客が訪れ、賑わいを見せている。


その中で出会ったいくつもの忘れられない店に通いながら、いつか興味が飲食の世界へとシフト。
友人の飲食店立ち上げに参加、深夜までピザを焼き、サーヴした。いつか、30歳を過ぎようとしていた。
そんな中、レストランに通ってくれる客や、買出しに行く深夜の青果店で見かける同業者たちの中に、なんとなく気にかかる人たちが目立つようになる。
ちょうど富ヶ谷にオープンしたばかりの『アヒルストア』の齊藤さん、当時の雑誌連載で齊藤さんの対談相手だった『オルガン』の紺野さん。先輩の店で出会った『チニャーレ エノテカ』の東森さん…。
彼らはみんな、自分たちの周りで働く飲食関係者とは、どこか違うムードがあった。
休みに出かけたアメリカ西海岸のバークレーでは、当時話題の頂点だったアリス・ウォータースの『シェ・パニース』へ。
その時、自分の中に混在していた点と点が、1つの線となって繋がった。

そんな中、街の煙草屋さんだった今の物件に遭遇。友人たちの力を借りて、念願のワインバーが生まれた。
何のストレスもなく飲めるワインと同じように、身体も心も温かくしてくれるようなコーヒーも置きたい。
そして、コーヒー1杯、ワイン1杯から立ち寄れる店にしよう。
ワインはイタリアやフランスを中心に、ドイツやオーストリア、国産まで、肩肘を張らずに飲み易いものをチョイス。

徳島県新町のカフェ『14g(ワンフォージー)』でしか飲めなかった『アアルトコーヒー』に不動前で出会えるのも、実は素晴らしいニュースだ。

中には実家の農家で採れた野菜を使ったレシピや、奥さん自家製のメニューもあり、内記さんの優しい人柄とハーモニーを奏でている。

少し足を伸ばして林試の森公園を抜ければ、人気の街武蔵小山もすぐそこだ。
お不動さまと鰻の街不動前に生まれたハートウォーミングなワインバーが、この街の人の流れを少しずつ変えようとしている。

からつきアーモンド&ドライフルーツ 300円
チーズ盛合せ 800円
天草出島のフライドポテト 300円
揚げレンコン 300円
岩手内記家のポテサラ 300円
かみさんの岩中ポークリエット&パン 350円
無添加ソーセージ(サラダ付き)1本 600円/2本 1,000円
グラスワイン 500円~
ハートランド瓶 600円
コーヒー HOT 400円/ICE 450円
自家製ジンジャーエール 450円
本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税抜です。
GRIFFON(グリフォン) Wine and Coffee
〒153-0064 東京都目黒区下目黒3-16-5 シャトレー関根1F火~金 19:00~24:00、 土・日 15:00~24:00
月曜 ※月曜が祝日の場合はOPEN15:00~24:00

この記事の筆者:森一起(ライター/作詞家/ミュージシャン)
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