家の近くに欲しいもののひとつは、おいしいパン屋ではないでしょうか? 東京の下町を代表する谷根千地区の一角、根津はパン屋が長い間なかったのだそう。そこに2018年8月に開店した「根津のパン」が今、人気を集めています。朝から晩までひっきりなしにお客様が訪れるパン屋の人気の秘密とは?
思わず通り過ぎてしまう!?でも焼きたての匂いに釣られて…

「オーナーの希望もあったんですが、建物の外側も内側も、ほとんど手は加えてません。作ったのは、カウンターとパンを並べる棚ぐらいですね」(野口さん)
毎日どころか、日に2回通うお客様も

「根津にパン屋ができたのは久しぶりだそうなんです。みなさん喜んでくれて、1日に2回いらっしゃるお客様もいます」(野口さん)
オープン直後からの混雑ぶりに、トレーでお客様にパンを取っていただく方式をやめ、思い切って対面販売にしたのだそうです。
「混雑すると列ができてしまうというデメリットはありますが、パンについて説明したりコミュニケーションが取れるのが好評みたいです。お客様の声が聞こえるのは良いですよ」(野口さん)
角食やバケットが人気なのは、地域に根付いている証拠

「僕は、元々街のパン屋になりたいと思っていたので、特別なものではない普通の角食やバケットなどが売れるのは嬉しいですね。地域に受け入れられているんだなと実感できます」(野口さん)
自家製酵母のもっちりとした味わいが印象的で食べ飽きないパン

「いろいろなパン屋で働きましたが、みんな自家製酵母を扱うお店でした。だから、自家製酵母を使用していると言うと特別なことみたいに思われますが、僕にとってはごく自然な製法なんです」(野口さん)
お話を伺ったあと、さて今日はどうするか…かなり目移りしたのですが、赤ワインで煮たいちじくが入っている、いちじくとくるみのパン・ライ麦バケット・トマトとモッツァレラ、その他を買って帰りました。お客様の中には、もっと自家製酵母や国産小麦を使っていることをアピールすればいいのに…という方もいるのだとか。でも、ごく当たり前のこととしてパンを毎日淡々と作り続ける野口さんの人柄が表れているような、そんな美味しさがじんわりと口に広がるパンたちでした。
writer / reeeko photo / 根津のパン/reeeko
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