
あの食感と味に仕上げるためには、さぞ煮込みに時間がかかるのではと思いきや…実は、“炊飯器”を使えば、家庭でもすごく簡単にできてしまうのだ!
肉の選び方:とろとろチャーシュー=豚バラ肉が最適!

その豚バラ肉だが、赤身と脂身の割合が2:1程度のものを選ぶと、赤身のほど良い食感と肉のうまみはしっかり感じつつ、脂身のとろとろ感も味わえるチャーシューに仕上がる。
ということで、今回は豚バラ肉を使ったチャーシューレシピを紹介する。
家庭でも簡単に作る方法があるのなら、試してみたくなるのは当然! さっそく挑戦してみよう。
炊飯器で作る!「絶品とろとろチャーシュー」の作り方

おいしさのポイントは、炊飯器にかける前に豚バラ塊肉の表面をフライパンで焼き付けること。表面の余分な脂を落とすと、芳ばしさが加わり味に深みが増すからだ。
煮汁の調味料の黄金比は、醬油:水:酒:甘味料=4:2:2:1と覚えてほしい。甘さ控えめな甘辛味で豚肉のおいしさが引き立つ配合だ。
それではレシピを見ていこう。

材料(2~3人分)
・ニンジン … 1/3本・タマネギ … 1/4個
・ニンニク … 2かけ
・ショウガ … 1/2かけ
・ネギの青い部分 … 1本分
・豚バラ塊肉(さほど厚みがなく細長いものが扱いやすい) … 300g
・[A]醤油 … 200cc
・[A]水 … 100cc
・[A]酒 … 100cc
・[A]きび砂糖(なければ砂糖) … 30cc(大さじ2)
・[A]ハチミツ … 20cc(小さじ4)
作り方(調理時間:90分)





豚バラ肉はぎゅっと丸めるようにしながら巻き込み、表面をタコ糸で巻きつけて成形することで、肉と脂身のバランスがよくなって食感がよくなる。また、形も美しく仕上がる。



写真上のようにカットしたクッキングシートで落し蓋をすることで、豚バラ肉全体に味をいきわたらせることができる。

〈ポイント〉
豚バラ肉の上下を返すことで、全体に味を染み込ませることができる。


肉の種類で仕上がりは変わる!? 豚バラ肉以外の塊肉で作った場合は?
チャーシューは、使用する豚肉の部位によって仕上がりが全く異なる。上記のレシピを「豚肩ロース」「豚モモ肉」「豚ロース肉」に代えて作った場合の特徴を紹介するので、自分好みの仕上がりから部位を選んでもいいだろう。<豚肩ロース肉>
脂身が肉全体に程よくあり、しかも赤身が多めなので、豚バラ肉よりしっかりした食感に仕上がる。
煮ると形が崩れやすいのでタコ糸で巻くか、ネットをかけた方がよい。
<豚モモ肉>
脂身が少なく肉質が固いため、チャーシューにすると、豚バラ肉よりもしっとり感には欠けるが、歯ごたえがよく、より肉のうまみを感じられる。脂身が苦手な人にオススメ。
炊飯器を使う場合は短時間で仕上がるので、タコ糸やネットをかけなくても型崩れしないので必要ない。
<豚ロース肉>
脂身が全体に程よくのった豚ロース肉を選ぶと、炊飯器を使うことにより短時間で仕上がるため肉がパサつくことがなく、ローストポークのようにしっとりと仕上がる。また豚ロース肉の特徴である脂身の甘みも堪能することができ、リッチな味わいのチャーシューになる。
豚モモ肉同様炊飯器を使う場合は、タコ糸やネットをかけなくても型崩れしないので必要ない。

レシピ⑦で取り出した野菜は、たれで味付けされる反面、野菜の味は全てたれににじみ出るため、塩気が強い。通常は捨てるものではあるが、もしリメイクするとしたら、細かく刻んで米と一緒に炊き込みご飯にするという方法はある。
残ったたれは、チャーシュー丼やチャーハン、炊き込みご飯、煮卵、照り焼きなどの味付けに使える。うまみを含んだ残りだれは余すことなく活用しよう。
▼「豚塊肉」の関連人気レシピ
・調味料の黄金比「1:1:2」を発見!コク旨ジューシーな「煮豚」の簡単レシピ・うまみじんわり「自家製ボイルハム」の絶品レシピ
・フライパンで作る自家製ベーコンの作り方と簡単アレンジレシピ
【レシピ制作者プロフィール】
料理研究家/調理師 滝野千鶴
東京生まれ。物心ついたときからの料理好きで、料理をする母親をみて調理のコツを学び、独学で調理師の免許を取得。 その後、料理教室でフランス料理、イタリア料理などを学ぶ。また、子供が食物アレルギーを持っているため、子供の体質改善を目指して発酵料理についても学ぶ。
「大切な人にほっとしてもらえる料理」をモットーに、現在は食のコンテンツ企画制作会社フードクリエイティブファクトリーでレシピ開発や執筆などを行っている。
【調理・撮影】
フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/fcf_staff?lang=ja
Instagram:https://www.instagram.com/foodcreativefactory/
この記事の筆者:dressing編集部
【Not Sponsored 記事】