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餃子大好き芸人も惚れ込んだ! 渋谷の超名店『喜楽』、芳ばしい「焼き餃子」がうますぎる

時刻(time):2018-09-27 18:15源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
どうも、料理芸人のクック井上。です! 春夏秋冬、年がら年中、365日…、いつでもどこでも餃子のことで頭がいっぱい、料理芸人のクック井上。です! 僕が皆様にオススメしたい餃子の魅力をお伝えする当コラム。 今回は、東京・渋谷が舞台。以前、渋谷センター街にある町中華『兆楽』の餃子をご紹介しましたが、渋谷には、まだまだオススメしたい餃子があるんです。
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どうも、料理芸人のクック井上。です!

春夏秋冬、年がら年中、365日…、いつでもどこでも餃子のことで頭がいっぱい、料理芸人のクック井上。です! 僕が皆様にオススメしたい餃子の魅力をお伝えする当コラム。

今回は、東京・渋谷が舞台。以前、渋谷センター街にある町中華『兆楽』の餃子をご紹介しましたが、渋谷には、まだまだオススメしたい餃子があるんです。

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65年以上の歴史を持つ、渋谷の名店中の名店! 百軒店『喜楽』

やってきたのは、道玄坂を少し上った「百軒店(ひゃっけんだな)」。ここは昭和40(1970)年代前半頃まで、渋谷一の繁華街として栄えたエリアです。当時は映画館がいくつもあったそうで、その名の通り、深夜まで沢山の飲み屋さんが営業していたとか。

今は昔ほどの賑わいはないものの、おしゃべり禁止の『名曲喫茶ライオン』やストリップ劇場『道頓堀劇場』などが、当時のまま「百軒店」に残っています。古き良き時代の渋谷の名残ですね。

そして、こちらも古き良き時代の渋谷の名残と言っていいでしょう。

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昭和27(1952)年創業、65年以上の歴史を誇る老舗町中華『喜楽(きらく)』。ラーメンは、カップラーメンとしても発売されている、渋谷の名店中の名店です。

先ほど“古き良き時代の渋谷の名残”と申しましたが、今も大人気!
平日の昼間には行列ができるほどで、夕方前の中途半端な時間でも、客足が絶えることはありません。取材ロケの日も、15時でこの盛況ぶり(写真下)。

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店内は、1階がカウンター席で、2階がテーブル席。ランチ時や夕食時は大変混み合うため、テーブル席は相席になることも。
ですが、隣の人が何を注文しているか、チラリと見えるのも楽しみで、そのおかげで1個多めに注文しちゃうことも多々です(笑)。

ほんのりとニンニクのいい香りがする「焼き餃子」でビールが進む!

さてさて、お店紹介はこのくらいにして、お目当ての焼き餃子のおいしさの秘密をリサーチするとしましょう。まずは厨房にお邪魔して、鉄板を激写!

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なんと美しいお姿。1個の長さが約10cmとやや大きめの餃子に、ひだがほぼ等間隔に10個。これが、1個1個お店で手包みだっていうんだから、恐れ入ります。これぞ職人技!

ここに、水分をザーッと流し込み、蒸し焼きにしていきます。

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▲キタキタキタ…

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▲キターーーーー!

見るからに食欲をそそる香ばしさ。自然と笑みがこぼれてしまう、美しい焼き目です。そして、まだ口に入れていないのに、ほんのりとニンニクのいい香りが鼻を刺激し、早くも食欲とビール欲が爆発です。

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いっ、いっ、いっただきまーす♪

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「お、お前、いいパンチ持ってんじゃねーか!」と表現したくなるような男味。とはいえ、ショウガも入っているので爽やかさも持ち合わせています。そして、野菜とお肉がほぼ半々なので重くもない。味も餡の配合も“女子も大好きな男味”といったところでしょうか。最高です。

