
東京都・調布市の閑静な住宅街に登場したスタイリッシュなスイーツ店
近所においしいケーキ屋があると、それだけで日常がうるおうから不思議だ。おいしいケーキ片手に笑顔で店から出てくる人を見かけるとこちらまで幸せな気持ちになるし、散歩中に焼きたての香りが鼻先をくすぐればほっこりする。それになにより、ちょっぴり心が疲れたときの癒しや、がんばった日のご褒美が目と鼻の先にあるってなんかいい。


「木村さんは、味の組み立て方も経営者としてのセンスもすばらしい、尊敬しているパティシエです。デザイン面においても影響を受けていますね」(佐野さん)。
そう話す佐野さんは、18歳でスイーツの道に足を踏み入れたときには、右も左もわからないどころか「この道で一流になりたい」という野望すらなかった。進学する気はなく、かといって地元で就職も気乗りせず、なんとなく専門学校に入学。しかしほどなくして、他の学生たちのスイーツに対する熱い想いに圧倒されることに。
食材の組み合わせの妙、食感の楽しさ、アルコールとの相性のよさも魅力
しかし、店に出て働くようになってからは日々の作業にも黙々と取り組み、次第に自分らしさを確立。同店で一番人気の「モンブラン」(写真下)は、独創的な見た目でありながら、いざ口に運ぶと豊かに広がるマロンの香りと繊細な食感には驚かされるばかり。


たっぷりの洋酒をブリオッシュ生地にしみこませクリームとともにいただく、フランス伝統菓子の「サバラン」をアレンジしたシリーズも人気だ。リキュールを使った大人向けのサバランだけでなく、お酒が苦手な人やこどもでも楽しめるアルコールフリーのサバランもあるのがうれしい。

対して、アルコールを使っていない「サバラン オランジュ」(写真下)は、果実の爽やかさをダイレクトに堪能できる一品。


ラム酒に漬けたレーズンを使用した「ラムレザン」(写真下)は、スタイリッシュな見た目、ラムの香(かぐわ)しさともに、ドレスアップして楽しみたい甘美な時間にもぴったりだ。



「買って帰る楽しみ」同様、「選ぶ楽しみ」も味わってほしい
「『甘くなくておいしいわ』とはお客様からもよく言われます。自分では甘すぎないことはないと思ってるんですけどね」。そう話しながらはにかんだ笑顔を見せる佐野さんに、今後の展望を尋ねた。すると、「オープンしたてでまだ商品点数が少ないんで、バリエーションを増やして、お客様に選ぶ楽しみを味わってほしいですね」とコメント。焼き菓子のラインナップも充実させていく予定だという。
【メニュー一例】
・モンブラン 463円
・サバラン オランジュ 444円
・サバラン グレープフルーツ 463円
・ラムレザン 509円
・タルト シトロン 444円
・タルト マロン 472円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です。
Patisserie Modeste(パティスリーモデスト)
〒182-0022 東京都調布市国領町3-8-15 くすのきアパート5号棟104042-444-8977
11:00~20:00
不定休

この記事の筆者:松本玲子(ライター/音楽家/ナレーター)
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