
フランス料理の代表格が勢揃い! 2018年12月まで今月のフレンチレストラ「Diners Centenaire」開催
在日フランス商工会議所が誕生して100周年を迎えるメモリアルイヤーを記念して、4月から開催しているイベント「100周年記念ディナー」。
『ミシュランガイド』で一つ星に輝く、世界で唯一のブション『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』




「料理人だった祖父の影響を受け、8歳の頃には料理人になると決めていました」と話すポコさんは、15歳で料理の世界へ入った。母の故郷、ノルマンディ地方のルーアンにあるミシュラン二つ星『ジル』で、ジル・トルナード氏に師事。パリへ渡ると、『ミシュランガイド』常連の掲載店『トゥールダルジャン』や「ホテル・プラザ・アテネ・パリ」をはじめ、MOF(フランス国家最優秀職人章)を受賞した数々のシェフのもとで研鑽を積み、兵役中は、文化大臣付きの料理長として腕を振るった。
『トゥトゥンヌ』にて自身初となる料理長を務めたのち、25歳で来日。料理学校として名高い『ル・コルドン・ブルー 日本校』の講師として活躍後、世界的ホテルチェーン『アコーホテルズグループ・ジャパン』総料理長を経て、2007年に日本で初めてのリヨン人によるブション『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』を開業した。

「今宵のスペシャルディナーでは、リヨンの食の歴史を作った偉大なる女性料理人たちに敬意を表して、受け継がれてきたレシピをアレンジしています。私が学んできたガストロノミーのエレガントさが潜む、伝統の味を感じていただきたい」。ポコさんの愉快な一声に、集まったグルマンたちの期待も膨らむ。
一夜限り! 贅を尽くしたリヨン料理とローヌワインのコラボレーション





「“オマージュ”というテーマの通り、前菜は、女性料理人として世界で初めて『ミシュランガイド』で三つ星に輝いたリヨンのシェフ、ラ・メール・ブラジエのレシピをアレンジしました」とポコさん。濃厚なフォワグラのムースを、甘みがぐんと引き立つまで火入れしたアーティチョークでサンド。さらに、トリュフの香りを含ませたアーティチョークのピューレと、コショウを練り込んだパイ生地のワッフルが添えられる。故郷の巨匠が生み出したアーティチョークにフォワグラを詰めたクラシカルな料理も、彼の腕にかかればプティ・ガトーの盛り合わせに変身する。


湖が多いリヨン近郊・ナンチュアの街で生まれたクネルのソースは、ザリガニで作るのが一般的だが、同店ではオマール海老を使用。ふつふつと揺らぐ鮮やかなオレンジ色のソースをひと口すくうと、凝縮されたエビのうまみに思わず目を見張る。だが、優しさが滲むのはなぜだろう。訊くと、クリストフ家に代々受け継がれる秘伝のレシピにあると言う。
「ラ・メール・モリセットゥは、私の祖母なんです。幼い頃から食べて育った彼女のクネルは、私の大好物! 今では店の看板メニューとして、家族と郷土の愛とともに継承し続けています」。


日本語で喪服を意味するドゥミドゥイユとは、鶏の皮と身の間にトリュフを挟んだ伝統的な料理のこと。オリジナルでは鶏を丸ごと調理するところ、ポコさんは柔らかい食感に仕上げるために、骨や筋を丁寧に処理した鶏肉を使ってゆっくり低温で火入れする。鶏のジュとクリームを煮詰めたソースを絡めてひと口。鶏のだしが舌の上にじゅわ~と溢れて、ソースに散りばめられたトリュフの香りが口いっぱいに膨らむ。




ビターなカカオの香りと、イチゴやチェリーのフレッシュジュースのような濃醇な甘みに惑わされてどんどんワインが進んでいく。

リヨンの食文化を支えた偉大な女性料理人たちへ想いを馳せながら、受け継がれる郷土の恵みを噛み締める夜。ゲストたちは頬を真紅に染めながら、満ち足りた様子で次なるディナーの便りに心を躍らせる。
予約を急げ! 第7回目は、ソバ粉のクレープ“ガレット”専門店『ブレッツカフェ クレープリー表参道店』で開催
さて、次なるスペシャルディナーは、フランス・モンサンミッシェル湾の港町、カンカルで生まれ、フランスに9店舗を構える大人気カフェの日本店となる『ブレッツカフェ クレープリー表参道店』で行われる。ソバと訊くと日本料理をイメージしがちだが、西洋の歴史も深く、ソバの名産地・ブルターニュ地方では、主食として親しまれてきた。エメラルド色の大西洋に囲まれた街発祥の郷土料理「ガレット」や「クレープ」と、もう一つの名産品であるリンゴの微発泡酒「シードル」を味わいながら、秋の夜長を楽しむまたとない機会に足を運んでみてはいかがだろうか。
【在日フランス商工会議所100周年特別企画】
▼詳細はこちら
https://diners-centenaire.jp/
【次回開催店舗・概要】
店名:『ブレッツカフェ クレープリー表参道店』
住所: 東京都渋谷区神宮前3-5-4
電話: 03-3478-7855
日程: 2018年10月17日(水)ディナー
料金: 8,000円(税・お飲物代を含む)
http://www.le-bretagne.com/j/creperies/cave_a_cidre.html
ルグドゥノム・ブション・リヨネ
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-3-7 神楽坂海老屋ビル1・2F050-3313-8007
11:30~15:30(L.O.14:00)、18:00~23:30(L.O.21:30)
月曜・第1火曜・第3火曜

https://r.gnavi.co.jp/3zyu04c40000/
この記事の筆者:dressing編集部
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