ところで、餃子といえば餡に使う野菜について「キャベツ派か? 白菜派か?」で意見が分かれるところですが、こちらはキャベツと白菜をどちらも使っているそう。確かに、かすかなシャキッと感も見え隠れしながら、とても滑らかな舌触り。

この餡の配合の秘密を、『喜楽』2代目店主の林茂夫さんにお伺いしてみました。

「以前は、野菜のシャキシャキ感を残していました。でも今は、柔らかいほうがお客さんに好まれるんです。だからその時代の趣向に合わせ、餃子の味も変化させています」とのこと。“古き良き”だけじゃない、“今”を大事にしているお店だからこそ、65年以上も愛されているんだと気づかされました。

そんな話を聞いた上でもうひと口食べて、ビールをグビっと。そりゃ、こんな幸せな表情にもなりますわ。

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▲至福のひととき♪

そうそう、仕事終わりや休日なら、ビール片手に餃子を楽しみたいところですが、ご飯にもめちゃめちゃ合うので、お腹が減っている時はご飯がセットになった「餃子ライス」もオススメです。

餃子のサイズが大きめなのでふた口で食べるのがいいかな。タレをつけたら、一度ご飯にワンバンさせて餃子をガブっ。そして、すかさず酢醤油が染みたご飯をパクり! ランチなら「嗚呼、この餃子のおかげで、午後も頑張れる!」と、夜なら「この餃子のために、今日1日頑張ってきた!」と思えるはずです。

『喜楽』一番人気のメニューは、腹持ちがいい「もやしワンタン麺」!

さて、餃子とビールを満喫したところで、『喜楽』の更なる人気メニューも紹介しましょう!

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『喜楽』の人気メニューといえば「もやしワンタン麺」。普通の中華麺よりもワンタン麺のほうが人気なんですって。林さんによれば、多い時で注文の7~8割は「もやしワンタン麺」とのこと。

ということで、オーダーしちゃおうかな!(おいしいからまだまだイケる♪)
再び、厨房にお邪魔します。

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スープは、豚と鶏を7~8時間じっくり煮込んだだしがベース。オーソドックスながらも、奥行きのある醤油味。そしてこのスープ、時間が経ってもアツアツのまま食べられるように一面に薄く油が浮いています。スープの温度が下がらないのは有り難いですね。

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麺は、中太よりやや太めで、生パスタのようなモチモチした食感。昔はもう少し平たい麺だったそうですが、現在は丸みを帯びた形状の麺です。餃子の餡を時代によって変化させているとのことでしたが、麺にも歴史ありです。

さて、麺があがったところでトッピング用の野菜炒めがお出まし!

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写真を見ているだけでも、心地よい音と芳ばしい香りがするでしょ?
十分に炒められた野菜を麺の上にザザっと、そして茹でたワンタンを乗せて「もやしワンタン麺」の完成!

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こちら、台湾のラーメンをもとにした『喜楽』オリジナルのメニュー。『喜楽』創業者、林さんのお父様が台湾出身だったことから、メニューに台湾の要素がちょいちょい入っているんですって。

あったかいうちにいただきまーす。

まずはスープ…、お、奥深い! そして野菜と麺を同時に持ち上げズズズっとすする。すると、野菜のシャキシャキと麺のモチモチのコントラストが最高。野菜は炒めているので、コクと食べごたえがあってたまりません。

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そして、厚めの皮と肉々しい挽き肉の食感があるワンタン、豚肉の甘みが感じられます。もちろん、こちらも自家製。
最高だ、最高すぎる。こんなメニューが65年以上前から供されているなんて素敵! と思ったら、元々はメニューになかったんだとか。詳しく聞いてみることに。

「35年ほど前にメニュー化しました。当時はもやし麺にワンタンを入れるメニューはなかったんですが、常連さんから作ってほしいという要望があったんです」と林さん。

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野菜もワンタンも入ったラーメンを要望した常連さんは、当時の渋谷の若者かな? それとも、バブル期少し手前のイケイケサラリーマンかな? おそらく、今よりも血気盛んで元気ハツラツな人が溢れていた時代に生まれた、このオールインワン欲張りメニュー。
麺も、野菜炒めも、ワンタンも絶品ですが、それを引き立てるスープにこそ、最大の魅力が隠されています。

ラーメンスープの決め手、いや、『喜楽』の象徴といっても過言ではない具材、「揚げネギ」についてご紹介しましょう。

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▲こちらが『喜楽』特製の「揚げネギ」

揚げネギとは、台湾のネギ(日本でいう赤タマネギ)を使用し、ネギを1度揚げてから乾燥させ、さらに油などを加えたもの。揚げネギを入れることで、芳ばしさやうまみが、グーンとUP!

麺の上にトッピングされているだけと思いきや、スープにも隠し味として入れているそうです。揚げネギの二重奏で、味の奥行きが演出されていたんですね。どうりで味が奥深かったわけだ…

ここはきちんと、感謝を伝えましょう。
「もやしワンタン麺」を誕生させるきっかけになった、要望してくれた常連さん、本当にありがとう御座います。そして、柔軟に対応し、最高の一杯に仕上げてくださった『喜楽』さん、心からありがとう御座います!

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▲お腹に余裕があれば、「餃子」だけでなく、ぜひ「もやしワンタン麺」も!

「餃子」、「もやしワンタン麺」とご紹介してきましたが、そのほか、『喜楽』では「炒飯(チャーハン)」も人気メニュー。毎日早い時間に売り切れてしまうそうなので、食べられたらラッキー!

ただし、どのメニューもボリューム満点なので、「餃子」、「ラーメン」、「炒飯」を1人で平らげるのは至難の業。フードファイターでもない方は、複数人で来店して、数種類をシェアするのがオススメですよ。

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▲最後は、林さんとパシャリ!

いやー、お腹いっぱい。そして胸もいっぱい。身も心も舌も脳みそも、頭のてっぺんから爪の先まで、全身の細胞が喜んでいるし楽しんでいる、と感じる取材ロケでした。

先代の味を引き継ぎつつ、時代に合わせた調理・味付けで65年。2代目の林さんも、幼稚園の頃からずっとお店にいて、目で耳で鼻で舌で、先代の味を覚えたそうです。恐れ入ります。

ちなみに、向かいのストリップ劇場『道頓堀劇場』への出前などにも、しっかり一緒についていってたんだとか。ちょ、ちょっと! そこは覚えなくていいところでしょ(笑) 古き良き大らかな時代の役得ですな。

おいしいだけでなくボリュームも満点。渋谷を支えてきた名店にぜひ!

そんなこんなで今回も、お店の歴史やメニューの歴史、たくさんの知られざるエピソードをお伺いすることができました。そして食べみて、改めて料理のクオリティの高さに脱帽。

65年以上も、お客さんが“喜び”そして“楽しい”食事ができるのは、その時代に合わせた料理の作り方、お客さんの要望にも柔軟に対応する姿勢があってのことなんですね。店名に偽りなし、お店の姿勢そのもの! 

再開発の真っ只中にある渋谷、新たな一面がクローズアップされがちですが、古き良き渋谷の象徴『喜楽』には絶対に来ないと! まだ訪れたことのない方は「百聞は一見に如かず」、百軒店の『喜楽』で、“喜び”そして“楽しい”食事を体感して欲しいです。

撮影:佐々木雅久

【メニュー】
焼餃子 500円
もやしワンタン麺 950円
ビール 500円
※価格はすべて税込

喜楽

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-17-6
03-3461-2032
11:30~20:30
水曜
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https://r.gnavi.co.jp/dk0r9vd20000/

この記事の筆者:クック井上。(料理芸人)(フードコーディネーター/野菜ソムリエ/食育・BBQインストラクター)


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